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仲間由紀恵 仲間由紀恵

仲間由紀恵俳優なかまゆきえ

1979年、沖縄県出身。95年ドラマデビュー。以後、テレビ、映画、CMなどで幅広く活躍。主な出演作に、ドラマ『トリック』『ごくせん』『相棒』シリーズ、映画『大奥』『私は貝になりたい』『劇場版テンペスト3D』、舞台「放浪記」など。NHKでは、大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』『功名が辻』、連続テレビ小説『花子とアン』、『ハルとナツ〜届かなかった手紙』などに出演し、紅白歌合戦の司会を4度務める。連続テレビ小説『ちむどんどん』では、ヒロイン一家のおおらかな母親・優子を演じる。

大河ドラマ 功名が辻(2006)

千代役

大河ドラマ 功名が辻

インタビュー

 山内一豊の妻・千代を演じさせていただきましたが、撮影がスタートしてしばらくは緊張が抜けなかったことを覚えています。大河ドラマの主演という大役に「頑張らなくては!」という思いが強かったのだと思います。そんな中、一豊役の上川隆也さんがお芝居のことはもとより、スタッフやキャストのみなさんと距離を縮める手助けなど、さまざまな形でサポートしてくださいました。
 役のうえでは千代が一豊を支える立場なのですが(笑)、実際は舞台や時代劇なども数多く経験されている先輩の上川さんにフォローしていただいたんです。1年という長い作品、スタッフもキャストも家族のような絆を作りながら撮影することができました。

一国一城の主を目指す山内一豊(上川隆也)
一豊を支える妻・千代

 演じる上で少しだけ気楽だったのは、大石静さんの脚本にある千代がとてもチャーミングな女性だったこと。内助の功で知られる“しっかり者”というより、失敗やとんでもないこともしてしまう不器用さも描かれていました。未熟でも弾けるような明るさでさまざまな試練に立ち向かい、乗り越えて成長していく。その力強さに感心もしたし、「えいっ」という気分で楽しみながら演じさせていただくことができました。

夫のために、馬を買う金を用立てる有名な逸話も

 一豊と支え合い共に功名を勝ち取った歳月、千代として長い時代を生きてきたので撮影が終わった時には一気に老け込んだような気分でした。スタッフ、キャストのみなさんとの長い旅は生活の一部でもあり、明日からどうしようと一抹の寂しさを覚えたことも懐かしい思い出です。

BS時代劇 テンペスト(2011)

真鶴/孫寧温役

BS時代劇 テンペスト

インタビュー

 19世紀の琉球王国で祖国を救うために奔走するという役でしたが、素性を隠して王府に登った人物なので真鶴(まづる)と官吏の孫寧温(そんねいおん)という女性と男性2つの顔を持つ人物を演じさせていただきました。

真鶴 のちに側室として王宮に入る
孫寧温 有能な官吏として琉球王国に仕える

 とても感慨深かったのは首里城での撮影です。私は子どもの頃から琉球舞踊を習っていたので、当時の役人や女性たちの着物で踊る演目は数多く目にしていました。それが、あの真っ青な沖縄の空に映える美しい首里城で、踊りではなく実際の物語として人々が行き来している。当時の王宮にいた位の高い人たち、大奥のような女性だけの場所である御内原(うーちばら)で生活する女性たち、それぞれが衣装を身につけて動いているのですから感動的でした。

琉球王国の城・首里城
王に仕える女性たちが暮らす御内原

 寧温は権力争いに巻き込まれたり謀反の疑いで流刑されたり波乱万丈の人生でしたが、龍が登場したり神様や勾玉(まがたま)に守られたりと楽しいエピソードも数々ありました。

真鶴/孫寧温は龍に守護されている

 琉球を守るために英米艦隊の艦長と交渉するシーンでは英語のセリフもあり、出番も多かったのでとても大変でしたが、貴重な経験ができたと思っています。

琉球を守るため、アメリカ艦隊ペリー提督と交渉する

土曜ドラマ 島の先生(2013)

夏村千尋役

土曜ドラマ 島の先生

本作は鹿児島県の架空の離島・美宝島の学校が取り入れている山村留学制度を主軸に、留学生たちや教師、島の人々とのふれあいを描いた作品。仲間さんは村唯一の学校である美宝小中学校の教師・夏村千尋役で主演した。

舞台が離島のため、撮影は南の島での長期ロケを敢行。仲間さんはそのときを振り返り「私は沖縄出身ですが、こんなに長期間島に滞在したのは久しぶりでした。島の自然に癒やされて、力むことなく役に集中できましたね」と思わず笑顔に。「千尋は自身も母親とソリが合わずに、山村留学第1期生として島で生活していた過去があります。そんな千尋と生徒たちが真剣に向き合って変わっていく姿はもちろんのこと、景色もとても美しいので心穏かに島にいるような感覚を味わっていただければうれしいです」。

原作:荒井修子

連続テレビ小説 花子とアン(2014)

葉山蓮子(はやまれんこ)役

連続テレビ小説 花子とアン

インタビュー

 ヒロイン・花子(吉高由里子)の女学校時代からの親友で後に歌人・白蓮(びゃくれん)として注目を集めた葉山蓮子という女性を演じさせていただきました。蓮子は伯爵家に生まれ育ったお嬢様なので、女学校でもどこか高飛車で周囲とは少し違う存在感を醸し出しています。そんな蓮子をどんなふうに表現したらいいのか、それを考えるのも撮影が始まったころの楽しみでした。

黒塗りの車から降りてくる伯爵家のお嬢様・蓮子

 また花子とかけがえのない親友になっていく過程もよかったですね。最初はきつく辛く当たっていたのが、少しずつ心を通わせていく。花子と蓮子が笑いながら坂道を駆け下りていくなど、ふたりが仲良くなっていく様が生き生きと描かれていて演じていても楽しくて大好きなシーンでした。

花子(吉高由里子)と手をつないで笑いながら坂道を駆け下りる

 九州の石炭王・嘉納伝助との結婚は蓮子にとっては不本意なものだったと思います。伝助の一方的な物言いや態度が受け入れがたかった。その一方で溝を埋められたらという思いもどこかにあったような気もします。伝助もまた最終的には自分のもとを飛び出した蓮子を気持ちよく送り出してくれた。そこに愛情も感じます。伝助役の吉田鋼太郎さんは、そこにいらっしゃるだけで存在感のすごさが際立つ方。一緒にお芝居をしていてもアドリブもあり、気の抜けない相手役であり大先輩でした(笑)。

伝助(吉田鋼太郎)から蓮子の顔と身分に一目惚れをしたと告白される

 運命的な出会いをした宮本龍一との駆け落ちシーンは「燃えるような恋をしたい」と言っていた蓮子らしい映像になりました。監督から「セリフはなく歌だけで見せます」という指示をいただき、美輪明宏さんが歌う「愛の賛歌」をBGMに龍一のもとへ走って行く間、気持ちをどんどん高めていくお芝居を作っていきました。龍一役の中島歩さんも一生懸命考えてくださり、ラストでようやく出会ったシーンはドラマチックなものになったと思います。監督が本当に熱を込めて演出されていて、私たちもそれに応えようと熱く演じることができました。

駆け落ちした龍一(中島歩)と抱きしめ合う

ドラマ10 美女と男子(2015)

沢渡一子役

ドラマ10 美女と男子

インタビュー

 私が演じた一子は、IT起業のキャリアウーマンだったのに突然系列の芸能プロダクションに左遷されてしまった女性。仕事は出来るけど人望がない、とんでもない人という印象でした。でも自分がスカウトしたフリーターの向坂遼(町田啓太)を必ずスターにするという“念”にも似た思いで一生懸命に頑張っていく。最初はけっして名マネージャーというわけではなく、むしろ出来ないマネージャーが遼と二人三脚で走っていく。その一途さはすごいなと思いました。

仕事はできるが思いやりがないキャリアウーマン・一子

 それまで縁のなかった芸能界という世界、それもそれほど活発に動いていない「ひのでプロモーション」という事務所に所属して、一から電話をかけたり挨拶まわりをするところからのスタート。チャンスを作るために走りまわり方々で頭を下げる。さらにチャンスをものにするために遼に努力してもらう。目の前のことから先々のことまでフォローし先まわりをする。そういえば私も10代のころ、当時のマネージャーさんに連れられて何軒か新人としての挨拶まわりをさせていただいたことを思い出しました。一子を演じてみてマネージャーって本当に大変な仕事をする人だなと改めて思いました。

マネージャーとして遼(町田啓太)のために頭を下げる

 遼を演じた町田啓太さんとは『花子とアン』以来の共演。とても人が良くて思いやりのある方です。ひのでプロのメンバーとは高橋ジョージさんをはじめ、いまだにグループLINEでやりとりをしています。それぞれが相手を思いやるという役割があったのですが、役を離れても同じような感じで絆を強めていくことができました。

一子は会社をやめて芸能界で生きていくことを決める

 演じていてハードだったのは一子のプライベートの部分。離婚してシングルマザーになり仕事と家庭を両立させていく。その頑張っていく姿は大変ではあるけれど、同じような環境にある方たちの共感をいただけたのかなとも思っています。

離婚後も息子の一臣(かずおみ/大西利空)の存在に救われる

連続テレビ小説 ちむどんどん(2022)

比嘉優子役

連続テレビ小説 ちむどんどん

インタビュー

 『ちむどんどん』に出演させていただくのは本当に楽しみでした。沖縄を舞台に4人の子どもたちを一生懸命に育てるお母さんという、これまで演じたことのない役どころが新鮮でした。

困った人を見ると放ってはおけない心優しい母親・優子

 もちろん4人の子どもを育てたことはないのですが(笑)、優しくておおらかで子どもたちの成長を楽しみながら過ごしている女性ではないかとイマジネーションをふくらませました。

優子は沖縄北部の山が多い地域で4兄妹を育てる

 一家が暮らすのは自然が豊かなやんばる地域、それも本当に森の中に住んでいるような家族ですから、子どもたちにのびのびと育ってほしいと見守っている。優子も夫の賢三さんも戦争を体験しているので、そのことは心にとどめながらも前向きで明るく、そして強くて素敵なお母さんでありたいと思いながら撮影に臨んでいます。

いつも優子のそばで支える夫・賢三(大森南朋)

 ヒロインの暢子(のぶこ)をはじめ、やんばるの森で元気いっぱいに育っている子どもたちはみな個性豊かです。天真爛漫でうそが大嫌い、いつも自分の気持ちに素直でいられる強さを持った暢子。やんちゃで周りを心配させるトラブルメーカー的なところがあるけれど、不思議と皆から愛される長男の賢秀(けんしゅう)。長女の良子(りょうこ)は責任感の強い頑張り屋さん、いろんなことに興味を抱きながら懸命に優しく明るく生きる末っ子の歌子。最初のころ家族の中でちょっとした事件が起きるのですが、そこでの一喜一憂がとても微笑ましいんです。一生懸命に生きている家族を象徴的に表す出来事になっていて、そんな家族と暮らす何気ない日常を描いたシーンが大好きです。

育てていた豚の命をいただくことに、子どもたちは改めて感謝する

 いまはコロナ禍もあり、人とのつながりが希薄になってしまったり、家族の在り方も昔とは変わってきているようなところもあるかと思います。そんな時、やんばるの森でのびのびと暮らす子どもたちや家族を見て、懐かしさを感じたり、温かな気持ちになっていただけたら嬉しいです。

賢三の唄三線で家族や友人が踊り、ゆったりとした時間が流れる
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