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渡辺淳一 渡辺淳一

渡辺淳一作家わたなべ じゅんいち

医者から転身し、男女の愛を大胆に描く作風で人気となったベストセラー作家。『失楽園』や『鈍感力』など、作品名は流行語にもなり、時代を浮き彫りにした。
昭和8年、北海道生まれ。渡辺文学の原点となったのは、高校時代に経験した初恋の相手だった同級生の死だった。このとき経験したむなしさは、詩や短歌の創作などの文学の世界へ導いていった。高校卒業後は医学の道を志す。札幌医科大を卒業し、整形外科医として働く傍ら、同人誌などに小説も発表していた。転機となったのは、34才のときに、札幌医科大学で行われた日本初の心臓移植だった。脳死判定や手術の必要性に疑問を感じた渡辺は、雑誌や小説で批判。これが原因となり、病院を辞職し、専業作家となることを決意する。
北海道に家族を置いて一人で上京し、執筆活動に専念する。36才のとき、医師の判断で大きく変わっていく患者の人生を描いた『光と影』で、直木賞を受賞した。医療ものや伝記などを得意としていたが、次第に男女の愛をテーマにするようになる。49才のとき、不倫の愛と悦楽を描いた『ひとひらの雪』で新たな渡辺文学を作りあげ、ベストセラーを記録した。その後も、『失楽園』『愛の流刑地』など男女の激しい愛と性を描いた話題作を次々と生み出した。晩年になっても、高齢者施設で繰り広げられる恋愛模様を描いた小説や、定年後世代の恋愛を応援するエッセイなど、男と女の関係について書き続けた。
論理で割り切れない欲望や感情を真正面から見つめ、人間の本性を探求した渡辺が、情熱的な愛の物語に込めた思いを語る。

あの人に会いたい

人間ですてきだと思うのは 煩悩があるから 煩悩があって 迷いがあって 悟りなんて永遠に来ない気がする

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