宇品線

広島の復興に貢献した路線
  • 広島県
  • 主な撮影地:広島市南区
広島市の広島駅から南下し宇品駅までを結んでいた全長5.9kmの路線です。日清戦争の人員・物資輸送のための軍事専用線として敷設されました。以後、宇品港から戦争に出征する兵士や物資の輸送を担いました。戦後は被災者を港まで運ぶ役割のほか、原爆で壊滅した官庁が宇品線沿線に移ったため、通勤・通学路線として活躍、広島の復興に貢献しました。しかし、路面電車やバスとの利便性の差が大きくなり客足が減少、昭和41年(1966)に上大河―宇品間が廃止されました。昭和45年度には国鉄赤字ワースト1の路線に陥り、昭和47年(1972)3月31日をもって広島―上大河間も廃止され、国鉄線としては使命を終えました。その後は宇品四者協定線として通運業者4社が貨物線として使用していましたが、昭和61年(1986)廃止されました。

(この動画は、2010年に放送したものです。)