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番組名番組名: [証言記録 兵士たちの戦争]華北・ゲリラ掃討戦 敵は民の中にありて見えず ~島根県・歩兵第163連隊~
戦地戦地: 中華民国(華北平原、北坦村)  放送日放送日: 2010年12月25日

チャプター

[1]1 チャプター1 広大な地域の治安維持  04:52
[2]2 チャプター2 占領地を守れ  04:20
[3]3 チャプター3 うまくいかない掃討作戦  02:13
[4]4 チャプター4 八路軍と住民達  03:36
[5]5 チャプター5 囚籠作戦と遮断壕  01:37
[6]6 チャプター6 治安戦の激化  01:43
[7]7 チャプター7 住民への蛮行  04:30
[8]8 チャプター8 捕虜の虐待  02:31
[9]9 チャプター9 北坦村の掃討(一)  08:28
[10]10 チャプター10 北坦村の掃討(二)  03:13
[11]11 チャプター11 老河口作戦  05:52

チャプター

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放送日放送日: 2010年12月25日

番組内容番組内容

1937年(昭和12年)、日中戦争勃発。日本軍は、蒋介石率いる中国国民政府を相手に開戦当初から連戦連勝を重ねた。しかし、急速に拡大する占領地が大きな問題をもたらした。中国北部に広がる華北平原は日本列島とほぼ同じ面積で、日本軍は兵力が足りないため都市部と輸送路だけを維持する、いわゆる「点と線の支配」しかできなかったのだ。

島根県松江市で編成された歩兵第163連隊や岡山の歩兵第110連隊に課された任務は、この広大な地域の治安維持だった。しかし、この地域に浸透してきた中国共産党の軍隊、八路軍(はちろぐん)は小規模な日本軍部隊をねらった待ち伏せ攻撃や、監視塔守備隊への襲撃などゲリラ戦を展開。日本軍が八路軍の動きをつかみ部隊を向かわせても、八路軍は地下に張り巡らせた通路から脱出するなど捕捉は困難だった。

昭和17年5月、華北平原北部、北坦村の戦いでは、地下壕に逃げ込んだ八路軍兵士や住民をいぶり出すために、日本軍は毒ガス兵器「あか筒」を使用した。吐き気やくしゃみを引き起こすあか筒は戦場で敵の戦意を奪うために使われるもので、通常は死をもたらすことはないが、大量に吸うと呼吸困難を引き起こすため、地下壕などの閉鎖空間で使うと、死に到る可能性があった。日本軍の報告書は北坦村での八路軍側の死者を300名と記録しているが、中国側では死者の数を500名から800名としており、正確な数は現在も分かっていない。

太平洋戦争終盤、急速に悪化する戦況の中で、部隊は米軍から武器・弾薬の援助を受けた中国国民党の軍隊と対峙。揚子江の北部で展開された老河口作戦で火力に勝る中国軍の猛攻を受け、将兵は命を落としていった。

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中華民国(華北平原、北坦村)

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