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番組名番組名: [証言記録 兵士たちの戦争]中国華北 占領地の治安戦 ~独立混成第4旅団~
戦地戦地: 中華民国(山西省) 日本(沖縄)  放送日放送日: 2011年12月10日

チャプター

[1]1 チャプター1 沖縄と中国、2つの戦場の記憶  04:05
[2]2 チャプター2 八路軍の根拠地・山西省  03:31
[3]3 チャプター3 治安維持という困難な任務  03:34
[4]4 チャプター4 百団大戦~刺突訓練  04:15
[5]5 チャプター5 燼滅作戦~軍民雑居の戦場  06:11
[6]6 チャプター6 軍紀の崩壊  06:52
[7]7 チャプター7 山西省のその後  03:35
[8]8 チャプター8 沖縄戦  03:24
[9]9 チャプター9 なぜ語るのか?  07:29

チャプター

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放送日放送日: 2011年12月10日

番組内容番組内容

昭和12年(1937年)、日中戦争勃発。独立混成第四旅団は、開戦翌年の昭和13年に編成され、日本軍が占領した山西省に派遣され治安維持にあたった。

日本軍に対し、山西省では中国共産党の軍隊・八路軍が山などの地形を巧みに利用したゲリラ戦を展開。宣伝工作によって住民を次々と味方につけていた。日本軍が確保できたのは、資源を運ぶ鉄道と拠点となる町や村だけだった。限られた兵力で広大な地域を支配するため、日本軍は部隊を少人数に分散させ「分遣隊」として配置した。こうした分遣隊は、わずか十数人で8キロ四方を受け持つ場合もあった。

昭和15年8月、八路軍は大兵力を動員し日本軍に対し一斉攻撃を行い、複数の鉄道や拠点を同時に奇襲した。中国側が百団大戦(ひゃくだんたいせん)と呼ぶこの攻撃に対し、日本軍は大規模な八路軍掃討作戦を発動。独立混成第4旅団は「根拠地となる敵性部落の焼却や、敵性ありと認めた一部の住民の殺害もやむを得ない」とする命令を下した。八路軍兵士と住民が混在する戦場で日本軍の将兵は経験したことのない困難な戦いを強いられていく。また戦争が長期化する中で、一部の将兵の間で軍紀の乱れが目立つようになる。司令部は軍紀の徹底を再三にわたり指示したが、広大な地域に分散配置された部隊の末端にまで徹底することは困難だった。

昭和18年、独立混成第4旅団は一部の兵を除いて第62師団に編成替えをし、昭和19年の京漢作戦に参加した後、沖縄に向かう。昭和20年4月、沖縄本島に上陸した米軍と最前線で戦い、将兵の9割が命を落とした。

山西省に残った将兵の一部は中国の内戦に巻き込まれ、昭和20年8月の終戦後も八路軍と戦い続けた。昭和24年までに550名余が命を落とし、700人以上が捕虜となった。

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