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タイトル 日本ニュース 第214号
公開日 1944年(昭和19年)7月6日 ニュース映像について

チャプター

[1] チャプター1 長沙攻略  02:32
[2] チャプター2 緬印(ビルマ・インド)戦線  05:19

再生テキスト

 先の河南作戦によって、重慶第1戦区を壊滅せしめ、第8戦区を強圧せる我が精鋭に呼応して、中支那(シナ)方面の我が部隊は、重慶第6戦区、第9戦区に対し、一斉に行動を開始。6月18日、敵重慶の正面玄関、長沙、陥落。必要とあらば皇軍の進撃はあらゆる困難をおかしてたゆむことなく、あたかも引き綱をたぐって敵前に渡河するごとく、長沙へ、長沙へ。6月18日、精鋭部隊陸続と長沙に集まる。
この時、我が航空部隊は在支アメリカ空軍の蠢動(しゅんどう)を抑えて許さず、暁の大陸に制空の陣を張る。かくて、同地域に点在する敵航空基地を一挙に後退せしめ、敵反攻、本土空襲の死命を制す。
眼下に見える長沙陥落して、敵軍の戦力は計り知るべく、湖南の沃野(よくや)を失って、重慶の食糧難は、まさに飢餓の名に値するであろう。

 敵イギリス第4軍主力をインパール盆地へ追い込み、じりじりとその包囲環を締め上げている皇軍。この鉄環(てっかん)から、敵は第4軍を救出せんものと、補給路の血路打開に、最も力を注いでいるのが、このコヒマ周辺地区である。戦闘指揮所も、はや最前線に移動した。敵、蠢動(しゅんどう)すとの報を得て、全軍進発の命令が隷下の各部隊に下される。
急追撃にもとより迅速なる補給は期しがたい。されば、肩に食い入る武器、食糧を背に、山、また山。延々と連なる山脈との戦いが、印緬戦線の将兵に課せられた第一の試練である。
しかもまた、これらの峻険(しゅんけん)には優勢なる航空兵力の下、戦車、重火器等、高度に機械化された敵部隊が蟠踞(ばんきょ)しているのだ。この敵、抜かずんば。
英人将校の率いる、敵斥候部隊。戦意さらになく、我に投降す。直ちにこれを捕捉して、敵主力の所在を尋問する。
戦友インド国民軍、敵陣は近い。路傍に遺棄されたる軍用トラック、数多(あまた)。物量を頼む敵軍敗走の姿である。
ついに敵主力の拠点、山間の部落を前方に臨んで、一斉に砲門を開く。
敵機。きょうもまた頭上低く、執拗(しつよう)な攻撃を加え来たる、ノースアメリカンB-25。砲撃、近し。早くも敵部落に紅蓮(ぐれん)の炎上るを見ゆ。
部落に入る。友軍はさらに追撃の手をゆるめず。
酋長は敵軍の暴虐を伝え、進んで一族の協力を申し出る。
山、また山が続く。敵機の跳梁(ちょうりょう)下、言語に絶する辛苦のうちに、かくて敵の包囲網は刻々、引き絞られていくのだ。

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