ホーム » ニュース映像 » ニュース映像 第90号

ニュース映像ニュース映像

ニュース映像一覧へ戻るニュース映像一覧

タイトルタイトル: 日本ニュース 第90号
公開日公開日: 1942年(昭和17年)2月23日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 二重橋の天皇皇后<戦捷第一次祝賀>  01:36
[2]2 チャプター2 日比谷公園の祝賀大会<戦捷第一次祝賀>  01:47
[3]3 チャプター3 奉祝行進<戦捷第一次祝賀>  02:00
[4]4 チャプター4 南京の奉祝<戦捷第一次祝賀>  01:02
[5]5 チャプター5 総攻撃<号外シンガポール遂に陥つ>  00:58
[6]6 チャプター6 山下最高指揮官<号外シンガポール遂に陥つ  01:43

チャプター

1
2
3
4
5
6
公開日公開日: 1942年(昭和17年)2月23日

ニュース映像について

再生テキスト再生テキスト

シンガポール落ちて、一億国民のたぎりたつ感激が堰を切った戦捷第一次祝賀の日、2月18日の暁かけて、続々参集した赤子の群れは、宮城前広場を埋め尽くし、聖寿の万歳を唱え奉れば、午後1時55分、かしこくも大元帥陛下には、御軍装も御凛々しく、御愛馬白雪で召させられ二重橋に出御、赤誠捧げ奉る民草の歓呼に応え賜う。御民(みたみ)われ生ける験(しるし)あり、一天万乗の大君を間近に拝し奉る民草の感激ここに極まる。次いで皇后陛下には皇太子殿下、三内親王殿下とお揃いにて二重橋中央に出御。日章旗を御手にご会釈を賜う、皇国弥栄(いやさか)の一瞬であります。

このよき日を寿ぐ国民大会は、東京日比谷公園広場で開催され、東條首相演壇に立つ。
「本日ここに第1回戦捷祝賀国民大会開催されるにあたりまして、諸君、一億同胞とともに、衷心より皇軍の大なる戦果と、多幸なる大アジアの将来とを祝福するとともに、尊き戦没の英霊、並びに傷病将兵に対し、感謝の誠をささげ、さらに聖戦目的の完遂に向かって、諸君とともに一路邁進(まいしん)せんことを誓うものであります。終わり。」
続いて、盟邦オットー・ドイツ大使、インデルリ・イタリア大使、こもごも国民を代表して祝辞を述べました。
「大日本帝国陸海軍万歳、万歳、万歳。」

この日の帝都は、戦捷祝賀の一色に塗りつぶされ、勇壮な音楽隊は市民の歓呼のうちに市内を行進。
この感激は全国津々浦々に沸き返り、大阪においても市民の行進は大阪警備府を訪問。小林中将の答礼を受けました。

(南京)
一方、東亜の盟邦中華民国の首都南京においても慶祝大会は盛大に挙行され、折からの旧正月に一般市民の祝賀の波はいやが上にも高まり、日華提携親善の感激風景を見せました。

時に2月15日、我が猛攻の前に遂に屈したイギリス軍は、我が軍門に下る。白旗を掲げた敵将パーシバルは、指定せられた会見の場所フォード自動車会社跡に、悄然たる歩みを進める。

やがて我が山下最高指揮官もこの場に到着。旅順開城の水師営会見にも比すべき、歴史的両将軍の会見は始まったのである。山下将軍は、まず敵側代表の姓名を問いただし、ただちに会見の本題に入る。我が軍の望むところはもちろんイギリス軍の無条件降伏である。敵将パーシバルは即答を嫌って、あるいは明日に、あるいは数時間後にと返答を渋る。山下将軍は語気鋭く、明日とは何か、即刻の返答無くば全軍に命じて猛攻撃を開始する、それでも良いか、と詰め寄る。パーシバルは答えに窮し、暫く躊躇の色を蒼白の面上に漂わす。敵将の返答を待つ山下将軍は、この一瞬の沈黙を破るように無条件降伏か、イエスか、ノーか、と最後の決定を促す。敵将もここに至って、ついに意を決し、日本軍の要求を全面的に受け入れることになった。かくて日本軍に対する抵抗を全線にわたって停止する手筈が取り決められたのである。

NHKサイトを離れます