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タイトルタイトル: 日本ニュース 第91号
公開日公開日: 1942年(昭和17年)3月3日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 新生香港に磯谷総督着任  02:04
[2]2 チャプター2 氷雪を蹴って山西討伐戦  02:20
[3]3 チャプター3 ビルマ快進撃  02:51
[4]4 チャプター4 バタアン戦線  03:10

チャプター

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公開日公開日: 1942年(昭和17年)3月3日

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2月20日、この日磯谷中将は、初代香港総督として九竜の啓徳(けいとく)飛行場に到着。出迎えの酒井香港方面陸軍最高指揮官を始めとする幕僚と挨拶を交わした後、武勲の香港攻略諸部隊を閲兵、官民有力者の立ち並ぶ中を、香港統治の中枢、総督府に向かいました。これより先18日、香港ではシンガポール陥落の報、至り、興亜の黎明(れいめい)を祝う在住華僑2万の祝賀行列が華々しく挙行されました。かつては抗日の中心地として知られたこの香港も悪夢から全く目覚め、この通り見違えるような更生ぶりを示しています。

(音声中断)を始め、激しい寒地をついて豪快なる掃討戦を展開。酷寒零下30度、凍る大地を踏みしめ踏みしめ、人馬一体となって敵軍を奥地に急追する皇軍将兵の辛苦は、まことに言語に絶するものがあります。今や赤道直下、赫々(かくかく)たる戦果をあげつつある陸海将兵とともに、支那事変勃発以来既に6年、黙々として大陸の戦場に銃を取る皇軍の勇士に対し、我々は心から感謝の念を捧(ささ)げるものであります。突如前方山腹のトーチカにより執拗なる抵抗を続ける敵軍を発見、我はこれに壮烈なる肉弾突撃を敢行。かくて、第2次山西残敵掃討戦は、まさにたけなわであります。

ダイナマイトの轟音(ごうおん)が人跡未踏の深山幽谷にこだまする、タイ、ビルマの国境。この山1つ越えれば坦々たるビルマの平原である。打ちふる鶴嘴(つるはし)、打ち込む鑿(のみ)、その1つ1つに聖戦完遂の決意を込めて、峨々(がが)たる峻険(しゅんけん)に一条の進撃路を切り開く工兵隊。部隊は後から後から感謝の心を込めて、工兵辛苦の山道を山麓目指して下って行く。部落に入れば早くも家々には日本、ビルマ親善の布告が張り出され、住民は歓呼して皇軍を迎える。征旅幾百里、馬も疲れただろうと我が身を忘れて無言の勇士を労わる兵隊さん。戦塵にまみれた将兵には、陣中の寸暇をさいてむさぼり読む新聞が、この上も無い楽しみであります。皇軍進駐の真意を諄々と説く僧侶の辻説法が終われば、この辺境の地に期せずして東亜民族共存共栄万歳の声が上がる。やがて部隊は住民の見送りを受け、軍旗を先頭に歩武堂々進発する。目指す敵が軍事拠点ラングーンはまだ遠い。遠く故国を後に幾千里、焼け付く炎熱の下、黙々とビルマの平原を将兵はひたすら前へ前へと進撃する。

敵影既に無き、バランガの街。我が的確なる攻撃にあって壊滅に瀕した敵は、皇軍破竹の進撃に追われて、バタアン半島の奥深く潰走(かいそう)。町という町は空しく敗戦の残骸を留めています。敵が退却にあたって破壊した橋梁も、我が工兵の迅速な修理によってたちまち復旧し、皇軍の進撃を阻むことを得ず、部隊は敗敵を急追して道無き道を進軍する。
「この先当分水なし。」炎熱に焼きつくばかりの喉を、一杯の水に潤した将兵は、敵を寸前に控えゆうゆうとして食事をしたため、やがて来るべき撃滅戦に備える。休止終わればさらに部隊は進発。眼前にみるナチブの連峰。ここにからくも、余喘(よぜん)を保つ敵軍めがけて、砲列を敷いた我が野砲陣は、一斉砲撃の火蓋(ひぶた)を切って落とし、バタアン半島の頑敵粉砕の時、刻々と迫る。

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