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タイトル 日本ニュース 第149号
公開日 1943年(昭和18年)4月13日 ニュース映像について

チャプター

[1] チャプター1 北ビルマ国境 蠢敵掃蕩戦  02:31
[2] チャプター2 パゴダ爆撃の英機を撃墜<共栄圏だより>  00:52
[3] チャプター3 ダイナマイトで魚捕り<共栄圏だより>  00:47
[4] チャプター4 柔道習うフィリピン警官<共栄圏だより>  00:58
[5] チャプター5 タイで71組の集団結婚式<共栄圏だより>  00:45
[6] チャプター6 比島産業の動脈完成  02:31

再生テキスト

ビルマ周辺に蠢動(しゅんどう)を続け、ビルマ奪還を呼号する敗残の英蒋の両軍に対し、皇軍は遂に一大掃討戦の火蓋(ひぶた)を切って落とした。士気天を衝(つ)く我が精鋭は、雲南省怒江地区の援蒋路にわずかに余喘(よぜん)を保つ重慶軍を一挙に粉砕せんと、2月15日一斉に行動を開始した。炎熱焼くが如(ごと)き南方戦線とはいえ、ここ雲南の最前線は峻険(しゅんけん)ヒマラヤに連なる高黎貢山脈重畳し、その頂は積雪1メートルにも達するという。重慶政府が怒江、昆明防衛の天然の障壁と頼むこの人跡未踏の難路もものかは、我が精鋭はひた押しに敵に迫っていく。

(雪山の銃撃戦の様子)

「万歳、万歳。」

敗戦挽回(ばんかい)に躍起となっているイギリスは、しばしばビルマ上空に侵入し、ビルマの攪乱(こうらん)を図っていますが、我が完璧の対空防備を恐れて苦しまぎれに無防備のパゴダを猛爆しました。この不埒(ふらち)なイギリス機は、たちまち我が軍の手によって撃墜されました。パゴダはビルマ人にとって無上の神聖なるもの、さらばイギリスの企図する攪乱(こうらん)計画は、かえってビルマ人の憤激を買い、敵がい心を高めています。

ダイナマイトを海の中へ投げると、付近の魚たちは皆、目を回して浮き上がります。この電撃的方法で南の基地の兵隊さんは、作戦の余暇に食料の自給自足の魚捕りをやっています。中にはこんな大きなやつも混じっています。兵隊さんたちは大漁、大漁と住民たちの即製のかごに獲物を入れて意気揚々と引き上げました。皆さん、前線の勇士はこのように元気です。どうぞご安心下さい。

新しい息吹でよみがえるマニラ市の治安の大任に当たるマニラ警察では、比島人警官に精神的訓練を与えるため、日本古来の柔道によって武士道を体得させ、日本的精神の涵養(かんよう)を図っています。焼け付くような炎天下で汗を流して彼らは一生懸命に基本訓練を受けています。

人口4千万を目指す盟邦タイ国では、産めよ増やせよと人口増加に大わらわでありますが、この度タイ国政府では結婚奨励のためピブン首相官邸において、首相夫妻媒酌の下に第1回の集団結婚式が挙げられました。この日新しい人生に出発する新郎新婦は、全部で71組。従来タイでは冠婚葬祭に非常な金をかけていたのでありますが、まずこの婚礼が先頭をきって新しい形式で行われたところに、戦時下タイの頼もしい姿が伺われます。

比島1千8百万民衆待望の、ルソン島を南北に結ぶ縦貫鉄道はついに完成した。ここにも挙がる鉄道日本の凱歌(がいか)。日本が比島に上陸作戦を敢行してより1年有半、日比関係当事者の不撓不屈(ふとうふくつ)の闘魂は今実を結んで、早くも3月21日、マニラ、レガスピー間南部本線開通の喜びの日が訪れた。その前日、マニラ全市は比島の大動脈完成を祝う歓喜に沸き立った。輝く顔、東亜の盟主日本への感謝は、同じくレガスピーの町々にもあふれて、日本万歳、比島万歳の叫びは、新生フィリピン全島を揺るがせた。

「万歳、万歳、万歳。」

21日、晴れの処女列車は今新しき軌道の上を滑りに滑る。アメリカ兵の手によって爆破されたる橋梁は実に16か所、全線復旧に要した延べ人員は9万8千人に上るといわれる。開通なって窓に見るマヨン富士は、皇軍レガスピー上陸の折にも爆発を起こしたという。山麓(さんろく)に立つこの古風な教会は、今から150年前の大噴火によって廃虚となったもので、この牧歌的なレガスピー地方にも今や着々と新生比島の息吹は通い、木材、コプラ、なかんずく麻の産地として、この港から日の丸の旗をなびかせた商船が続々物資を共栄圏各地に積み出して行く。闘いと並んで大東亜の経済圏は、もう着々と建設されているのだ。

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