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タイトルタイトル: 日本ニュース 第157号
公開日公開日: 1943年(昭和18年)6月8日 ニュース映像について

チャプター

[1]1 チャプター1 大元帥陛下海軍大学校 大本営海軍部行幸  01:07
[2]2 チャプター2 山本元帥国葬  04:52
[3]3 チャプター3 予備学生志願者一日入隊<元帥に続け>  03:11
[4]4 チャプター4 産業人総決起運動<元帥に続け>  02:24

チャプター

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公開日公開日: 1943年(昭和18年)6月8日

ニュース映像について

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かしこくも大元帥陛下には6月2日。海軍大学校に行幸あそばされ、決戦下ひとしお意義深き同校、本年度卒業式に親臨あらせられました。
次いで、陛下には大本営海軍部に聖駕(せいが)を進め給い、作戦の帷幄(いあく)に参画する諸員の労苦を親しく、ねぎらわせられました。各将兵の上に注がせ給う大御心の数々を拝し奉り、一同はさらに一層の御奉公をお誓い申し上げたのであります。

昭和18年6月5日。元帥海軍大将、正三位大勲位功一級、山本五十六提督の英霊今日ぞ永久(とわ)に神鎮まる。限りなき憤りと敵撃滅の決意をこめて、一億国民深き哀悼のうちに、漆黒の砲車に移された霊柩(れいきゅう)は午前9時、芝水交社を進発、軍楽隊の奏する「命を捨てて」の調べも悲しく、延々たる葬列はしずしずと日比谷の葬場へ。轍(わだち)のきしみ、身にしみながれて、ああ我等(われら)同胞(はらから)のはらわたをえぐる。

(葬列の様子)

9時50分、葬列はしずしずと葬場総門に入る。かしこくも葬場には勅使ならびに皇后皇太后両陛下御使の御差遣を仰ぎ、武人の誉(ほまれ)、これに優るものなし。海軍大将塩澤司宰長重々しく祭詞をまうす。
勅使徳大寺侍従、伏見元帥宮殿下、喪主義正氏。
10時50分、一億国民とともに祈る東條首相。
思い起こす9年前のこの日6月5日、多麿墓地に神鎮まりませる東郷元帥の墓所に並んで、ああ我等(われら)の山本元帥、永久(とわ)にこの国護らせ給え。

≪上官≫
「今や太平洋の第一線にあっては、彼我両軍の間において、しのぎを削る激烈なる航空決戦が日ごとに繰り返されつつあるのであるが、ここに見逃しがたき事実がひとつある。それは現在、敵飛行機搭乗員の約80%がアメリカ学生出身なること、これである。アメリカ学生どもはルーズベルトに駆り立てられ、小癪(こしゃく)にも、ここを、とつ、我が日本軍に向かってきたのである。言葉を変えてこれを極言するならば、アメリカ学生どもは今や日本学生諸君に向かって挑戦しに来ったのである。
今こそ、諸君学生たちの奮起すべきときがきたのである。こいねがわくは諸君、山本元帥の精神を受け継ぎ、決然起って海の荒鷲を志願し、報国国防のために尽力せられんことを熱望する次第である。」

学生よ、荒鷲を志願せよ。元帥国葬のその日から帝都1万5千の学徒は山本魂を即日生かすべく一斉に決起。勇躍海軍航空隊へ一日入隊。

(航空隊一日入隊の様子)

我等(われら)の職場は米英撃滅の戦場である。誓って山本元帥に続かん。所長の陣頭指揮の下、全国津々浦々の工場に全産業人総決起運動が強力に展開された。

≪所長≫
「本日、故山本元帥の国葬が行われるにあたりまして、特に当工場の従業員諸氏に一言します。
山本元帥は自ら文字通り陣頭指揮を実行せられ、南太平洋の空において散華せられました。誠に惜しみても余りある、遺憾なることであります。
しかしながら諸君、山本元帥の英魂は永久に我々日本国民の精神のうちに、なお生きておるんである。我々は如何(いか)にして敬弔の意を表すべきか、また何を元帥の霊に捧(ささ)ぐべきか。
敵国降伏の日まで、増産の実を挙げることの他に、元帥の霊に捧(ささ)げまつるものは我々は何も持たないのである。
我々は諸君とともに、この大増産の鉄石の決意を霊に捧(ささ)げます。そうして謹んで我々の敬弔の意を表したいと思います。以上。」

「我は大日本臣民なり。(復唱)
我等(われら)は天業翼賛のために生まれ、(復唱)
我等(われら)は天業翼賛のために働き、(復唱)
我等(われら)は天業翼賛ために死せん。(復唱)」

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