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学ぼうBOSAIシンサイミライ学校 きみならどうする?判断の分かれ道

大きな地震がおきたとき、様々な判断を迫られます。いざという時、自分で判断できる力を、ゲームを使って学びます。

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オープニング
(オープニングタイトル)
scene 01 いざというときの力に
大きな地震(じしん)が起きると、みんな混乱(こんらん)してしまいますね。それでも、どんなことが起きるのか事前に考えておくと、いざというとき、自分で判断できる力になります。『シンサイミライ学校』。今回は、ゲームを使った授業です。さあ、プレイ、スタート!
scene 02 “楽しく、真剣に”防災を考える
三重県の南部、太平洋に面して広がる紀北町(きほくちょう)。今回授業が行われるのは、この町にある東(ひがし)小学校です。授業に参加するのは6年生、32人の生徒たちです。今回の先生は、防災学の専門家(せんもんか)、矢守克也(やもり・かつや)先生。“楽しく、真剣(しんけん)に”をモットーに、防災を教えています。矢守先生がまずみんなに見せた映像(えいぞう)は、津波(つなみ)が町をおそったときの最新のシミュレーション。想定では、最悪の場合、地震(じしん)発生からおよそ18分で学校に津波がおし寄せ、30分で町の大部分が水につかります。
scene 03 『クロスロードゲーム』で授業
今日は、ゲームをしながら防災について勉強します。その名も『クロスロードゲーム』。「クロスロード」とは、「分かれ道」。地震(じしん)が起きたときに判断が分かれる問題を、二つの選択肢(せんたくし)にして示します。生徒たちは、YesかNoかを考えて、カードで答えを出します。答えのちがう人とおたがいに話し合い、よりよい判断を考えるゲームです。「みなさんは、大事な決断、重要な判断をやっていきます」(矢守先生)。
scene 04 友だちをさがしにいくか、避難するか
一問目。「学校にいるときに地震(じしん)が発生。津波(つなみ)に備えてみんなで避難(ひなん)することに。しかし、仲のいい友だちが見当たりません。そのとき、あなたはどうする?」。友だちをさがす、という人は「Yes」。まず避難する、という人は「No」を選択(せんたく)します。友だちを見すてたくない。でも、津波が来るかもしれない。みんな、判断にまよいます。一生懸命(けんめい)考えた結果は…。「友だちをさがしにいく Yes」を選んだのは、32人のうち22人。「まず避難する No」を選んだのは10人でした。
scene 05 なぜその判断をしたか話し合う
なぜその答えを選んだのか、グループごとに話し合います。「自分が死んでしまったらその子と会えないし、その子が見つかることをいのってにげたほうがいい」。「仲のいい友だちを放っておくのはつらい」。「でもさがしにいって自分が死んで、友だちも死んでたら最悪」…。このゲームに正解はありません。「とにかく高台までにげようとか、あるいは、何分間はさがすというルールを決めておかないとまよってしまう。災害が起きたときどう行動するのか、みんなで話し合って事前にルールを決めておくことが大事なのです」(矢守先生)。
scene 06 地震のときどこへにげる?
続いての問題。「あなたは海の近くに住んでいます。家に一人でいるときに地震(じしん)が起きました。すぐに津波(つなみ)が来るかもしれません。そのとき、あなたはどうする?」。近くのビルの屋上へにげる、という人は「Yes」を。遠くの山の高台へにげる、という人は「No」を選択(せんたく)します。この問題は、保護者にも参加してもらいました。災害のとき、大人も子どもも関係なく判断をせまられます。「近くのビルの屋上へにげる Yes」と答えた人は7人。「遠くの山の高台へにげる No」と答えた人は31人でした。
scene 07 事前に考えておくということが大事
「山だったら津波(つなみ)はこえて来ないし、山のほうが安全」。「ビルはくずれるかもしれないし、津波にたえられるかどうか心配」。一方で、「地震(じしん)が起こってから津波が来るまでのあいだに、山に登る時間がないかもしれない」という意見も。クロスロードゲームで見えてくるさまざまな課題。「そのときになってまよったりこまったりするよりは、事前にまよったりこまったりするほうがいい。みんなでアイデアを出すこともできるから。みんなで事前に、まよったり、こまったり、考えたりしておきましょう」(矢守先生)。
scene 08 家族と連絡がとれないときは?
最後に矢守先生は宿題を出しました。家族みんなで行うクロスロードゲームです。問題「家に一人でいるときに地震(じしん)が起きました。津波(つなみ)が来るかもしれません。しかし、家族と連絡(れんらく)がとれません。そのとき、あなたはどうする?」。一人で避難(ひなん)場所に行く人は、「Yes」。家の人が帰ってくるまで待つ人は、「No」です。家族の中でも事前に判断を話し合うことで、防災につなげます。授業に参加した中西(なかにし)さんの家族は、全員が「Yes それぞれが一人で避難する」でした。一人ひとりがにげるように家族で決めているのです。
scene 09 いろいろな場面を想定して
シミュレーションでは、中西さんの家にはおよそ18分で津波(つなみ)が来ます。家族で決めた避難(ひなん)場所は、家からおよそ1kmはなれた山の上の駐車(ちゅうしゃ)場。実際どれぐらい時間がかかるのか、家族みんなで歩いてみました。山のふもとまではおよそ8分。津波が到達する予想時間まで残り10分です。駐車場までの道は急な階段(かいだん)やけわしい山道となっています。とちゅうでおじいちゃんの足が止まってしまいました。これでは家族全員がいっしょになることができません。中西さんの家族は、あらためて避難場所を考え直すことにしました。
scene 10 いざというときの備えを
防災を学ぶ「クロスロードゲーム」。みんなも、友だちと、そして家族といっしょに、いろいろなクロスロードを考えてみて、いざというときの備えをしておきましょう。イノチとキズナがミライを作る――『シンサイミライ学校』。

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