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東征伝絵巻

唐招提寺の「東征伝絵巻」は、中国から日本に渡り、仏教の戒律を日本に伝えた鑑真の活やくを伝えている。絵巻には、鑑真が日本に来るまでの苦労の道のりがえがかれている。

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学習のねらい

東征伝絵巻から、鑑真がどのようにして日本に向かおうとしたのか、また、日本でどのようにして弟子を育てたかがわかる。

詳しい内容

奈良の唐招提寺に伝わる「東征伝絵巻」です。奈良時代、中国の唐から日本にやってきた僧・鑑真のことを伝えています。中国への使い「遣唐使」として海を渡った2人の日本人の僧。742年、2人は鑑真に「正式な仏教を日本に伝えてほしい」と願いました。鑑真は弟子たちにたずねます。「だれか日本へ行く者はいないか?」。弟子たちは、だまっています。弟子たちは危険な旅をおそれていたのです。「皆が行かぬならわたしが行くまでだ」。鑑真は自ら日本に向かうことを宣言しました。鑑真が行くならばと、弟子たちも従います。嵐などのために何度も失敗してしまいます。鑑真は6度目日本に着きました。奈良に着いた鑑真たちは、手厚くむかえられました。東大寺で、「戒律」を伝えました。その後、唐招提寺を建て、日本人の弟子たちを育てました。763年、鑑真はこの寺で亡くなりました。座ったままの姿勢で、亡くなったと伝えられています。76歳の時でした。