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伊能忠敬の測量方法

1800年代のはじめに正確な日本地図をつくった伊能忠敬。その測量方法は主に正確な「1歩」の歩幅を積み重ねるものだった。日本中を歩き日本地図をつくり上げた。

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学習のねらい

伊能忠敬が、どのような方法で正確に測量をして日本地図をつくっていったかがわかる。

詳しい内容

1800年代のはじめ、江戸時代に正確な日本地図をつくった伊能忠敬です。忠敬は、どのような方法で地図をつくったのでしょうか。まず、目印と目印のあいだの距離を歩いて測りました。忠敬は、一定の歩幅で歩く訓練をしていました。その1歩は正確に69cm。歩数から距離を計算しました。距離を測ったあとは、今来た方角を調べます。この作業をえんえんとくり返します。距離と方角の測量を、細かくくり返したことが、正確な地図の完成につながったのです。さらに忠敬の測量の特長は、丁寧でねばり強いことでした。まさに、道なき道を測量して進みました。海沿いは、地形が複雑で、海の上からの測量も必要でした。夜のあいだも地図づくりは続きます。北極星などの星を観測、自分の位置をわり出し、測量が正しいかどうかを確かめます。忠敬が全国を旅すること17年。こうした地道な測量のすえ、正確な地図「大日本沿海輿地全図」が生まれたのです。