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浮世絵の作り方

江戸時代に流行した浮世絵。人気の作品は多く人が買い求めた。同じ浮世絵をたくさんつくるために用いられたのが版画。浮世絵という芸術に人びとが力を合わせ取り組む。

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ねらい

絵師、彫師、刷師たちの職人の技が大量につくられ、安く人びとが買えるようになり町人に広まったことがわかる。

内容

江戸時代に流行した浮世絵。人気作品は多くの人が買い求めました。それに応えるためには同じ浮世絵をたくさんつくらなければなりません。方法は、「版画」です。まず、絵師が墨で絵をかきます。かき上がった絵は彫師のもとへ。彫師は絵を板にはり、墨の線が見えるようにうすくはがします。それを彫り、線の部分だけを残します。色をのせる部分は別の板に彫ります。色ごとに板を分けます。この絵の場合、6枚の版木がつくられました。版木がそろうと、次は「刷師」の出番です。絵の具や墨を版木につけ、紙に刷りこみます。最後に濃い墨を刷りこみ完成しました。手間をかけて生まれた浮世絵。しかし、売れなくなると、新しいものを出さなければなりません。古い浮世絵が彫られていた版木はけずられ、新しい浮世絵の版木に再利用されました。版木に使われた山桜という木は、高価な材料だったのです。技を持つ人びとが力を合わせて取り組んだ芸術が浮世絵でした。