お困りの際には、「困ったときは…」をご覧ください。

家光と参勤交代

江戸幕府三代将軍徳川家光が、大名を押さえ、全国支配を固めるために定めた参勤交代を紹介する。

関連キーワード:

学習のねらい

参勤交代のしくみを理解する。

詳しい内容

家光は、20歳で三代将軍に就任。祖父・家康が開いた幕府の力をさらに高めようと、大名たちにこう宣言します。「私は生まれながらの将軍である。祖父や父の仲間だった大名もすべて家来として扱う」。全国の大名をおさえる手段の一つが武家諸法度。そこに家光は新たな項目を加えました。「参勤交代」です。大名が1年おきに自分の領地と江戸を行き来し、将軍のために働くというもの。領地に帰るときは、妻や子を人質として江戸に残す決まりでした。加賀金沢藩の参勤交代の様子を描いた絵があります。金沢から江戸まではおよそ480km、2週間の旅でした。行列にはばくだいなお金がかかりました。この藩では、宿泊費だけでも現在の2億円を使ったといいます。すべては大名たちの自己負担。大名はお金を使い、謀反どころではありません。それこそが家光のねらいだったのです。参勤交代などのしくみで大名をおさえつけた家光は、全国の支配を固めていきました。