生物の生活のしかたや育ち方の特徴をとらえ興味・関心をもつ。
サシバは50cmほどのタカの仲間。春、子育てのため東南アジアから日本各地へ渡ってきます。餌は、カエルや昆虫などの小動物。ここは関東地方の里山。森と水田は、サシバにとってよい住処です。春先、サシバは、オスとメスでペアをつくり、子育ての準備に入ります。水田脇の森は、恰好の場所です。サシバはスギの梢に小枝を重ね巣を作ります。オスは小枝を運び、メスはそれを組んでいく係。役割を分担して巣作りをします。巣作りが一段落すると、メスは巣を飛び出します。オスも飛んできました。交尾です。まもなく、メスは卵を産むはずです。一か月後、巣ではヒナが孵っていました。親鳥は大忙し。オスは、田んぼからカエルやドジョウを捕まえ、巣に運びます。オスは警戒も怠りません。ヒナたちを狙って、カラスが襲ってくるからです。執拗に襲ってくるカラスは、厄介な相手。オスは追い払うのに懸命です。ヒナが巣立つまであとひと月。オスの苦労は続きます