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はじける種 カタバミ

都会に育つカタバミの実から種子が弾けるしくみを詳解します。

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学習のねらい

植物の育ち方や体のつくりの特徴をとらえ興味・関心をもつ。

詳しい内容

コンクリートで覆われた都会は植物がくらすには、最も厳しい環境です。そんな環境でも、生育範囲を広げている植物がいます。カタバミです。黄色い花の左右に見える、尖ったものが実です。長さは2cm前後。カタバミの種は不思議な動きをします。実から飛び出してきたのが、種。カタバミの種は、自らの力ではじけ飛び移動することができるのです。斜め下方向に飛び出す白いものは、種の皮。種の本体は、斜め上に、速い速度で飛びます。種本体が、斜め上に飛ぶのは、遠くへ移動するためです。種は、透明な皮をまとっています。この皮には弾力があり、少しでも刺激されると破けて反り返り、種を飛ばします。激しくはじかれた種は、実を縦に裂き、隙間から飛び出していきます。飛ぶ距離は1~2mほど。カタバミの種がはじけ飛ぶ秘密は、しなやかな皮にあったのです。カタバミは、風や動物に頼らずに生育範囲を広げるという繁殖力をもっているのです。