お困りの際には、「困ったときは…」をご覧ください。

闇に生き抜くコシジロウミツバメ

北海道東部の無人島、大黒島は、さまざまな海鳥の繁殖地です。コシジロウミツバメは、天敵のオオセグロカモメに襲われないよう、夜、島に戻ってきます。

関連キーワード:

学習のねらい

大黒島で繁殖活動するコシジロウミツバメの様子がわかる。他の動物と、時間や場所をずらして生活をしている理由を考えることができる。

詳しい内容

北海道東部の無人島、大黒島。海鳥の繁殖地として世界的に有名です。崖に、集団でいるのは、ウミウ。海のカラスとも言われる、オオセグロカモメは、他の鳥を襲い食べることもあります。夜になると、鳴き声を立てて、飛び回る鳥がいます。コシジロウミツバメです。体長は20cmほど。ツバメのような体型で、腰が白いことが特徴です。オオセグロカモメに襲われないよう、昼間は沖合で過ごし、日没と共に島に帰ってきます。繁殖期になると、深さ50cmほどの穴を掘り、枯れ草をしき巣を作ります。卵は、一個だけ生みます。コシジロウミツバメは、足が弱く、歩くのは苦手です。巣に戻るところを、オオセグロカモメが待ちかまえていました。歯が立ちません。繁殖地で生きていくための、厳しい一面です。7月、巣穴には、卵からかえったヒナがいました。コシジロウミツバメは、他の鳥と時間や場所を住み分けて、子孫を残していきます。