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干潟を跳ねるミナミトビハゼ

ミナミトビハゼは皮膚呼吸ができるため、干潟でも生きられる魚です。胸びれを使って干潟の上を動き回り、仲間同士でも争ってカニや昆虫などを食べます。

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ねらい

西表島の干潟に住むミナミトビハゼの食事の様子を知り、魚だが皮膚呼吸など、干潟での生活に適応した体のつくりをしていることがわかる。

内容

潮がひいた西表島の河口付近。マングローブの茂みの下で、何かが動いています。ミナミトビハゼです。眼が飛び出してカエルのような顔つきですが、魚の仲間です。エラ呼吸のほかに皮膚呼吸もできるので、胸ビレを使って、干潟の上をはい回ります。カニや昆虫をエサにします。狙いをつけていたカニを、タイワンアシハラガニに横取りされました。エモノを取り戻しにかかります。仲間も加わります。見かけに依らず攻撃的な生き物です。執拗な攻撃に、タイワンアシハラガニもお手上げのようです。こちらでは、カニの死骸を見つけて、仲間同士で争っています。一匹が、カニを丸ごとくわえてさらっていきました。干潟に潮が満ちてきました。トビハゼは魚とはいうものの、泳ぐのは上手ではありません。押し寄せる波からも逃げようとします。皮膚呼吸という干潟での生活に適応した体を持つ、ミナミトビハゼ。泥の中で、再び潮がひくのを待ちます。