ねらい

岐阜県の三つの川に囲まれた地域、輪中について知ることができる。川面より低いため水害を防ごうと様々な工夫が生まれたことがわかる。

内容

岐阜県の長良川、木曽川、揖斐川に囲まれた地域には、輪中と呼ばれる場所があります。三角州の農地や住宅地のまわりを堤防で囲んだものです。この地域は川よりも土地が低いので、たびたび洪水に見舞われてきました。人々は、昔から水害に対する備えをしてきました。水屋という建物もそのうちの一つです。高く石を積んで建てられた水屋には食品や大切な家財道具を保管し、水が引くまで生活できるような部屋まで作られました。軒下の舟は、水害の時の交通手段です。こうした地域では、米作りにも工夫が必要です。排水ができるように土を盛り上げて田んぼを作ります。堀田といいます。掘った部分は水路として使います。農家の人は船を使って農作業に向かいます。田んぼの水は水路から人力で汲み上げました。昭和29年から大掛かりな土地改良工事で埋立てをし、耕地としました。そして堀田が広がる輪中独特の水田は新しい農地へ変わりました。

輪中(わじゅう)
岐阜県の長良川、木曽川、揖斐川に囲まれた地域にある輪中。川より低い土地を堤防で囲んだ輪中には、昔から水害に備えた構造の建物や田んぼがあります。
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