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サワラの栽培漁業(さいばいぎょぎょう)

養殖と違い、いけすで魚の卵を稚魚になるまでの間だけ育てて、海に放すのが栽培漁業です。瀬戸内海で行われている、サワラの栽培漁業の様子です。

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ねらい

栽培漁業について、いけすで稚魚になるまで育て放流するという特徴を知る。サワラを瀬戸内海に取り戻そうとする漁師たちの努力について考える。

内容

香川県高松市の魚市場です。瀬戸内海沿岸の人々にとって、サワラは春を告げる大切な魚です。しかし、とり過ぎによって、瀬戸内海ではサワラが少なくなってしまいました。香川県では、1998年からサワラの栽培漁業を始めました。栽培漁業は、いけすで稚魚になるまで育て、海に放します。大きくなるまで育てて出荷する養殖とのちがいです。網にサワラのメスがかかったという無線が、漁船から県の指導船に無線が入りました。漁船からとれたばかりのサワラを受け取ります。指導船の上で、サワラの腹をさすって、すぐに卵を取り出します。あらかじめ用意しておいたオスの精子を、採取したばかりの卵に注ぎます。サワラは25日ほどで卵からかえります。稚魚は大きくなるまでいけすで育てます。10センチぐらいに成長したサワラの稚魚を海へ放流します。瀬戸内海にサワラを取り戻そうとする努力は少しずつ成果をあげています。