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魚の養殖(ようしょく)の工夫

深海に住む魚や共食いの習性のある魚を、いけすなどの浅くて狭い人工の環境で養殖するには様々な工夫が必要です。その工夫の幾つかを紹介します。

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ねらい

人工の環境で魚を育てる養殖では、魚の習性を研究し、魚に合った環境を作り出していることを知る。研究による工夫の積み重ねの大切さに気づく。

内容

海とはちがう人工の環境で魚を育てる養殖にはさざまな工夫が必要です。マダイのいけすには黒い幕がはってあります。稚魚が日光にあたって日焼けしないための工夫です。マダイは光が届かない、深い海でくらす魚です。浅い生けすでは、魚が日焼けをして、身体の表面が変色してしまいます。マダイは、天然に近い赤い色がよいとされ、日焼けして色が黒ずむと、値段は下がります。こちらはトラフグを養殖している生けすです。稚魚の歯を切り取っています。トラフグには共食いをする習性があるからです。トラフグのかたくて鋭い歯です。仲間にひれを食いちぎられたトラフグの写真です。歯を切り取ることで、他のトラフグを傷つけないようにしているのです。養殖場では、魚の習性を研究して、工夫をつみ重ねています。