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稲作と害虫の影響

人と虫との戦いは、農業が始まって以来ずっと続いています。カメムシやウンカなど、稲を好んで食べるさまざまな害虫と、稲の被害の様子を紹介します。

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学習のねらい

様々な害虫が稲に与える影響や害虫被害の深刻さを知ることができる。害虫とたたかう農業に従事する人々の工夫や努力への関心を持つことができる。

詳しい内容

稲を好んで食べる虫たちがいます。こうした虫は作物に被害を与える存在なので害虫とよばれます。イネミズゾウムシです。成虫は稲の葉を食べ、茎に卵を産み、幼虫は根を食べてしまいます。カメムシです。もみの養分をすってしまいます。ニカメイチュウは茎の中を食べつくします。ウンカは海をわたって大量にとんできて、稲を枯らせてしまいます。稲に病気をもたらす害虫もいます。ツマグロヨコバイは稲の汁を吸うだけでなく、稲が成長しにくくなる病気をもたらします。さらに葉の表面にフンをすることで悪い菌を繁殖させてしまいます。これをスス病といいます。稲は栄養をとられしだいに弱っていきます。こうした害虫の被害にあった米は死米や茶米とよばれます。ちゃんと育った米と比べると中身がないのがわかります。人間が米を好きなように、ある種の虫たちも米を好みます。人と虫とのたたかいは農業が始まって以来、ずっと続いているのです。