ねらい

銚子川の河口の様子を知ることができる。河口の真水と海水の境目は、生き物の境目でもあることを知り、その理由を考えることができる。

内容

川と海が交わる水中の様子です。ここは三重県銚子川の河口。日本でも数少ない、河口の様子がきれいに見える場所です。銚子川は、紀伊半島の自然の中を流れ熊野灘に注ぐ、長さ18kmの川です。生活用水がほとんど流れ込まないので、水が清んでいます。河口の水は上が真水、下が海水と2層に分かれています。海水は真水より重いからです。真水と海水は、生き物の境い目ともなっています。海草のホンダワラも、境い目で成長がとまっています。ホンダワラは、真水の中では生きていけないからです。上流から流れてきた落ち葉は水中の境い目を漂っています。下の海水よりも軽く、上の真水よりも重いからです。アユの群れです。川と海を行き来する魚にとって、ここはそれぞれの環境になれるための場所です。冬、暖かい海で過したアユは、春になると、ここで体をならして、川へ上る準備をします。そして、夏、銚子川の上流で、アユの姿を見ることができるのです。

日本の川 三重県 銚子川(ちょうしがわ)
銚子川は、紀伊半島の豊かな自然の中を流れ熊野灘に注ぐ川です。河口では上が真水、下が海水に分かれ、真水と海水の生き物の境い目がよくわかります。
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