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町工場の技術を受けつぐ

町工場の職人の熟練した技を継承する人間が不足しています。その熟練の技を、コンピュータに記憶させて継承しようとしている町工場を紹介します。

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ねらい

町工場にはまだ機械で真似ができない熟練した技術が必要な仕事があることがわかる。技術の伝承のためコンピュータを導入していることに気づく。

内容

40年以上続く、金属加工の町工場を訪ねました。田代栄一さんは旋盤の専門家です。細い鉄の棒に、さらに細い穴をあける技術を持っています。髪の毛の10分の1の太さまで削ることができます。手に響く感触を確かめながら、慎重にドリルをあてていきます。機械ではまだ、微妙な力加減ができないので途中で穴が曲がったり、鉄が折れたりしてしまいます。田代さんのこの技は、機械にはまた真似が出来ません。田代さんの工場は、息子の信雄さんが継いでいます。息子の信雄さんは、工場を継いだ時にコンピュータ制御の機械を導入しました。削る角度や幅のデータを入力すると、自動的に削ってくれます。信雄さんは、父、栄一さんの技を、コンピュータに記憶させて、引き継いでいきたいと考えています。