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ハイテクを支える町工場

最先端の乗り物にも、小さな町工場の職人の熟練した技術が生かされています。新幹線の部品の加工を手がける東京都大田区の岩井さんの仕事を紹介します。

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ねらい

大工場にはない熟練した職人の専門技術が最先端の乗り物を支えていることに気づく。図表からミリ単位の技術の高さを読み取る。

内容

東京都大田区には、小さな町工場がたくさんあります。広さ畳10畳ほどのこの工場を、一人で切り盛りしている、岩井仁(ひとし)さんです。金属の加工を40年以上も手がけてきました。金属の棒を千分の1ミリの精密さで削る技術をもっています。岩井さんの優れた技術は、新幹線の部品に生かされています。走行中の車体の揺れを抑える「ダンパ」と呼ばれるものです。ダンパは一台の車両に4本、車輪のそばについています。断面図で見てみましょう。厚さ10ミリの鉄パイプの内側を削って行きます途中まで4ミリの薄さに削り、その先を斜めに削ります。さらに端の所を2.5ミリまで削り、ネジ山を彫って行きます。心をこめて、ひとつひとつの部品を仕上げています。熟練した技が、最先端の乗り物を支えています。