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新しい人権

人権の内容は社会変化に応じて新たに生まれます。「自己決定権」、「知る権利」、「環境権」などは新たな人権です。

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ねらい

社会変化に対応して新たな人権が登場する。その実現には法整備が必須である。環境権を通して具体的に考える。

内容

現代社会は、科学技術の進歩などによって急激に変化し、従来、考えられていなかった新しい「人権」が生まれています。プライバシーを守る権利は、他人によって個人の私生活がみだりに公開されない権利です。尊厳死や安楽死など、自分自身の意思で生き方を決める自己決定権。国民が国や地方公共団体に情報の公開を求めることのできる知る権利。健康で快適な環境の中で生活する権利、環境権も主張されるようになりました。環境権を少し詳しく見て見ましょう。戦後の高度経済成長期、水俣病やイタイイタイ病などの公害病が発生し、大気汚染や騒音も問題になりました。環境権を求める声は、そうした公害防止運動の中で広がりました。そして、1993年には環境基本法が制定され、97年には、大規模な工事を行う際、環境におよぼす影響調査を義務付けた環境アセスメント法が制定されました。このように、新しい人権を守るための法律が少しずつ整備されています。