お困りの際には、「困ったときは…」をご覧ください。

打ちこわし

米の価格の急騰などが原因で、民衆が米屋や商店を襲いました。

関連キーワード:

ねらい

江戸時代の町民の反乱の様子をしり、なぜ起こったのか考える。

内容

江戸時代、米の価格が高騰(こうとう)するなどの原因で生活が苦しくなると、都市の民衆が大商人や米屋などを襲う「打ちこわし」が起きました。これは、1866年に、江戸で起こった打ちこわしの様子を描いたものです。開国の影響や幕末の動乱で米が値上がりしたため、民衆が米商人を襲っています。参加した人々は、鉢巻を締め上半身裸という同じような格好で、団結を示していました。そして、蔵から米俵を引っ張り出し、道にばら撒いています。こうした打ちこわしの対象となったのは、民衆が苦しんでいる時に食事の提供などを行わなかった商人だったと言われています。「裕福な人間には、貧しい人間を救済する義務がある。それを行わないから罰を与えるのだ」という論理が、民衆側にはあったのです。打ちこわしを行う時、米や金品を盗む行為は、原則として禁じられていました。ただし、中には顔を隠して、止むに止まれず盗みを働いた人もいたようです。