シンサイミライ学校 元気が出る“BOSAI食”をつくろう

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scene 01 人々の心と体をあたためるもの

相武さんは、小学校3年生のとき、阪神淡路大震災(はんしんあわじだいしんさい)を体験しました。避難(ひなん)所で、きびしい寒さのなか、人々の心と体をあたためてくれたのが炊(た)き出しなどの食事でした。『シンサイミライ学校』。今回は、災害が起きたとき、命をつなぎ、心を元気にする「BOSAI食」づくりに挑戦(ちょうせん)します。

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scene 02 オリジナルのBOSAI食をつくろう

神戸で開かれたある防災イベントでひときわ注目を集めていたのが、「こどもBOSAIカフェ」。メニューは、非常食や保存(ほぞん)食を使ったオープンサンドです。いろどり豊かな具を自由に選び、心が明るくなる食事をつくります。これが今回のテーマ。災害が起きたとき、心も体も元気にしてくれるオリジナルの「BOSAI食」 をつくってみよう!

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scene 03 心が満たされるような食事

防災と料理教室を組み合わせるというユニークなワークショップ。今回、BOSAI食づくりに挑戦(ちょうせん)するのは、神戸市立なぎさ小学校の子どもたちです。自分が災害にあったとき、あるいは被災(ひさい)した人を支援(しえん)するとき、わたしたちに力をあたえてくれる「BOSAI食」とはどんなものか。福本理恵(ふくもと・りえ)先生が教えてくれます。「今日は、BOSAI食を通して、おなかを満たすだけじゃなく、心がとても満たされるような、そんな食事を学んでほしいと思います」(福本さん)。

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scene 04  BOSAI食とは

BOSAI食とは、「非常食」と「保存(ほぞん)食」と「タネ」の三つを組み合わせる食事のことです。まず、一つめの非常食。缶詰(かんづめ)やレトルト食品、水など、災害直後の緊急(きんきゅう)時に命をつなぐための食べ物です。二つめは保存食。ほした野菜や、オイルにつけた野菜など、長持ちする食べ物。栄養たっぷりで、体を元気にする力があります。

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scene 05 ほし野菜づくりに挑戦

さっそく、保存(ほぞん)食の一つ、ほし野菜づくりに挑戦(ちょうせん)します。まずは、包丁やスライサーで、かぼちゃや赤玉だいこんなど、色とりどりの野菜をうすくカットしていきます。あとは、ざるにならべ、ほして乾燥(かんそう)させるだけなのですが、ここで一工夫。見る人が喜べるようにならべます。なるほど、こんなにきれいに野菜がならんでいたら、見た人も明るく元気な気持ちになれますね。

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scene 06 成長していくタネは心を元気にしてくれる

三つめの「タネ」。これがBOSAI食のいちばんの特徴(とくちょう)です。自分たちでタネから野菜を育て、BOSAI食として使います。「震災(しんさい)のときは、家がこわれたり家族が亡(な)くなったりします。なかなか悲しい気持ちは消えません。そこでタネをまくことによって、タネが芽を出したか気になって、明日楽しみだなと思うようになります。だんだん大きくなって野菜ができてきたら、小さなタネからこんなにおいしそうな野菜ができた、こんなにきれいな花がさいたと、だんだん希望がわいてきます。心を元気にしてくれるのがタネなんです」(福本さん)。

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scene 07 タネを育てる

まず、空き缶(かん)に、台所にある水切りネットをしきます。その上にガーゼを置きます。タネをまき、水でしめらせれば準備OK。水はたっぷりやるのがポイント。あとは、くらがりに三日ほど置いてから、太陽の下で育てます。では、実際に地震(じしん)などの災害にあった人々にはどんな食事が必要とされるのでしょうか。阪神淡路大震災で真冬の避難(ひなん)所生活を強いられた人々。冷えてカチカチになった配給のおにぎりを、焼いて、みんなで分け合って食べました。体だけでなく、心もあたたかくなったといいます。

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scene 08 オリジナルのオープンサンドをつくる

ただ食べておなかを満たすだけでなく、心も元気にする。そんなBOSAI食づくりに挑戦(ちょうせん)です。まず、缶詰(かんづめ)のパンを用意。その上に、非常食、保存(ほぞん)食、タネから具材を自由に選び、オリジナルのオープンサンドをつくります。「食べてもらう人が心も元気になれるような、そんな内容になっているかを考えてみてください」(福本さん)。BOSAI食で大切なのは、被災(ひさい)した人の気持ちを想像してつくること。どんなサンドイッチにするのか、名前とコンセプトを考えることから始めます。

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scene 09 被災者の気持ちを想像して

芦田(あしだ)くんが考えたのは、『キノコニョキニョキサンドイッチ』。「キノコはニョキニョキと育っていくので、早く復興するようにというねがいをこめて…」。コーンをメインに考えたのは山本さん。『おいしくてほっぺがおちる 元気いっぱい はじけるサンドイッチ』です。「コーンは黄色で、黄色は元気なイメージがあるから…」。芝池(しばいけ)さんのオープンサンドはスプラウトがパンの上に生えているように立っています。その名も『ぜったい花はさく!バーガー』。「春にお花がさいてるのを被災(ひさい)地の人が『うれしい』って言ってたからそれを思い出して」。

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scene 10 心を元気にする食べ物を

参加した子どもたちそれぞれが、食べた人に元気をあたえる色あざやかなオリジナルサンドをつくりました。どれもおいしそう! 災害が起きて、被災(ひさい)者になったときも、ほかの被災者を支えるときも、食べ物を工夫すれば、心を元気にすることができるんですね。