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オープニング
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分解(ぶんかい)。組み合わせ。一般化(いっぱんか)。抽象化(ちゅうしょうか)。シミュレーション。『プログラミング的(てき)思考を獲得(かくとく)せよ テキシコー』。

Scene1 あたまの中でうごかしてみよ「細長いふくろ」
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灰色(はいいろ)の細長いふくろ。片側(かたがわ)は開(あ)いていて、逆側(ぎゃくがわ)は閉(と)じています。この閉じている側にハサミで穴(あな)を開け、開いていた側からドライヤーで風を送(おく)りこむと…中を通った空気がふくろを持(も)ち上げ、先っぽの穴から出て行き、ふくろはまっすぐになります。では、先っぽの穴をテープでふさぎ、ふくろのはらの部分(ぶぶん)に穴を開け、その穴を下にして、同じように風を送りこむと、ふくろはどうなるでしょうか?

Scene2 実際(じっさい)にやってみると…?
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頭のなかで動(うご)かせたでしょうか?では、やってみましょう。風が、ふくろを持ち上げる。穴から、空気が吹(ふ)き出る。反動(はんどう)で、ふくろがはね上がる。ふくろが折(お)れ、空気の通路(つうろ)がふさがれる…。

Scene3 ダンドリオン「ハンバーグ」
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“効率第一(こうりつだいいち)。ダンドリオン。”今日は、レストランでハンバーグを焼(や)く係(かかり)をやります。ハンバーグ用のフライパンは一つしかなく、一度(いちど)に2つ焼けます。また、ハンバーグは焼くのに、片面(かためん)5分、裏返(うらがえ)して5分、合計10分かかります。ハンバーグ3つ注文(ちゅうもん)が入りました。部下は、1つ目と2つ目のハンバーグを両面焼き10分、3つ目のハンバーグを両面焼き10分、合計20分でやりましたが、お客(きゃく)さんにおそいと言われてしまいました。「たしかに、効率が悪(わる)い!」と料理長(りょうりちょう)。「では、どうするでありますか?」「それはな…」。工夫(くふう)すると合計15分でできました。

Scene4 ロジックマジック「3つの可能性(かのうせい)」
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つくえの上に、消(け)しゴム、はさみ、えんぴつが置(お)かれています。そしてマジシャンがふうとうに手紙を入れ、「この封筒に、あるメッセージを入れておきました。中身(なかみ)は後でお見せします。」と言いました。次(つぎ)に「この3つのうち、どれでもいいので指差(ゆびさ)してください。」とマジシャンは言い、客はえんぴつを指差しました。するとマジシャンはふうとうを開け、紙を取(と)り出しました。「指をとなりに移動(いどう)させてください」と書いています。客がその通りにすると、「『ウラへ』と書いてありますね」とマジシャンが言い紙を裏返すと「あなたが指差しているのは、はさみです。」と書いていました。まんまと、言い当てられてしまったのです。

Scene5 どうしてマジシャンは予言(よげん)できたのか?
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どうしてマジシャンは予言できたのでしょうか?もし客が消しゴムを選んでいたらどうしていたのでしょう?さらに、もしはさみを選んでいたら…?(プログラミング的思考その②「手順(てじゅん)の組み合わせを考える」)

Scene6 小山田部長(ぶちょう)とテキシコー「第(だい)1話:コピー」
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小山田部長、会議(かいぎ)の前に、自らコピーをとっています。「えーと、2ページの書類(しょるい)を、100部(ぶ)と。」しかし、問題発生(もんだいはっせい)。まちがって、1ページ目と2ページ目を逆にコピーしてしまいました。「100回入れ替(か)えないといけないのか…ん、待(ま)てよ?」テキシコーを使うと、かかった回数、たったの1回。小山田部長、テキシコーで切りぬける。

Scene7 今回のまとめ
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今日学んだプログラミング的思考は次(つぎ)の3つ。「②手順の組み合わせを考える」「③パターンを見つける」「⑤頭の中で手順をたどる」

テキシコー
#6
魅力的な映像や楽しいアニメーションから、5つのプログラミング的思考(テキシコー)を楽しみながら育もう。