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scene 01超人サイボーグ「体育ノ介」
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体育…それは運動を経験(けいけん)することで、生涯(しょうがい)にわたってスポーツを楽しむ力を育てるもの。つまり…、体育ができると、人生がより楽しくなる!! そして今、一人の超人(ちょうじん)サイボーグが開発された。その名は、体育ノ介。

scene 02『体育の力』をプログラミングしていく
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ここは、博士博士(はくし・ひろし)博士(はかせ)、略して博士3(はかせさん)の研究室。「わたしが開発した超人(ちょうじん)サイボーグ、体育ノ介。なんとも美しいこのボディ。愛らしいこのフェイス。しかし、この体育ノ介に、ある大切なものを入れわすれてしまった。それは、体をスムーズに動かす力、すなわち『体育の力』じゃ。だが、まだおそくはない。これから彼(かれ)に『体育の力』をプログラミングし、体育ノ介がどうかわっていくのかを研究すればよいのだ。さっそく、きょうのミッション。さかあがりに挑戦(ちょうせん)だ!」。

scene 03さかあがりにチャレンジ…
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「さかあがり、実行!」。しかし体育ノ介、何度もさかあがりにチャレンジしますが、できません。

scene 04お手本のデータをダウンロード
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「やはりむりか…。そうか、体育ノ介もくやしいか。よし、さかあがりの技(わざ)をプログラミングだ。何かよいお手本をさがさねば…」。パソコンで検索(けんさく)してさがす博士3。すると、「おお、あった! なんと美しい演技(えんぎ)なんじゃ。冨田洋之(とみた・ひろゆき)…アテネ五輪で“栄光(えいこう)のかけ橋”をわたったあの体操選手(たいそうせんしゅ)、冨田洋之さんか! さっそくこの選手のさかあがりデータ、ダウンロード!」。

scene 05さかあがり「できるポイント」その1
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冨田洋之さんの、さかあがりのお手本です。「さかあがりが、『できるポイント』。
けり足は鉄棒(てつぼう)の真下か、少し前!」。

scene 06さかあがり「できるポイント」その2
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「かた足をふり上げ、もう一方は地面をける!」。

scene 07さかあがり「できるポイント」その3
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「ひじは曲げ、おなかを鉄棒にひきつける! 足は真上!」。

scene 08さかあがり「できないポイント」その1
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つづいて、体育ノ介の『できないポイント』分析(ぶんせき)です。「さかあがりが、『できないポイント』。ける足がうしろすぎて、ダメ! 今度は前すぎで、ダメ!」。

scene 09さかあがり「できないポイント」その2
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「けり上げる足が前方では、ダメダメ!」。

scene 10さかあがり「できないポイント」その3
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「うでがのびきっとる。あごも上に向いとーる!」。ここで、博士3は体育ノ介に『できるポイント』をインストールしました。

scene 11体育ができると人生がより楽しくなる!
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さかあがりができるポイントをチェック。「けり足は鉄棒(てつぼう)の真下か、少し前! 完了(かんりょう)! かた足をふり上げ、もう一方は地面をける! 完了! ひじを曲げ、おなかを鉄棒にひきつける! 完了! 足は真上! オール、オッケー! なんと美しい演技(えんぎ)なのじゃ…。おお、体育ノ介がよろこんでおる。やはり、体育ができると人生がより楽しくなる! わしの研究は、今花開いたのじゃ!」。

scene 12さかあがりのコツ
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冨田さんが教えてくれる、さかあがりのコツ。「さかあがりのいちばんのポイントは、足の動きと、うでの動きを合わせることです。最初(さいしょ)から完璧(かんぺき)にできなくてもだいじょうぶです。ポイントを一つひとつクリアしながら、鉄棒(てつぼう)を楽しみましょう!」(冨田さん)。

scene 13みんなもやってみよう!
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みんなもやってみよう。さかあがりができないときは、タブレットでお手本を見て、『できるポイント』をつかむといいのです。自分とどこがちがうのかが、わかります。あごをひいて、もう一度。『できるポイント』を一つひとつクリアしていけば、きっとさかあがりができるようになります。ところで、なぜ博士3はここまでさかあがりにこだわるのでしょう。その秘密(ひみつ)は…。

scene 14さかあがりの歴史
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400年以上前に画家ブリューゲルによってえがかれた絵画『子どもの遊戯(ゆうぎ)』。子どもたちが木の棒(ぼう)に元気にぶら下がっています。なんとも幸せそうな笑顔(えがお)。そんな鉄棒競技(きょうぎ)の原型(げんけい)は19世紀(せいき)。ドイツでヤーンという人が始めたといわれています。当時は、いろいろな形で木の棒にぶら下がる、これが競技でした。ヤーンのもとには熱気(ねっき)ある若者(わかもの)たちが集い、日々、自分の身体能力(のうりょく)を向上させることを楽しんでいたのです。「なんともおく深い。さかあがりこそ、人生の栄光(えいこう)のかけ橋だー!」。

はりきり体育ノ介
器械運動(鉄棒)~さかあがりに挑戦だ!~
上がり技の基本「逆上がり」の出来るポイントと出来ないポイントを映像とことばでわかりやすく伝える。【お手本:冨田洋之さん】
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