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紺野美沙子 紺野美沙子

紺野美沙子女優こんのみさこ

1960年生まれ、東京都出身。1979年、『黄金のパートナー』で映画デビュー。80年には連続テレビ小説『虹を織る』でヒロインを演じる。その後、舞台『細雪』で三女・雪子役を好演するなど、テレビ、映画、舞台など幅広い分野で活躍。その一方、1998年には国連開発計画親善大使に任命され、国際協力の分野でも活動している。NHKでは大型時代劇『真田太平記』、大河ドラマ『徳川家康』、『武田信玄』、『炎立つ』、連続テレビ小説『あすか』などに出演。2010年からは『紺野美沙子の朗読座』を主宰。

連続テレビ小説 虹を織る(1980)

島崎佳代役

連続テレビ小説 虹を織る

インタビュー

 「虹を織る」のヒロイン役にはオーディションで選んでいただきました。19歳、大学2年生のときでしたね。NHK大阪放送局制作の“朝ドラ”だったので、足かけ9か月ほどの間、大阪で暮らしながら撮影を行っていたんです。収録中にちょうど二十歳になって、大阪城の前で晴れ着を着て、写真を撮っていただいた記憶があります。

 スケジュールはとってもハードで、月曜日と火曜日がリハーサル、水曜日から土曜日までの4日間で収録していました。日曜日は基本的にお休みでしたが、萩弁をはじめ、剣道や歌、バレエなどの特訓が入ったり、サイン会などのイベントの予定があったりと、ほとんどお休みがない状態(苦笑)。それでも、体調を心配してくださる周囲の皆さんから「食べろ、食べろ」と言われて、逆に太ったくらいでした(笑)。

佳代は弟の誠(入江則雅)のため、剣道の果たし合いをすることに…

 “朝ドラ”がみんなそうであるように「虹を織る」もまた、そうそうたるベテラン俳優のみなさんが、周囲を固めてくださいました。さまざまなことをご指導いただき、経験しましたが、年齢を重ねれば重ねるほどその重みとありがたさが増してきます。たくさんのドラマが作られるなかで、 “朝ドラ”のヒロインとして歴史の1ページに加えていただけたことが、本当に感謝すべきことだと年々分かってきたような気がします。

仲間と共に青春を宝塚の舞台に賭ける

大河ドラマ 徳川家康(1983)

木ノ実役

大河ドラマ 徳川家康

インタビュー

 「虹を織る」から3年後、時代劇の経験がほとんどない中での大河ドラマ出演でした。私が演じたのは、水野信元の孫娘・木ノ実(このみ)。石坂浩二さんが演じられた堺の豪商・納屋蕉庵の養女となり、養父の密命を受けて家康と堺衆を結ぶ役目を果たす人物でした。でも、木ノ実は秀吉の朝鮮侵略を止めるために家康が書いた書状を北政所に届けた後、石田三成に捕まって殺されてしまいます。ですから、出演期間は比較的短く、どちらかというとゲスト的な感じでしたね。

 私もまだ若く、初めての大河ドラマ出演でしたから、主演の滝田栄さんとお会いしたときは「わぁ、家康だ〜、すごいな」と、感激したことを覚えています。周囲のご出演者は皆さん、ベテラン俳優の方ばかりで、とても緊張していた私を、石坂浩二さんがいつも楽しいおしゃべりでリラックスさせて下さいました。

ときに男装して家康(滝田栄)の前に現れる

大河ドラマ 武田信玄(1988)

三条夫人役

大河ドラマ 武田信玄

インタビュー

 私が演じた信玄の正室・三条夫人は京都から嫁入りしたという設定だったので、最初に眉毛を全部剃ってしまって、メイクで殿上眉を描いていただいていました。時代劇のメイクをし、かつらをつけて、衣装を着る。それがある種、武装しているような感じで、平幹二朗さん、若尾文子さん、小川真由美さんをはじめとした大先輩に囲まれてお芝居をするプレッシャーを何とか乗り越える手助けになっていたと思います。 

 共演者があまりにすごい顔ぶれだったので、リハーサル室に行くだけで緊張してガチガチだったんですよね。それだけに「扮装の力ってすごいな」とありがたく感じた1年でしたね。

武田信虎(平幹二朗)は三条の方の豪胆さを気に入る
生涯をかけて三条の方に尽くした侍女・八重(小川真由美)

 これだけ長くひとつの作品に参加するのが初めての経験。三条夫人は若いころから亡くなる50歳までを演じました。信玄公とは夫婦でありながら打ち解けることができず、確執を抱え続けていた役で、晩年には実の息子を自害に追い込まれることもあって、演じていて精神的にしんどかったですね。ただ、ひとつの役の生涯を演じられるのは大河ドラマならでは。本当に貴重な経験だったと思っています。

武田信玄(中井貴一)
信玄と三条の方の息子・義信(堤真一)は父への謀反を企て…

連続テレビ小説 あすか(1999)

宮本京子役

連続テレビ小説 あすか

インタビュー

 かつて連続テレビ小説「虹を織る」でヒロイン役を経験したNHK大阪放送局に今度はヒロインの母親役として呼んでいただけて、本当にありがたくて! 今度は私がヒロインをもり立てるような役割をしたいと思っていました。でも、何しろセリフの量が多くて、しかも京都弁でしたから、自分自身のことで精一杯(苦笑)。いつも新幹線のなかでイントネーションの練習をしていたことが懐かしいです。

京子は和菓子職人の禄太郎(藤岡弘、)と駆け落ちし、あすかを授かる

 “朝ドラ”の現場は相変わらずハードで、私の母を演じてくださった有馬稲子さんが「朝まで収録するから“朝ドラ”って言うのね」って名言を残されたほど…。そんななかでも、ヒロインの竹内結子ちゃんは本当に頑張り屋さんで、弱音を吐くことが一度もなく、淡々と元気に演じていらっしゃったのが印象的です。

和菓子職人として父に弟子入りすることを決意したあすか(竹内結子)
娘の決意を知った京子はあすかの髪を切る

 また、子育ての真っ最中に撮影が行われていたので、ずい分と共演者の方には助けていただきました。特に同年代の名取裕子さんにはカバーしていただき、お世話になりましたね。梅沢富美男さんと名取さんはムードメーカーでいらして、いつも現場を盛り上げてくださいました。若手だった藤木直人さんには、ただただカッコ良くて見とれていました(笑)。佐藤仁美さんは当時から自然体で、撮影終了後の打ち上げの際に、すごく歌がお上手で驚いたことを覚えています。

京子の兄・玉治郎(梅沢富美男)とその妻・ひろこ(名取裕子)

土曜時代ドラマ 悦ちゃん(2017)

日下部絹役

土曜時代ドラマ 悦ちゃん

インタビュー

 日下部家は今の感覚とはまた違う、スペシャルなお金持ち。私も娘のカオルを演じる石田ニコルちゃんも、現実離れした衣装を毎回着せていただけるので、楽しいですね。

 衣装だけではなく、日下部家はお家もすごいんですよ。セットなのに広くて天井も高い! 調度品も豪華で、もう鹿鳴館のようです。

えり好みが激しく結婚しないカオル(石田ニコル)は日下部家の悩みの種

 ドラマの舞台となるのは昭和10年。日本は戦前、戦後で生活が大きく変わったので、古き良き日本が残っていた最後の時代なのかなぁと想像しています。ドラマには長屋の人情なども描かれ、少し江戸の面影も感じることができるのではないでしょうか

 ドラマの見どころは何といっても、碌さん役のユースケ・サンタマリアさんと悦ちゃん役の平尾菜々花ちゃんのほんわかしたやりとり。見ていて胸があたたかくなるようで、最高です。ドラマが終わったらみんな「悦ちゃんロス」になるんじゃないかと思わされる、懐かしくて、ほのぼのするドラマです。

10歳の悦子(平尾菜々花)は父・碌太郎(ユースケ・サンタマリア)の再婚を企む
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