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三田佳子 三田佳子

三田佳子女優みたよしこ

大河ドラマ『花燃ゆ』

大河ドラマ『花燃ゆ』

 『花燃ゆ』で三田さんが演じているのは、上州の名士で群馬県庁の勧業課長も務める阿久沢権藏(江守徹)の妻・せい。古くから「かかあ天下」の土地柄として知られる上州を象徴するような存在で、県庁職員の妻たちのリーダー的存在でもある女性だ。この役柄、実はドラマのオリジナル。実在しない人物を演じることについて三田さんは「私が演じるせいは、群馬を代表するようなキャラクターです。“かかあ天下とからっ風”っていいますでしょう。その言葉通り、夫のアクの強さを懐に入れ、夫よりも天下を取っているような人ですね」。役作りについて聞くと「群馬の女性は声がすごく大きいんですって。それが特徴。笑い方もオホホではなく、ワッハッハです。その辺を思い切って強調しながら、群馬のご婦人を演じたい」と話した。

 ヒロインである美和とせいは、じっくりと人間性を見極めた上で心を通わせる関係に。今では「(美和の)群馬の母になりたい」と思うようにまでなっているそう。「演じる井上真央ちゃんとも、心を通わせて演じたいですね。そのなかで、彼女の活性化とか役の起爆剤になれたら」と、20代で主役を務めた井上さんへの思いものぞかせる。「今まで私も先輩にいろいろ教わってきましたので、切迫感や苦しい気持ちを乗り越えるための後押しができればと思います」。

 ドラマでは美和との印象的なシーンが数々描かれる。なかでも三田さんの印象に残るのは、西南戦争で捕えられた捕虜に職業技能を身に着けさせるべく、協力先を探して回る美和が、せいに胸の内を打ち明ける場面だ。「美和さんがいじらしい告白をするシーンで、はっきりと心を通わすところを私なりに演じさせていただきました。抱きしめる演技は、孫を抱きしめたときの感覚を芝居にいかしたんですよ」。

 ラスト10回に登場し、ドラマの終盤を盛り上げるせい。「群馬って総理が4人も出ていて教育熱心。それに最近、世界遺産になった富岡製糸場でも注目されています。その群馬がどんな歴史をたどってきたのか、興味を持っていただけるような10回になればと思っています」。

 三田さん自身、2度大河ドラマの主役を務め、その責任の重さを誰よりも理解している。そんな三田さんにオファーされたのが、今回の役どころだった。「スケジュール的にはつらいですが、ここでお断りしたら女優がすたる。そういうことも含めて死んでもやろうと思いました。役を作っているときが命の源ですから」。そんな覚悟が込められた阿久沢せいという役どころ。気迫あふれる演技は最後まで見逃せない。

大河ドラマ『いのち』

大河ドラマ『いのち』

三田佳子さんが初めて大河ドラマの主役を務めた『いのち』。終戦直後の混乱のなかで医師となり、苦労を背負いながら医療に情熱を傾けるヒロイン・高原未希の姿を、日本の歩みとともに描いた。凛とした女性らしさを持つヒロイン像に、当時「あこがれの対象として役作りをしたい」と語っていた三田さん。「大河だからどうしても出たいということではなく、ほかではやれない企画に参加できるという点が大事なことでした。あれは主人公でも脇役でも同じです」と、大河ドラマへの思いを振り返った。

大河ドラマ『花の乱』

大河ドラマ『花の乱』

 大河ドラマ主演2作目は『花の乱』。「命をかけてやらなければ」と出演に際しての覚悟を語った本作は、室町将軍の妻・日野富子の愛と戦いの日々を描いた物語。三大悪女の一人に数えられるというヒロイン像を「まさに両性具有。女性であって、姿顔だちは男性。その迫力を感じました」と語っていた三田さん。しかし、富子を演じ、知るなかでそのイメージは一変。「悪女ではなくなりました。ただ女性であるがゆえに“悪女”といって抹殺しようとしたんですね」。

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