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鹿賀丈史 鹿賀丈史

鹿賀丈史俳優かがたけし

プレミアムドラマ『昨夜のカレー、明日のパン』

プレミアムドラマ『昨夜のカレー、明日のパン』

鹿賀丈史さんが演じるギフこと連太郎は、亡くなった息子のお嫁さんであるテツコ(仲里依紗)と7年も同じ家で一緒に暮らしている。息子の死、夫の死という悲しみを背負った者同士ではあるけれど、どこか不思議な関係だ。

「ふつうならお嫁さんが出て行くか、実家へ帰るかするところを、なぜかふたりで生きている。それが不自然ではないというのこのドラマを成立させている根本にあるんです」。

微妙な関係のふたりの日常、そこで何か事が起きたとき、そこにどう向き合っていくのか。ギフは果たしてテツコのことを本当に理解しているのか。「それでも一緒に日常を前に向かって生きていくんです」と鹿賀さん。

連太郎とはどんな人物なのだろうか。

「過去に妻、そして息子と家族をふたり亡くしている。それでも頑張って生きているというよりは、残された人間として楽しむというと少し違うのかな…。素直に生きているという感じはします。生きることに変にこだわりを持つわけではなく、ある意味自由さもあり、人に対する優しさもあり、つかまえどころがないけれど愛されるべき人間かなと」。

気象予報士としてテレビにも出演するが、鹿賀さんいわく「小さな仕事しかしていない、テレビ的にはあんまり売れていない」人物のようだ。「当たり外れに関してはそんなに神経質になっていない、ある意味自由な人というふうにも感じます」と話し、そのつかみどころのなさが魅力ではないかと話してくれた。

連続ドラマは久しぶりだという鹿賀さん。実は木皿さんがギフ役をぜひ鹿賀さんにとお願いしたそうだ。

「ありがたいことで、台本を大事に読んでいます。こういうドラマをやるのが久しぶりなので、非常に大事に役を作っていこうと思いまして」。

木皿さんの原作を読んで感動し、さらに木皿さんがシナリオを担当されるというので「相当面白いだろう」と期待して臨んだが、第1話の台本が上がったとき「想像以上に熱く胸に迫ってくるものがありました」という。「人間が死ぬということ、生きるということへの思い。いろいろな問題を抱えながらも生きていく力強さに涙しました」とも。

毎回、ギフが歌う場面が出てくる。あるときは酔っ払った夜道で、ある時はお風呂での鼻歌など。それらの歌もファンの間では好評だ。

「僕、歌は好きですが難しいです。自分でつぶやくような思いで歌うんですけど、それで鼻歌ふうに成立するかというとそうでもなかったり。少し勉強しているのですが、なかなかうまくいかなくて撮り直していただいたりしています」。

劇団四季のミュージカルスターだった鹿賀さんならではのこだわりであり、ていねいに取り組んでいることがうかがえる。

「ひとりひとりが個性というか、何かを抱えて生きている人間の集まり」という登場人物たち。そんな人間同士がぶつかり、そこから新しいドラマが生まれてくる。

「単純な言い方になってしまいますが、人は人とどう関わって生きていくのか。そのあたりが非常によく描かれたドラマなので、そこを見ていただけたらうれしいかなと思います」とのこと。

どこか悲しくておかしくて、そして温かい。そんなすてきなドラマだ。

大河ドラマ『黄金の日日』

大河ドラマ『黄金の日日』

戦国時代、ルソンとの貿易で巨万の富を得た豪商・呂宋助左衛門(松本幸四郎)を主人公に描いた大河ドラマ。高山右近を演じた鹿賀丈史さんにとっては初のテレビドラマ出演だった。「図々しかったせいか(笑)、そんなに緊張することなくなじめました。みなさんにずいぶんかわいがっていただいて」。

劇団四季のミュージカル『ロックオペラ イエス・キリスト=スーパースター』で主演デビューした鹿賀さん。記念すべきテレビドラマ初出演作品もキリシタン大名の高山右近役だったというのは偶然?「僕が舞台でイエス役を演じたことから指名していただいたのかもしれませんね」と、当時を振り返りながら話してくれた。

連続テレビ小説『本日も晴天なり』

連続テレビ小説『本日も晴天なり』

NHKアナウンサーから作家になった近藤富枝さんの半生をモデルに描いた朝ドラ『本日も晴天なり』。鹿賀さんはヒロインの桂木元子(原日出子)の夫・大原正道役で出演した。

「その少し前に出演したのが映画『野獣死すべし』。ものすごいハードボイルドな世界から一転、家庭の夫という役柄でそのギャップを映画の村川(透)監督からは指摘されました(笑)」と当時のエピソードを語ってくれた。

収録の思い出としては毎回のエンディングシーンのことが浮かぶ。

「エンディングに音楽が流れるんですが、その音楽の尺(長さ)に合わせて芝居をするんです。それが、みなさんはあまり得意ではなかったようで。だけど僕はミュージカルをやっていましたから、大丈夫ですよって(笑)」。音楽に合わせた芝居を楽しんだようだ。

大河ドラマ『翔ぶが如く』

大河ドラマ『翔ぶが如く』

幕末から明治を生きた維新の三傑に入る薩摩の両雄・西郷隆盛と大久保利通を主人公に描いた大河ドラマ『翔ぶが如く』。西郷隆盛役は西田敏行さん、そして鹿賀丈史さんは大久保利通役だった。

当時、鹿賀さんの家の近所に大久保利通の子孫の方が住んでいたそうだ。その方から「利通の遺品があるから見にいらっしゃい」などと声をかけていただいたことをなつかしく振り返る。その一方、鹿児島は圧倒的に西郷びいきの人が多く、「大久保は嫌われているなと実感しました。私個人が嫌われているのではなく、役なのでいいんですけどね」と苦笑。「ただ大久保は実像がしっかりしている分、演じやすかったともいえます。西郷さんは虚像というか、実像があいまいであるがゆえに英雄であり続ける。これから先もわからないままなんでしょうね」と感慨深げに語ってくれた。

BS日曜ドラマ『藏』

BS日曜ドラマ『藏』

大正から昭和、新潟の造り酒屋を舞台に人生を自分の意志で生き抜くひとりの女性を主人公に描いた宮尾登美子の原作をドラマ化した『藏』。鹿賀さんは、主人公・烈(松たか子)の夫・田乃内意造を演じた。

「これは大山(勝美)監督が実にていねいに撮ってくださった本当にいい作品だったと思います」と振り返る。ロケとスタジオ出同じような重厚感あるセットを造るなど、ぜいたくな撮り方をしたという記憶があり、「それだけ厚みのあるドラマの一端を担わせていただいたという気がします」と誇りに感じたそうだ。「今見ても色あせない素晴らしい作品なので、機会があればぜひ見ていただきたいです」とも話してくれた。

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