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松下奈緒 松下奈緒

松下奈緒女優・ピアニストまつしたなお

土曜ドラマ『芙蓉の人~富士山頂の妻~』

土曜ドラマ『芙蓉の人~富士山頂の妻~』

平成25年6月、世界遺産に登録。その美しさから芙蓉峰とも呼ばれる日本最高峰の富士山。その山頂にある気象観測所は日本の気象観測の発展に大きく貢献したことで知られる。

明治28年に民間人でありながら、不可能と思われていた厳冬期の富士登山を成し遂げ、ひと冬籠って気象観測を続けた気象学者・野中到。土曜ドラマ『芙蓉の人~富士山頂の妻~』は日本の発展のため、命を賭けた野中到と、そんな夫を支えるべく、死をも恐れず寄り添った妻・千代子の夫唱婦随の観測を描く。

主人公の千代子を演じるのは松下奈緒さん。厳冬の富士に身を投じた野中夫妻を演じるにあたり「現代に生きる我々からすると、(野中夫妻は)すごいことを成し遂げた人。遠い存在のような感じがしていました」と、役への第一印象を話した。「実在の偉人をきちんと演じられるかちょっと怖くなりました」ともポツリ。しかし実際に演じてみると明治を生きた人々の生きざまが今につながっていると実感するようになったという。また同時に明治の女性である千代子についても理解を深めていった。「夫のため、私が行かなければ夫は死んでしまうと強い気持ちを持った人。信念や愛情深さを持ち合わせている理想の女性でした。度量が大きく安心感を与えられる。どうやったらこういう女性になれるんだろうと思いました」と、懐の深さに憧れを抱くようにもなった。

千代子が命をかけて支えた夫・到の魅力を聞くと…。「不器用さだと思います。不器用だけど千代子さんを愛していることが伝わってくるんですよね。それに応えたい千代子さんもいるし、必要とされていることに幸せも感じていると思います」とほほ笑む。

気象観測台を建てるという夢だけを持って生きてきた到と、従兄妹同志であったことから、そんな到の姿を見つめ続けてきた千代子。千代子にとって到は初恋の人でもあっただけに「彼の夢を最後まで見届けたいという思いもあったのでは?」と松下さんは話す。また、夢に向かう到の一途さに圧倒されつつもひかれていると感じたそう。「ふたりそろって夫婦は支えあうもの、ひとりになってしまってはダメ」と周囲の反対を押して夫に寄り添った千代子。そんな2人を演じる松下さんと到役の佐藤隆太さん。厳冬の富士山頂を再現するため、マイナス10度に設定した冷凍倉庫でのロケ撮影が行われた同ドラマ。ロケを間近に控え「過酷な撮影も到役の佐藤隆太さんが居てくれれば大丈夫」と松下さん。どんなシーンが撮影されたのかも見どころのひとつだ。

特集ドラマ『グッジョブ Good Job』

特集ドラマ『グッジョブ Good Job』

佐嶋建設・営業第2課の営業アシスタントである5人の女性社員たちの本音とリアルな日常を描いた特集ドラマ『グッジョブ Good Job』。同ドラマで松下さんが演じたのは、ヒロインの上ちゃんこと上原草子。「面倒見がよいので、すべてを抱え込んで仕事してしまう。その上、自分の弱みは一切見せないので、かわいそうだと感じる部分もある役でした」。

さわやかで仕事のできる“ハイパーOL仮面”という役どころだったが、実際の松下さんとは全くタイプが違ったのだとか…。「演じるのがすごく難しかったのを覚えています。パワフルで元気な女性だったので、ついていくのが大変でした。監督からもっともっと上げてとよく言われていたんです(苦笑)」。そんな上ちゃん役だが「未だに『グッジョブ』好きだとおっしゃって下さる方が多いんです」というように、今もファンが多く、お仕事ドラマの定番として愛されている。

土曜ドラマ『監査法人』

土曜ドラマ『監査法人』

日本経済がバブル崩壊の後遺症をひきずっていた2002年を舞台に、企業の命運のカギを握る公認会計士のグループ・監査法人を描いた経済ドラマ。公認会計士を扱った珍しい作品で松下さんが演じたのは主人公・若杉健司(塚本高史)のかつての同僚で同じく公認会計士の山中茜。「本当に硬派で、男性を魅力的に見せるドラマだなと思っていました。そのなかで女性一人、どう演じればいいのか迷いましたね」と当時を振り返る。

「本当にセリフが難しくて、会社の仕組みから理解しないと、どういう流れで監査に至るのかも分からなくて…一生懸命勉強しました。でも、勉強してもぱーっと抜けちゃうんです(笑)」。セリフは専門用語のオンパレードだったため「自分自身に浸透させるのが難しかった」と苦笑した松下さん。「セリフのなかで会社名が変わるだけで、全部のセリフが言えなくなってしまうこともありました」と舞台裏の苦労を語った。

連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』

連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』

連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』は、「ゲゲゲの鬼太郎」の原作者で漫画家の水木しげるさんの妻・布枝さんの自伝「ゲゲゲの女房」を原案にした夫婦の物語。約1年をかけて撮影が行われただけに、ヒロインを務めた松下さんにとっても思い出深い作品になったようだ。ひとりの女性の半生を、一緒に人生を歩むように演じたのも初めての経験。「現場にいる時間がとても長く、役と自分との境目がなくなった瞬間がありました。笑ったり泣いたり大変なこともありましたが、今でも私のなかに布美枝という人が生き続けています」。

『芙蓉の人』同様、夫を支えた女性を演じた作品。「布美枝役では、モデルになった布枝さんがご健在ですので、かけ離れたイメージになってはいけないと緊張しました。実在の方を演じるときは、その方を実際にご存知の方もいらっしゃるので、身が引き締まります」。

ドラマ10『向田邦子ドラマ 胡桃の部屋』

ドラマ10『向田邦子ドラマ 胡桃の部屋』

『向田邦子ドラマ 胡桃の部屋』で演じたのは、蒸発した父の代わりに一家を支えようと奮闘する次女・三田村桃子だ。「向田さんの作品に出演してみたいと思っていたので、夢がかなった作品でした。向田さんならではの、日常をのぞいているかのような世界観が魅力的で、そんな世界観を表現するためにワンシーンをワンカットで撮影することもありました。毎回登場する食卓のシーンではポンポン会話が飛び交うのですが、共演者のみなさんとセリフのタイミングについて、じっくり話したのを覚えていますね」。日常の何気ない風景をユーモアと毒を交えて描き出すのが向田ドラマの真骨頂。松下さんもそんな世界観の一員となり「日常に面白さだったり、不思議なエッセンスが入る、向田さんらしさを経験できた」と感慨深げだった。

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