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富田靖子 富田靖子

富田靖子女優とみたやすこ

1969年、神奈川県生まれ。83年、中学生の時に映画『アイコ十六歳』のオーディションを受けて合格。応募者12万人以上の中からヒロインとして初映画デビューを飾り、同映画の主題歌「オレンジ色の絵葉書」で歌手デビューも果たす。主な出演品に、ドラマ『昔の男』『853~刑事・加茂伸之介』映画『アイコ十六歳』『茶々 天涯の貴妃』など。NHKでは、大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』連続テレビ小説『あさが来た』ほか出演作多数。連続テレビ小説『スカーレット』ではヒロイン喜美子の母・マツ役を演じる。

ニューウェーブドラマ ネットワークベイビー(1990)

岡野京子役

ニューウェーブドラマ ネットワークベイビー

インタビュー

 私が演じた岡野京子は、亡くなった子どもをコンピューターゲームのキャラクターに投影させて、育てている女性です。このお話の題材は当時としてはかなり斬新で、初めて聞いた時「こんなことが現実になるの?」と驚いたことを覚えています。技術の発達によって今でこそあたり前になりましたが、放送された30年前はパソコンを一家に一台置いている時代ではなかったので、それだけ未来を見据えていた物語だった気がします。

ゲームキャラクターを「ナミ」と名付け、ナミとのおしゃべりにのめりこんでゆく京子

 この頃はまだ二十歳前後で子どもを産む前でしたが、母親役を演じるにあたって年齢の壁を意識せずに撮影ができていました。というのも、この後に、半年間休業することを決めていて、とにかくその瞬間瞬間を大切にしながら「お芝居を楽しみたい!」という気持ちがあったので、変に力んだり緊張することもありませんでした。

「奈美」は幼くして亡くなった京子の娘の名だった…

 脚本を担当した一色伸幸さんが、この作品で「放送文化基金奨励賞」を受賞されたり、監督を務めた片岡敬司さんはこれが初監督作品だったり、とにかく次世代を担う人たちがたくさん携わっていて、新しい世代でチャレンジしていった作品でしたね。自分のあどけない顔やバブルの匂いが漂うソバージュっぽい髪型、メークなど、こうして見返してみると恥ずかしい部分も多々ありますが(笑)。今まで出演してきたドラマの中でも印象深い作品です。

さくら家の人びと
~ちびまる子ちゃん一家のその後の生態~(1992)

さくらももこ役

さくら家の人びと~ちびまる子ちゃん一家のその後の生態~

インタビュー

 漫画『ちびまる子ちゃん』の世界を少し混ぜた不思議な世界観でした。この作品では、落語をやらせていただいたり、家族団らんの撮影が楽しかったり、役を通じていろいろ経験させていただくことができたので面白かったですね。

 プライベートではアニメを観たり漫画を読むことが好きで、『ちびまる子ちゃん』も大好きな作品の一つ。漫画雑誌に連載された当初からずっと愛読していていましたから、ファンとしてこの作品に参加させていただけたのは光栄でしたし、なによりうれしかったです。

想像力豊かなももこは漫画家志望
漫画家になれなかったら落語家になろうかな?

 ももこのお母さん役を演じられていたのは渡辺えりさんでした。お母さんの髪型って少しクルクルしているじゃないですか。当然外見も役に寄せますから、えりさんも原作に合わせてクルクルのパーマヘアだったのです。髪型を変えた時「なんでこんな髪型にしなきゃいけないの!」って断固拒否していました(笑)。えりさんって実はラブリーなものが好きな、とても女性らしい方なんですよね。その髪型を嫌がる仕方がとても可愛く見えて、その時の光景は今でも鮮明に覚えています。たしかに考えてみれば、あの髪型はアニメだと違和感なく見えますが、リアルで見ると女性としては「切ないよな」って複雑な気持ちでした(笑)。

『ちびまる子ちゃん』の世界そのまま!さくら家の人びと
母すみれを演じる渡辺えり(当時は渡辺えり子)
人気漫画家さくらももこの高校時代からデビューまでを描く

木曜時代劇 吉原裏同心(2014)

きく役

木曜時代劇 吉原裏同心

インタビュー

 私はきくという遊女を演じました。私は優しい感じの役やハツラツとした感じの役、両極端なものを選んでいますが、きくは少しやさぐれた感じのあるキャラクターでした(笑)。ちょうどこの頃、私の子どもが幼稚園から小学生に上がるタイミングで、新しい生活リズムに慣れずに苦労していましたね。役者としても頑張らなければいけない時期でしたし、母親としてもめまぐるしい毎日を送っていので、役作りをする時間をとるのもひと苦労でした。「母として送る生活」と「お仕事もきちんとやりたい」という思いが交錯していて精神的にも大変でした。だからこそ、これだけ大変な状況で頑張って演じる自分の姿を見ると、必死にだったあの頃を思い出すことができて、自分から刺激をもらえるような気がします。

吉原を視察に来た南町奉行・村山(ダンカン)に卵がぶつけられる事件が
遊女・きくはかつて村山の妾(めかけ)になることを拒んだ女
きくは事件に関わっているのか?

 演出の西谷真一さんとプロデューサーの佐野元彦さんとは、『あさが来た』『毛利元就』へ出演した時にお世話になりました。その時のご縁もあって「また一緒にやろうよ」とお声をかけていただき、この作品に出演する決意ができました。もしお二人と一緒に仕事をしていなかったら、すさまじい日々の中でドラマをやろうと思えなかったです。

きくの恋人・喜助(天宮良)は村山に無実の罪を着せられ江戸から追放されていた…

プレミアムドラマ 受験のシンデレラ(2016)

遠藤千枝子役

プレミアムドラマ 受験のシンデレラ

インタビュー

 この作品では真紀の母親・千枝子を演じましたが、振り返ると、このあたりから母親役が多くなってきたと思います。

 千枝子は今まで演じてきたどの母親役と比べてみても不器用な母親で、結果的にやることなすこと全て上手くいかず、娘の真紀には辛い思いをさせてしまいます。それでもダメな母親なりに、娘を本当に大切に思っていたのが演じていても感じられたので、どんな母親でも、“愛の大きさ”は変わらないものだと再認識しました。

定時制高校に通う真紀(川口春奈)はバイトをかけ持ちして家計を支えるが…
母の千枝子は真紀が稼いだ金を持って家出するなど勝手ばかり

 役柄上お互い反発し合うことも多かったですが、真紀を演じた川口春奈さんは撮影現場で近くに居てくれるだけで、リラックスできるような女優さんでしたね。無理に話さなくても気を遣わずにすむので、なんだか私よりも「ずっと大人だな」って思ってしまいました(笑)。

真紀は予備校のカリスマ講師・五十嵐(小泉孝太郎)と東大を目指す

 五十嵐役の小泉孝太郎さんは、二人の掛け合いのシーンでもお芝居について相談することは時にありませんでした。私も小泉さんも、ドラマではお互い自分の中に抱えているものがあるから、なにも話さず相手が言ってきたことに関して、そのまま役に入ることができていたから、とても良い距離感で撮影ができていました。動画で紹介しているシーンについても、悩んだりしたことはまったくなくて、そのままの流れでテンポ良くお芝居ができたと思います。

五十嵐は娘の受験に協力しようとしない千枝子にある〝賭け〟を持ちかける

連続テレビ小説 スカーレット(2019)

川原マツ役

連続テレビ小説 スカーレット

インタビュー

 川原家をそっと優しく支えているマツとは対照的に、常治(北村一輝)は本当にどうしようもなくて滅茶苦茶な人。ですからプライベートで町を歩いていても「ご主人大変ね」ってよく言われます(笑)。けれど、お父ちゃんって、誰よりも三人の娘たちを愛してくれている人なんですよね。お父ちゃんからの無償の愛を、喜美子も直子(桜庭ななみ)も百合子(福田麻由子)も感じてくれているのではないでしょうか。

 マツと常治は世間的に見ても決して良い親ではありません。マツはお父ちゃんに代わってバリバリ働ける訳でもないし、お父ちゃんは一生懸命働いているけどそんなにお給料も良くはない。お金がないことで子どもの夢を叶えられず、情けない気持ちも味わいました。子どもの前で言い合うことも多いですが、本当はとっても仲良しなんですよ。二人が思い合っている姿を子どもたちに見せられたのは、この夫婦の良いところだと思います。

喜美子の結婚に猛反対する常治(北村一輝)
常治には自分と駆け落ちしたせいでマツに苦労をかけた、という後悔があった
マツも後押しし、八郎(松下洸平)と喜美子(戸田恵梨香)は夫婦に

 そんな愛すべきお父ちゃんを亡くし、一家の大黒柱を失った消失感を感じつつ、八郎さん(松下洸平)が陶芸展で賞を取って家庭が裕福になったり。周りの環境が変わりながらもみんなで前を向いて歩いていきます。喜美子はどう判断してどう行動していくのか、そこがこれからの見どころです。川原家の娘たちが行動していく姿を見て、この作品を応援してくださるみなさんのエネルギーになってくれれば、役者としてこんなにうれしいことはありません。どうか最後まで娘たちを応援してあげてください!

川原家の三女・百合子(福田麻由子)にも事件が…
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敬称略

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