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片岡鶴太郎 片岡鶴太郎

片岡鶴太郎俳優・画家かたおかつるたろう

1954年生まれ、東京都出身。80年代にお笑いタレントとして、お茶の間で絶大な人気を集め俳優としても活躍。その後、プロボクシングライセンスを取得したほか、墨彩画や書などアーティストとしても才能を開花させる。NHKのドラマへも出演作多数。連続テレビ小説は「梅ちゃん先生」(2012)、「とと姉ちゃん」(2016)など計4作品、大河ドラマも「篤姫」(2008)、「軍師官兵衛」(2014)など計5作品に出演。土曜ドラマ「4号警備」(2017)では、主人公の勤務する警備会社の警備部長・池山幸雄として、ドラマの重要な鍵を握る役どころを演じる。

連続テレビ小説 梅ちゃん先生(2012)

安岡幸吉役

連続テレビ小説 梅ちゃん先生

インタビュー

安岡幸吉は、小さな町工場の経営者。松坂桃李くん演じる安岡信郎の父親役です。幸吉は映画の『男はつらいよ』シリーズの“寅さん”のような人で、義理人情には厚いけれどちょっとしたことで騒ぎを起こしたりするキャラクターでした。特に、ヒロイン梅子(堀北真希)の父・建造(高橋克実)とは相性が悪かったですね(笑)。克実さんとのケンカのシーンなどでも、たくさんアドリブを入れさせていただいたものでした。それから、桃李くんが笑い上戸なので、本番でも彼が我慢しきれずに僕のアドリブで笑っちゃうことが多くてね。僕もついついそんな桃李くんを笑わせたくて、リハーサルと本番でわざと違うことを言ったりしたこともあったんです。

何かと張り合う幸吉と建造(高橋克実)
信郎(松坂桃李)は家業を嫌っていたが…

このドラマも「とと姉ちゃん」も、ほぼ同時代の東京を舞台に描いています。僕も東京の下町、日暮里の生まれなので、思い入れもまたひとしおでした。どちらの役も、「昔はこんなおじさんが、近所にたくさんいたな」と思える人物像でしたしね。“朝ドラ”の現場は長丁場で深夜まで撮影が及ぶこともありますが、演じていて楽しかったなぁ……。また、放送中は視聴者の皆さんから大きな反響をいただけたのも、役者冥利に尽きるよい思い出です。

「黄山」に遊ぶ~片岡鶴太郎 中国“仙境”への旅(2015)

「黄山」に遊ぶ~片岡鶴太郎 中国“仙境”への旅

インタビュー

世界遺産であり、中国随一の名峰として人々を魅了してやまない「黄山」。水墨画や漢詩のふるさととも言われていますが、雲海がたなびき刻一刻と変化する様子や、断崖絶壁や奇岩が織り成すその独特の姿に、僕は十数年ぶりに訪れて改めて魅了されてしまいました。このときは、中国で伝統の水墨画の画材と出会う旅もしました。この番組で黄山を描く際に使用したうさぎの筆も、現地で求めたものです。やはり自分の慣れた筆だと、その筆に頼るというか、描く線が想定できたりするものです。そんな既成概念を破ってスリルを味わうというか、迫力ある黄山に対して、予測不能の新しい筆で緊張感を持って向き合いたかった。その挑戦はとても楽しいものでした。

世界遺産 黄山を描く

 しかし、絵を描いているときの自分の顔は、俳優のときと全然違うものですね。俳優のときに働く感性と、絵を描くときの感性は、脳の使い方も全く違うように思います。絵を描くということは、根源的な感動や衝動という“心の鼓動”に従って制作するものなんです。心が解き放たれた中で、自分が何をどのように表現するか――それを瞬時に筆でとらえていく。ものすごく集中するのですが、不思議と疲れは感じません。絵のことだけを考えて過ごせたこの中国での数日間は、私にとっても忘れ難い幸せな思い出です。

プレミアムドラマ 嫌な女(2016)

近藤高昭役

プレミアムドラマ 嫌な女

インタビュー

僕が演じる近藤高昭は、主人公の徹子(黒木瞳)が弁護士として成長していく、ひとつの大きなきっかけを作る役どころでした。病状が思わしくなく入院中……というシビアな役どころなのですが、ロケ地の病院での僕の控室がなんと授乳室で。もちろん控室があるだけありがたいのですが、僕が出番のたびに授乳室からパジャマ姿で出入りするから、きっとすれ違った患者さんたちはびっくりしていたかもしれません(笑)。

 主演の黒木さんとは、現場では空き時間にいろいろなお話をしていましたね。このドラマで黒木さんのメイクを担当されていたのがメイクアップアーティストの藤原美智子さんだったのですが、藤原さんとヨガの話をしていたら、黒木さんも「私も興味があるんです!」と言ってくださって。それをきっかけに、僕がお世話になっていたヨガの先生をご紹介したりしたんです。その後、黒木さんも瞑想などをされて、ご自分のライフスタイルにヨガのエッセンスを取り入れていらっしゃると伺いました。ドラマの撮影現場ではこうしたいろいろな出会いがあり、さまざまな情報交換ができるのも楽しみのひとつ。公私ともに、いろいろなことに好奇心を忘れずにいたいものです。

徹子(黒木瞳)を信頼した近藤は遺言の作成を依頼する

連続テレビ小説 とと姉ちゃん(2016)

隈井栄太郎役

連続テレビ小説 とと姉ちゃん

インタビュー

まだ1年前なのに、すでになんだか懐かしく感じてしまいます! このドラマの撮影も、とても楽しかったですね。僕が演じる隈井栄太郎は、深川にある老舗の材木問屋・青柳商店の筆頭番頭。ちゃきちゃきの江戸っ子で、女将の滝子(大地真央)から威勢よく「隈井!」と呼ばれれば飛んでくるような職人気質な男です。でも、酒にはめっぽう弱くてね(笑)。酒を飲んでは失敗ばかり。酔っ払うシーンが何度かあったのですが、アドリブもたくさん織り交ぜて楽しくやらせていただきました。

滝子(大地真央)は材木問屋を切り盛りするきっぷの良い女性

「4号警備」で共演させていただいている木村多江さんは、「とと姉ちゃん」では青柳商店のひとり娘・君子役を演じていました。もちろん隈井にとっても、大切な存在だった人物です。一方、「4号警備」では僕の演じる池山と意見が対立する、警備会社の社長・本田薫役を演じてくださっています。お互い全く違う役どころで再会できて、それもまたいいものですね。薫はアパレル事業の方に精を出しているので、その衣装も独特なんです。上品な“君子”だったら絶対着ないようなド派手なセンスの衣装に身を包んで登場するので、実は毎回、薫のコーディネートを楽しみに拝見していました(笑)。

君子(木村多江・右)

土曜ドラマ 4号警備(2017)

池山幸雄役

土曜ドラマ 4号警備

インタビュー

僕が演じる警備部長・池山は、主人公・朝比奈(窪田正孝)と対照的なキャラクターの石丸(北村一輝)とを“コンビ”にした張本人。そして、心に傷を持った2人の成長を見守り、さりげなく手助けしていくという役柄です。朝比奈と石丸とを掛け合わせることで、きっとプラスになる化学反応が起きると、池山は踏んでいるんでしょうね。

朝比奈(窪田正孝)と石丸(北村一輝)
二人を組ませた池山のねらいとは…

窪田くんも北村くんもすてきな俳優さんで、共演していてとてもいい刺激を頂いています。窪田くんとは去年公開された映画『ヒーローマニア―生活-』でもご一緒したのですが、このときもアクションがふんだんに織り込まれた作品でした。今回のドラマでも池山は元SPなので、有事に備え普段から陰で体を鍛えているという裏設定があるんです。池山が朝比奈の通うジムに行って、ボクシングを披露するというシーンを監督がわざわざ足してくださったので、そんなところも演じるうえで楽しみにしています。

僕もこの作品を通じてはじめて、1~4号まで警備の内容が分かれていると知りました。最近は残念なことにストーカー対策など、“4号警備”の担う身辺警護の需要が増えているそうです。人命を守るため、警備員として命懸けで働いている人がいる――そういう実情にもスポットが当たるよい契機になる作品だと思っています。とてもスピード感のあるドラマなので、土曜の夜の30分、トイレなどでテレビの前を立つことなく(笑)一気に楽しんでいただけたらと思っています。

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