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筧利夫 筧利夫

筧利夫俳優かけいとしお

1962年生まれ、静岡県出身。大学時代に「劇団☆新感線」に参加。卒業後は「第三舞台」の看板俳優として活躍。主な出演作に、映画『踊る大捜査線』シリーズ『THE NEXT GENERATIONパトレイバー首都決戦』シリーズ、舞台『飛龍伝』『ミス・サイゴン』など。NHKでは、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』、『ボクの妻と結婚してください。』『遙かなる山の呼び声』、大河ドラマ『龍馬伝』など。北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ〜北海道と名付けた男 松浦武四郎~』では、旧幕府老中・阿部伊勢守正弘を演じた。

プレミアムドラマ
ボクの妻と結婚してください。(2015)

立木宏役

プレミアムドラマ ボクの妻と結婚してください。

インタビュー

 このドラマは、やはり設定が相当意表を突いていましたね。主人公の三村修治(内村光良)は、人を笑わせることが大好きでバラエティー番組のディレクター一筋で生きてきた男。それが余命6か月を宣告されて、妻・彩子(木村多江)の再婚相手を探そうと奔走するという奇想天外な物語でもありました。僕が演じた立木という男は、三村と一緒にバラエティー番組を作ってきたディレクター仲間。三村とは家族ぐるみでつき合ってきたことから、彼の突拍子もない行動に翻弄されながらも協力していくという役どころでした。

バラエティー番組を手がける修治(内村光良)と三村は親友どうし
余命宣告を受けた修治は残される妻の再婚相手を探そうとする

 立木もやはり三村と同じように人を笑わせることが好きな人間ですし、少し変わったところもある。そんな立木らしさを風貌でも表そうとメークさんとアイデアを出し合ったんです。その時、僕も一緒に仕事をしたことがある映画の監督の髪型を「あんな感じがいいんじゃない」とメークさんから言われて「それがいいね」と、あの独特な髪型になったんです(笑)。実際、バラエティー番組のディレクターもされていた方なので、半分くらいはその方をイメージして役作りもしました。

修治の思いを知った彩子(木村多江)は立木との再婚を了承

 衣装にもこだわりました。事前に方向性というかイメージを監督にお話して、監督から衣装部さんにオーダーしていただいたんです。衣装合わせでは、それらを受けて3,4パターン用意してくださったので、そこから1点選び、さらに僕なりにストールをねじるなど細かく作り込んでいきました。撮影手法も手を替え品を替えといった感じでいろいろな撮り方をされる監督だったので、面白がってやらせていただいた作品でした。

修治は愛する家族と親友に囲まれ最期の時を過ごす

連続テレビ小説 とと姉ちゃん(2016)

水田國彦役

連続テレビ小説 とと姉ちゃん

インタビュー

 ゲスト的な出演でしたが、朝ドラは視聴率が良いのでやりがいがありますね。ヒロイン・常子(高畑充希)の妹・鞠子(相楽樹)と結婚する水田正平(伊藤淳史)の父親役。突然、小橋家に夫婦で現れてものすごい勢いでしゃべりまくるんです。とにかく底抜けに明るい人物で声も大きい。小橋家の女性たちが圧倒されている感じが楽しかったですね。

小橋家に水田正平(伊藤淳史)の両親がやってきた!
常子(高畑充希)、美子(杉咲花)、君子(木村多江)はびっくり
國彦の冗談に妻のむめ(高橋ひとみ)も大笑い!

 ただしセリフの量の多さ、さらに山梨ことばには苦労しました。方言というのは自分の好きなようにやると音程が変わってしまうので、とにかく練習するしかないんです。奥さんのむめを演じた高橋ひとみさんともリハーサルを含めてずいぶん練習しました。さらに本番では、いろいろおかしいことを言っているので、それに合わせて変な動きをしてみせたり(笑)。せっかく登場するのですから、ただ変わった人物が出てきてしゃべっていただけでは意味がないでしょう。一生懸命、練習して臨んだことを覚えています。

正平と鞠子(相楽樹)の結婚披露宴

大河ドラマ おんな城主 直虎(2017)

中野直由役

大河ドラマ おんな城主 直虎

インタビュー

 大河ドラマに出演する時は、実在した方を演じることが多いので、やはり責任を感じます。特に『おんな城主 直虎』は僕の出身地である浜松が舞台でしたから、その思いはいっそう強く責任感だけでやっていたようなところがありました。

中野直由、奥山朝利(でんでん)は井伊家の重臣で親族でもある“一門衆”

 ただ出身地とはいえ、井伊家が元々浜松だったことや僕が演じた中野直由という重臣がいたことなどは、このドラマで初めて知りました。戦に長けた武将で直親(三浦春馬)の後見もつとめていますが、今川家の謀反を鎮圧する戦で戦死。その後、息子の直之(矢本悠馬)が直虎(柴咲コウ)の側近となっているので、僕の代より息子のほうが大活躍でした。視聴者の方も彼の動向が気になっていたようで、中野家が注目されたことを実感しました。

今川家に命を狙われた直親(三浦春馬)は信州に隠れ成長する
直由は直親の後見として井伊谷を治めるが今川家の戦で戦死
息子の直之(矢本悠馬)は城主となった直虎(柴咲コウ)を側近として支えてゆく

 一つだけ残念だったのは、セリフが浜松のことばではなかったこと。せっかく地元の話なので、そこも生かされていたら僕もセリフ指導ができたのですが(笑)。でも、浜松の市長が『おんな城主 直虎』が大河ドラマに決まったことは「宝くじが当たったような出来事」と喜んでいましたし、実際来訪者が増えたそうでそれは本当に良かったと思います。

スーパープレミアムドラマ
遙かなる山の呼び声(2019)

虻田太郎役

スーパープレミアムドラマ 遙かなる山の呼び声

インタビュー

 日本映画の名作をテレビドラマでリメイクするとは思ってもいませんでした。そのうえ映画では、ハナ肇さんが演じられた虻田という役を僕がやらせていただくというのも驚きでした。改めて映画を観てハナさんが演じていらっしゃるコントのような雰囲気を参考にするなど、いろいろなことを考えましたね。

 役は衣装で決まると思うのですが、事前に打ち合わせをしていなかったにもかかわらず、衣装合わせで衣装さんが用意してくださったものがよかったので、あ、こういう感じでいけるなと確信できました。あとは、サングラスの使い方ですね。サングラスをかける時と外す時を意識的に変えてみたんです。やはり目が見えるとやりにくいシーンというのがあるんですよ。虻田が民子(常盤貴子)に近寄るシーンなどがその代表ですが、映画でもハナ肇さんがサングラスをかけてこっけいに演じていらっしゃった。狭い部屋で民子を追いかけ回すシーンなどは、目を見せないほうがいいんですよね。撮影現場では場所が狭いのでサングラスのレンズにカメラが映り込んでしまうから、外してほしいという要望もありました。監督からも「外せますか?」と聞かれたのですが、いや、ここはこのままいかせてくださいとお願いしたんです。

夫を亡くし、義父と酪農を営む民子(常盤貴子)
虻田は民子に何度も再婚を迫る!
牧場を手伝う耕作(阿部寛)に追い払われ…

 北海道ロケは天候にも恵まれて順調でした。主人公の田島耕作を演じられた阿部寛さんとは大昔、ほんの少しご一緒したことはありましたが、きちんと共演するのはこれが初めてでした。純朴な感じがする方で孤独で寡黙な大男という耕作にぴったりの方だと思いましたね。虻田の言葉の多さとは対照的でしたが(笑)、僕は後から自分が楽しむために現場で演技をしているので、思い切り飛ばしながら虻田を演じさせていただきました。

罪を犯し逃亡した耕作に判決が言い渡される
虻田は民子の近況を、そして思いを懸命に耕作に伝えようとする

北海道150年記念ドラマ
永遠のニシパ〜北海道と名付けた男 松浦武四郎〜(2019)

阿部伊勢守正弘役

北海道150年記念ドラマ 永遠のニシパ〜北海道と名付けた男 松浦武四郎〜

インタビュー

 この作品の主人公は、幕末の蝦夷地を調査して「北海道」と名付けた松浦武四郎という人物で、おそらくドラマで描かれるのは初めてのことですよね。僕もそんな方がいたことは、まったく知りませんでした。そういう意味では責任重大な役どころですが、松本潤さんが非常に魅力的に演じられていて説得力十分。やはりこういう人物でなければと納得させられました。

6度にわたり蝦夷地を調査し「北海道」と命名した松浦武四郎の物語
蝦夷地調査はアイヌの人々の案内で行われた
武四郎はアイヌの文化の豊かさや人々の優しさに共感してゆく
アイヌの女性リセ(深田恭子)は和人は“みな鬼だ”と言い…

 僕が演じた幕府老中・阿部伊勢守正弘というのは、武四郎の調査を妨害する松前藩の刺客から彼を屋敷にかくまい、さらに幕府として正式に調査を命じるという役どころです。松本潤さんとドラマで共演するのは初めてだったので楽しみでしたね。合間では「正座がきついですね」なんて話していましたが、いざ屋敷の一室で対面するシーンになると、目力も違いますし、とても良い雰囲気を醸し出していて、僕も楽しみながら演じることができました。

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