50音から探す

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
ともさかりえ ともさかりえ

ともさかりえ女優ともさかりえ

1979年生まれ、東京都出身。1992年、芸能界デビュー。本格的なドラマ出演は、NHKの同年放送『コラ!なんばしよっと』。その後、『金田一少年の事件簿』シリーズ(日本テレビ系)で大ブレイク。女優のほか歌手活動でも注目を集める。NHKへも出演多数。大河ドラマ『北条時宗』『篤姫』、連続テレビ小説『花子とアン』、『ロッカーのハナコさん』シリーズなど。2018年は、土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り~』(お以乃役)などへ出演している。

コラ!なんばしよっと(1992)

宮田早苗役

コラ!なんばしよっと

インタビュー

 懐かしく、私にとってたくさんの思い出が詰まった作品です。武田鉄矢さんの自伝的エッセイ『母に捧げるバラード』をドラマ化したこの作品は、実は私の女優デビュー作に。私が演じたのは東京から転校してきた少女の役で、鉄矢(阪本浩之)たちにとっては憧れのマドンナ的存在でした。

 子役としての経験がなかった私は、演技について右も左もわからず“お芝居って何?”という状態だったのを覚えています。でも年齢的に等身大の役柄だったせいか、例えば男の子にからかわれる場面では、劇中のことなのに本当に“恥ずかしい”と感じて(笑)。今思えば、そういう自然体な雰囲気が無欲でよかったのかもしれません。

東京から転校してきた早苗のことが鉄矢(阪本浩之・右端)らは気になってしかたがない…

 撮影現場では、鉄矢役を演じた阪本浩之さんをはじめたくさん同世代の子たちがいてくれたので、緊張することなく楽しめていたのを覚えています。みんなですっかり仲良くなり、撮影後も一度集合したことがあるんです。たしか、児童館で(笑)。そんな私もいまや一児の母。息子が当時の私の年齢を越えたことを感慨深く思います。時のたつのは早いですね。NHKでお仕事をさせていただいていると、この時の私のことを覚えているベテランスタッフさんから「大きくなったねぇ」なんて、いまだに声をかけられることも。私もこうして女優を続けていられて、お仕事で皆さんと再会でき思い出話ができるのは、とても幸せなことだなと感じています。

ロッカーのハナコさん(2002)

北浦華子役

ロッカーのハナコさん

インタビュー

 “ハナコさん”こと北浦華子は、不慮の事故で死んだスーパーOL。ロッカーに幽霊として舞い戻り、ピンチに立ち向かう新人女性社員たちに名アドバイスを次々与える存在なのです。幽霊とはいえとってもおしゃれでキュートで、オバケとは思えないすてきな女性でした(笑)。この作品は漫画原作ですが、原作のハナコさんはもう少し大人っぽい女性なんです。脚本の戸田山雅司さんがドラマ化に際して、また違ったハナコさん像を描いてくださり、ドラマオリジナルの魅力が誕生しました。

つばさ商事の新入社員・瑠布子(吹石一恵)が伝説のロッカーの扉を開けると…
スーパーお助け幽霊“ハナコさん”に遭遇!

 ハナコさんの印象的な60年代ファッションは、演出の柴田岳史さんが提案してくださったもの。私はもちろん美術スタッフの方たちも一緒にワクワクし、楽しみながら議論を重ね、みんなで一緒にハナコさんワールドを作り上げていった記憶があります。ハナコさんのお部屋も、とてもかわいかったですね。演じるうえでも幽霊っぽくというよりは堂々とその場にいよう、と心掛けていたのを覚えています。“見える人だけに見えて、見えない人には見えない”という設定なのですが、あえて見えていない人にも触れてみるなど、幽霊だからこその何でもありの世界観を楽しんでいた気がします。また、吹石一恵さんや風間杜夫さんなど、「つばさ商事」の面々を演じる皆さんがそれぞれすてきなキャラクター作りをしてくださって、よりハナコさんの存在を盛り上げてくださいました。おかげさまで、ハナコさんはとても愛される存在になり、続編も制作されたほど。今でも本当に大好きな作品です。

ハナコさんの姿が見えるのは坂口常務(風間杜夫)や瑠布子など一部の社員だけ

大河ドラマ 篤姫(2008)

お近役

大河ドラマ 篤姫

インタビュー

 10年前になるんですね。このお近(ちか)という役をいただいた当初、病気がちで夭折する……と伺っていたのですが、“あれ? 私、最後までいた(笑)”と、うれしい誤算があった作品でした。そのおかげで、1年以上の長い時間をかけて人の一生を演じることができる、大河ドラマならではの醍醐味に初めて気づかせていただいた作品だったように思います。

尚五郎(瑛太)の気持ちを察したお近は縁談を断ってほしいと申し出る
肝付尚五郎(のちの小松帯刀)

 お近は香道が得意ですが、普段はちょっぴり内気。天璋院篤姫とは、正反対のキャラクターでした。尚五郎に思いを寄せ最終的には妻となりながらも、どこかで篤姫への思いを断ち切れていない尚五郎の心にも気づいている。でも、そういうなかでお近自身も強い篤姫の生き方に刺激を受け、特に後半はたくましい女性になっていったように思います。また、篤姫を演じた主演の宮﨑あおいさんが本当に魅力的な方で、私も大好きなので、「うーん。この人なら尚五郎が好きになっても仕方ない!」とナチュラルに納得していたように思います。尚五郎を演じた瑛太さんも私も口数が多い方ではないので、そんなに会話をすることはなかったのですが、お芝居の中で互いに長い時間を重ねたからこそできた関係性みたいなものが築けたように思います。だからこそ、尚五郎が死ぬ場面は悲しくて悲しくて。大きな喪失感を味わいました。でも、尚五郎ったら外で子どもまで作っていて、ちょっとショック(笑)。でも、その子を養子として迎え育て、お近は尊敬できる女性だったと思うんです。

夫となった尚五郎に香道の手ほどきをする

土曜時代ドラマ アシガール(2017)

吉乃役

土曜時代ドラマ アシガール

インタビュー

 イマドキの女子高生・唯が思わぬことから戦国時代にタイムスリップして――という、一風変わったラブコメ的な楽しい時代劇。この作品も人気漫画のドラマ化でした。漫画原作ですと私もそうだからわかるのですが、見る方に原作のイメージができあがっているので、役を演じるうえでは難しくもあり、逆にそこが面白かったりもするんです。この作品ではどちらかというと原作とドラマの世界観がぴったりリンクしている点が多かったので、私も原作の吉乃の雰囲気を大切にして、忠実に演じさせていただいたつもりです。また、唯之助こと速川唯を演じた黒島結菜ちゃんが、本当に漫画から飛び出してきたんじゃないかというほどぴったりな女優さんなので、その説得力もすばらしかったですね。

走るのがとりえの女子高生・唯(黒島結菜)が戦国時代にタイムスリップして…!

 吉乃は男として生きようとする唯之助を母のように見守り、いろいろと教えを説いていく。生きるか死ぬかの時代だからこそ言える、心に響くセリフもたくさんあって、吉乃の言葉には名言が多かったように思います。それを聞いている唯之助役の結菜ちゃんの目がまっすぐできれいで。結菜ちゃんとはドラマが終わってからも、一緒にご飯に行くほどすっかり仲良しに。最近大人っぽくなってきたなぁ、なんて母親のような目線で見ていていたのですが、先日スペシャル版の撮影で再びパッツン前髪の結菜ちゃんと現場で会ったら、「あ!唯之助!」と瞬時に役に戻ることができました。現場では結菜ちゃんをはじめ、忠清役を演じる伊藤健太郎さんら気鋭の俳優さんがどんどん成長していく姿に、私も役を演じながら大きなパワーをいただいた作品でした。

吉乃は“若君を守りたい”という唯の時空を超えた恋を応援する

土曜時代ドラマ ぬけまいる
~女三人伊勢参り~(2018)

お以乃役

土曜時代ドラマ ぬけまいる~女三人伊勢参り~

インタビュー

 直木賞作家・朝井まかてさんの同名時代小説が原作ですが、ドラマではちょっと年齢設定を上げ“三十路を過ぎた”江戸っ子三人娘、以乃・志花(しか)・蝶になりました。私が演じるのは一膳飯屋の娘、以乃。当初原作を拝読した際は、私は志花役かしらと自分で予想していたのですが一番ないと思っていた以乃がきて(笑)。でも、3人そろって初めて顔合わせしたときに、三者三様それぞれの役がぴったりだなと、とても腑に落ちたんです。

幼なじみのお以乃、お蝶(田中麗奈)、お志花(佐藤江梨子)はそれぞれに悩みを抱え…
仕事も家庭も放り出し、ひしゃく1つ持っていざ伊勢へ“ぬけまいり”!

 以乃は演じていてとても痛快です。何しろ普通の時代劇で気にしなくてはいけない所作は、基本的にルール無視(笑)。着物をきていてここまで自由だった経験は初めてです。立ち回りにも初挑戦させていただきました。でも、単に威勢がよいだけではない、彼女たちの抱える事情が回を重ねるうちにおのずと浮かび上がってくるのでそこにも注目していただけたらうれしいです。そして、3人ともてんでバラバラなようでどこかで相手を思いやる結束力がある、そういうところも魅力的だと思います。伊勢参り道中はどうなることやらという感じですが、私は演じながらいつの時代も、女性が3人集まれば喧嘩(けんか)したり泣いたり、笑ったり、そういうポイントは変わらないんだな、と思ってしまって(笑)。皆さんにもこの愛すべき3人の世界をたくさん楽しんで、愛していただければと思います。

色香漂うお蝶、“男前”のお以乃、剣術の達人・お志花、3人いれば怖いものなし?!
その他の出演番組を見る ※類似の氏名が検索される場合があります。
一覧から探す

敬称略

」の検索結果(0件)

お探しの検索条件では見つかりませんでした。
人物名を入れてください。