一覧に戻る

50音から探す

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
窪田正孝 窪田正孝

窪田正孝俳優くぼたまさたか

1988年生まれ、神奈川県出身。2006年のデビュー以来、テレビドラマ、映画など幅広く活躍。NHKでは2014年、連続テレビ小説『花子とアン』で、花子の幼なじみ・木場朝市役を演じて大きな反響を集める。同年10月放送の『花子とアン』のスピンオフドラマでは、その人気を反映し、朝市が物語の主軸として描かれた。ほかにも『ゲゲゲの女房』『下流の宴』『平清盛』など、各作品で印象深い役柄を演じ話題に。2017年4月スタートの土曜ドラマ『4号警備』では主演として、民間警備会社によるボディーガード・朝比奈役に扮し活躍。

土曜時代劇 浪花の華~緒方洪庵事件帳~(2009)

緒方章役

土曜時代劇 浪花の華~緒方洪庵事件帳~

インタビュー

 僕にとって初めての時代劇でした。一番忘れられないのは、京都の撮影所のえげつないほどの寒さです(笑)。着物に草履姿で、体の芯から冷えるあの独特の感じは忘れられません。でも、時代劇の撮影所自体が初めてだったので、撮影所に漂う独特の空気感が大好きで、現場に行くのは毎日楽しみで仕方ありませんでした。

 この作品は蘭学者・緒方洪庵の青年期を題材にしているのですが、ちょっとまだヘタレなころの洪庵という感じです。のちの洪庵である緒方章が、謎の男装の麗人・左近とともに浪花の町に巻き起こる事件を解決していくというミステリーで、時代劇ながらとてもユニークな物語でした。左近役の栗山千明さんは、まさに男装の麗人そのもの! 女武士の役にぴったりでした。章と左近は二人でひとつみたいな存在でもあったので、僕は栗山さんに刺激を受けた部分も大きかったです。時代劇は栗山さんも初めてだったそうですが、互いの存在が相乗効果になれた、そんな思い出のある作品です。

男装の麗人・左近(栗山千明)と事件の謎を解く

連続テレビ小説 ゲゲゲの女房(2010)

倉田圭一役

連続テレビ小説 ゲゲゲの女房

インタビュー

 このドラマから7年以上の時が流れたなんて、自分でも信じられないくらいです。実は「ゲゲゲの女房」は、家族と一緒によく見ていたんです。僕自身、水木しげるさんの『ゲゲゲの鬼太郎』を幼いころにアニメや漫画で読んで大好きでしたし、そんな水木さんを陰で支えた奥様が書いた物語が原案になった“朝ドラ”もとてもおもしろかったので毎日楽しみに見ていました。まさか、自分がこの話題のドラマに出られるなんて想像すらしていなくて……。出演のお話をいただいたときは、本当にうれしかったですね。そして僕以上に、母が喜んだくらいです(笑)。

 僕は、向井理さん演じる村井茂さんのアシスタント・倉田圭一役を演じました。僕以外のアシスタント役にも、斎藤工さんや柄本佑さんといった顔ぶれもそろって、現場は本当に和気あいあいと楽しかったです。村井茂は水木しげるさんがモデルなので、僕もドラマを通じて名作『ゲゲゲの鬼太郎』が誕生するまでにアシスタントのひとりとして携われたことはとても幸せな経験でした。

茂(向井理)の漫画のアシスタントとして上京
アシスタントたち(斉藤工・中央、江本佑・右)

ドラマ10 下流の宴(2011)

福原翔役

ドラマ10 下流の宴

インタビュー

 役作りとはいえ、髪が長いですね(笑)。僕は黒木瞳さん演じる教育熱心な母・福原由美子の期待に全く添わない道を歩む、フリーターの息子・翔役を演じました。フリーターという役どころから、イマドキの男の子をいろいろとイメージして役に臨みました。具体的にどうというよりは、精神的に何にも執着しないような空気感を大事にしたつもりです。でも、彼は家族や周囲に振り回されているようで一番自分の状況をわかっているキャラクターなんだとも思えました。周囲から見たら、ただのやる気のないフリーターに映るのでしょうけど(笑)。

 撮影現場では、黒木瞳さん、渡辺いっけいさんが夫婦役であり、翔の両親役だったので、胸をお借りするような気持ちで体当たりで演じていました。

 翔は両親の愛情を一身に受け、また、美波さん演じる恋人の支えや懸命な頑張りもあったのに、自分の道をマイペースに歩んでいくことを選びます。でも同時に、誰かにすごく思われて生きることのかけがえのなさ、それを教えてもらったドラマでした。

フリーターの息子の結婚宣言に、健治(渡辺いっけい)と由美子(黒木瞳)は…

大河ドラマ 平清盛(2012)

平重盛役

大河ドラマ 平清盛

インタビュー

 大河ドラマに出演することを、時代劇が大好きだった祖父が生前とても喜んでくれました。平家の物語は日本だけでなく世界的にも有名だと思うので、その壮大な物語の中に重盛役として携わることができて僕もうれしかったです。僕は平重盛という武将をよく知らなくて、いただいた台本とともにその時代背景や人物の歩みを学んでいきました。清盛の嫡男でありながら、後白河法皇との間で板挟みのような人生を送った悲劇の人だったように思います。でも当時のさまざまな史料に、重盛の人物像は好ましい印象で書かれているそうです。そのまじめさと穏やかな心、それがむしろ災いとなり、平安末期という歴史の転換期に命を静かに散らす運命だったのかなと思いました。

父・清盛(松山ケンイチ)と重盛

 武士の役とはいえ、舞台は平安時代だったので、着物の所作などが江戸時代を舞台にしたものとはまた違って、いろいろと勉強になりました。でも、重盛役は気持ちよかったですね。戦の場面では、自分の「行け!」という号令ひとつでたくさんの兵士たちが一斉に動いてくれて。平家にとって、重盛はやはりすごく大きな存在だったのだなと、役を通して感じることができました。それゆえに、役に恥じないように大切に演じたつもりです。

法王と清盛の板挟みに苦しんだ重盛は病に倒れる

土曜ドラマ 4号警備(2017)

朝比奈準人役

土曜ドラマ 4号警備

インタビュー

 民間警備会社のボディーガードの話なのですが、ふと考えてみれば僕自身も工事現場、公共施設など、日々いろんな場所で“警備をする人”を目にするような気がします。公的な職ではないけれども、僕たちの暮らす社会を日々守ってくれる人たちがいる――、朝比奈役を演じながら、改めてそういうことに気づかされました。その中でもタイトルにある“4号警備”というのは、個人が依頼するタイプの警備を指すのだそうです。ストーカー対策など、警備の中では高いスキルを求められる“身辺警護”が主だそうで、残念ながらそういうニーズが密かに高まっているのも、今の時代なんだなと思いました。

 この作品の見どころのひとつは、アクションです。カメラを長回しで撮っていくのでハードな部分はありますが、リアルさを大切に“一発入魂”という感じで臨みました。北村一輝さんとのコンビも対照的なキャラクターで、楽しんで共演させていただいています。本来、僕の朝比奈役こそ北村さんにぴったりなのではと思ったのですが、「今回、僕、そういうのやらないから」と、北村さんご本人から言われてしまいました(笑)。

コメディータッチではありますが、ドラマで描かれるリアリティのある案件には怖さを感じる部分もあるかもしれません。でも、僕としてはドラマを楽しんでいただきながら、警備という仕事や、周りに“守ってくれる人がいる” ということの大切さを再認識してもらえたらうれしいです。

朝比奈とコンビを組む石丸(北村一輝)
その他の出演番組を見る ※類似の氏名が検索される場合があります。
一覧から探す