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原田美枝子 原田美枝子

原田美枝子俳優はらだみえこ

東京都出身。74年にスクリーンデビュー。以来、黒澤明、神代辰巳、長谷川和彦、深作欣二ら、多くの巨匠たちからオファーを受け作品に参加。また、その確かな演技力で日本アカデミー賞なども多数受賞している。NHKでも出演作多数。連続テレビ小説『水色の時』、大河ドラマ『北条時宗』、スペシャルドラマ『坂の上の雲』、土曜ドラマ『55歳からのハローライフ』、ドラマ10『透明なゆりかご』などで好演。

銀河テレビ小説 復活(1981)

きくえ役

銀河テレビ小説 復活

大名華族の息子・信之は信州の別荘で手伝いをしていた貧しい農家の娘と激しい恋に落ちるが、身分違いの恋は許されるはずもなく、ふたりは引き離される。娘一家は村を追い出され、娼婦へと身を落とし、ついには無実の罪で囚人となる。自暴自棄な暮らしていた信之は、娘の不幸な境遇を知り、彼女を助けるために生きようと決心する。トルストイの三大作「復活」を、明治時代の日本を舞台にドラマ化。(全20話)

原作:トルストイ 脚本:山内久 音楽:木下忠司

土曜ドラマ 追跡(1983)

谷川令子役

土曜ドラマ 追跡

東日新聞・熊本支局で事件記者としての腕を買われて東京本社に来た生島は、特別企画部の「女たちの反乱」シリーズに参加し、主婦の集団詐欺を取材することを命じられた。老人問題や教育問題などの社会問題を、新聞記者を通して掘り下げ、その背景にあるものを浮き彫りにしていく。第1回「妻たちの反乱」第2回「私にも定年をください」第3回「その手にさよなら」の3回で構成された。(全3話)

脚本:岩間芳樹 音楽:宇崎竜童

ドラマ人間模様
まあ ええわいな(1983)

お葉役

ドラマ人間模様 まあ ええわいな

インタビュー

 作家の宇野浩二や広津和郎、画家の竹久夢二、社会主義者の大杉栄らが青春時代を過ごした高等下宿として有名な本郷菊富士ホテルを舞台にした人間ドラマ。私は根津甚八さんが演じた竹久夢二の愛人で絵のモデルでもあったお葉を演じました。

「お葉」は竹久夢二(根津甚八)が付けてくれたお気に入りの名前

 当時の私は23、4歳。10代からお仕事をしてきて自分のお芝居を一度見直さなくてはと思っていた時期でした。すごく一生懸命にひとつひとつお芝居を作り上げていった役だったので、とても思い出深いです。

ホテルの子どもを招き寄せるお葉

 演じるときに特に意識したのは仕草や佇まい。夢二の描く絵はどれも女性が斜めに描かれているので、モデルになった女性に見えるよう、斜めに座ってみたり、小首をかしげたりして雰囲気を出したりもしました。秋田なまりもあって、セリフの練習にも力を入れていたのを覚えています。

お腹の子に一切興味を示さぬ夢二に衝動的にカミソリを向け、自身も自殺を図るが果たせず、土砂降りの中を佇む

 演出されたのは深町幸男監督。当時のNHKには和田勉さんや深町さんなど、濃い人間ドラマをきちんと撮れる監督さんがいらして、現代のドラマではあまり見られない表現や雰囲気がありますね。改めて見ると懐かしいですし、面白いと思います。

夢二との関係をサーカスの綱渡りに例え、ベッドの上でおどけるお葉

銀河テレビ小説
暗闇のセレナーデ(1985)

池内さえ子役

銀河テレビ小説 暗闇のセレナーデ

美大生の美和は親友のさえ子と、京都の有名彫刻家に嫁いだ姉の家を訪ねるが、密室のアトリエに瀕死状態の姉がいた。義兄は失踪し、自殺未遂とも殺人未遂ともつかない状況の中で捜査は進む。美和とさえ子は義兄の犯行を疑い独自の調査を始めるが、彼も死体で発見される。女子美大生コンビが犯人のトリックの謎解きをしながら真犯人をあぶり出していくミステリードラマ。(全20話)

原作:黒川博行 脚本:東多江子 音楽:高山光晴

土曜ドラマ もうひとつの家族(1995)

坂本陽子役

銀河テレビ小説 暗闇のセレナーデ

作:竹山洋/出演:大原麗子、古谷一行、原田美枝子/夫が富山で突然死する。妻に書かれた手紙には、離婚の意志が書かれていた。夫が故郷のように大事にしていた富山の家の家族。妻は夫の軌跡をたどり、夫が求めていたものを知る。

作:竹山洋

NHKスペシャル 最期の笑顔
〜納棺師が描いた東日本大震災〜(2012)

ナレーション

NHKスペシャル 最期の笑顔〜納棺師が描いた東日本大震災〜

インタビュー

 東日本大震災が発生した翌年、2012年に放送されたドキュメンタリーでナレーションを担当させていただきました。津波に流されて損傷した遺体の傷をボランティアで修復し、死化粧をして家族に最期の対面をさせた納棺師の笹原留似子さんの姿を追った作品でした。

復元納棺師・笹原留似子さん

 納棺師の笹原さんが修復した遺体は、安らかな微笑みを浮かべた表情になって家族と対面します。番組のなかでは、ずっと泣かなかった子が遺体と対面できたことで、初めてお母さんの死を受け容れられて号泣したと語るお父さんの姿が印象的でした。

笹原さんが描いた最期の笑顔、その横に綴られた家族との別れの様子を、原田さんは万感の思いを込めて読む

 ほかにも大切な人を亡くして心が傷ついた人々の姿が描かれているので、こうした番組を通して被災した方々の心に寄り添えたらと感じました。

遺族が見つからず修復が叶わなかった子も

 私自身、東日本大震災では実際にボランティア活動をしたり、現地に足を運ぶことができなかったので、自分にできることはないかと、震災関連の番組で何本かナレーションをさせていただいたんです。そのなかでもこの『最期の笑顔』は涙なくしては見ることができない傑作です。ナレーションは客観的な立場で語っていかなくてはいけないのですが、収録の際には泣かないよう意識する必要があるほど。いつまでも色あせることのない優れた作品だと思いますので、何度でも再放送していただきたいです。

BS時代劇
火怨・北の英雄 アテルイ伝(2013)

大伴須受役

BS時代劇 火怨・北の英雄 アテルイ伝

奈良時代末期の東北地方。“蝦夷(えみし)”と呼ばれる一族が暮らしていた。彼らは独自の文化を築き、自然の中で平和な日々を送っていたが、全国平定を狙う大和朝廷によって、民の生活が脅かされようとしていた。その時、蝦夷一族を率いて朝廷と果敢に戦った男こそ“古代東北の英雄”阿弖流為(アテルイ)だった。不屈の魂をもって故郷の自然と民を守ろうとしたアテルイの生きざまを描く歴史冒険巨編。<全4回>

原作:高橋克彦 脚本:西岡琢也 音楽:川井憲次

特集ドラマ
生きたい たすけたい(2014)

三浦真佐子役

特集ドラマ 生きたい たすけたい

東日本大震災から3年。実際に起こった出来事を取材し、脚色・再構成したドラマ。宮城県気仙沼市で、母が公民館に閉じ込められているのをメールで知った息子が、ロンドンからそのことをツイッターに投稿。その小さな声は、人々の善意によって世界中を駆け巡り、ついには、一機のヘリが公民館の上空に現れる。(73分)。作:藤本有紀。音楽:梅林茂。出演:原田美枝子、余貴美子、上地雄輔、青木崇高、山本裕典ほか。

作:藤本有紀 音楽:梅林茂

土曜ドラマ
55歳からのハローライフ(2014)

中米志津子役

土曜ドラマ 55歳からのハローライフ

インタビュー

 これから老後を迎えようとしている中高年の男女5人の不安と希望、再出発を描いたドラマ。村上龍さんの同名小説が原作でしたが、それまで抱いてた村上さんの作品とはイメージの違う優しい印象のお話でした。

独りよがりな持論を展開し、性的な質問をするお見合い相手・栗本洋介(岩松了)にあっけにとられる志津子

 5人の男女を主人公にしたオムニバスドラマで私が演じたのは、50代で離婚をして初めて自分は一体何を求めているのかと考え始めた女性。再婚したいと結婚相談所に入り、お見合いを繰り返すのですが、そのお見合い相手が個性派ぞろいでご一緒していて面白かったですね。特に岩松了さんはホントに嫌なヤツを演じるのが上手くて(笑)。

「わざわざアメリカまで会いに行って別れを告げた彼女に、貴方への強い愛情と別れることの辛さを感じる」と諭し、悲しみに暮れる早坂洋一(池内博之)を慰める志津子

 また池内博之さん演じる年下の男性と一夜を過ごすシーンでは、ホテルのセットがすごくて驚きました(笑)。でも、この経験を経て志津子は自分自身に向き合うことができ、ステップアップするんですよね。離婚して塞いでいた心に小さな変化があって、新しい生き方を見つけるというか。そういった女性の心の動きを繊細に描いていたところがドラマの見どころでもあったと思います。

「あなたはごまかさないようにしなさいね」と、自らの過ちから得た教訓を伝える志津子と、その思いを受けとめる娘の香織(安藤サクラ)

 娘役で(安藤)サクラちゃんと共演したのも思い出深いです。というのも、私は若いころからサクラちゃんのお父さま、奥田瑛二さんと何度もお仕事をさせていただいていたんです。偶然にも奥田くんと仕事で初めてロケに出た日、「女房が産気づいちゃってさ」と話していて、その日に生まれたのがサクラちゃん。ご本人にその話をしたら「多分、私だと思います」とおっしゃって、あの頃は彼女と共演するとは夢にも思ってませんでしたから、面白いですよね。

「人生で最も恐ろしいことは、後悔と共に生きること。孤独ではない」と、自分のペースで改めてお見合いに向き合う志津子

土曜ドラマ 逃げる女(2016)

香村綾乃役

土曜ドラマ 逃げる女

えん罪で入った刑務所で8年、戻ってきたばかりの40歳の女。裏切った親友を探す旅は、殺人を犯した若い女との出会いによって、逃避行へと変わる。逃げる身となった無実の主人公は、次第に追い詰められる中で、自分を見つめ直していく。水野美紀主演、鎌田敏夫オリジナル脚本でお届けする、サスペンスロードムービー。

作:鎌田敏夫 音楽:上野耕路

ドラマ10 透明なゆりかご(2018)

榊実江(さかきみえ)役

ドラマ10 透明なゆりかご

インタビュー

 小さな産婦人科医院を舞台に、高校の准看護科に通うヒロイン・アオイ(清原果耶)の目線を通して描いた命の物語。沖田×華(おきたばっか)さんの原作がすばらしく、脚本を担当された安達奈緒子さんが繊細な脚本に仕上げてくださいました。主演の清原さんも独特の感受性を持つアオイ役にぴったりでベストキャストだったのではないでしょうか。

町の小さな産婦人科医院のベテラン看護師長

 私が演じたのはベテラン看護師長の榊。出演のお声がけをいただいてからではありますが、実は柴田岳志監督に「私をチームに入れるといいですよ」と自己推薦したんですよ。というのも、周囲の皆さんはまだ若かったり男性だったりしたので、俳優であり、母親でもある私の経験が役に立つと思ったから。シーンの多くがお産の現場だったので、指導の先生に聞くだけでは分からない、当事者の気持ちを含めて撮影のアドバイスしていきました。

お産の現場で何がおこっても常に冷静に対応する

 撮影指導にいらしてくださった産婦人科の先生も元気でステキな方でした。また生後間もない赤ちゃんも撮影に参加してくれたんです。実は出産を控えた妊婦さんたちに、タイミングが合えば撮影にご協力いただけないかとお願いしていたそうで、ほとんどの皆さんが「いいですよ」と快諾してくださったのだとか。ですから出産シーンなどに出演したのは、生まれて2週間ほどの新生児。赤ちゃんのパワーがカメラを通して全部伝わったのではないかと思います。こんな撮影方法はコロナ禍の今ではできないこと。そう思うと本当にいい時期に撮影ができました。

生まれたばかりの赤ちゃんを抱えてお母さんへ「元気な男の子ですよー!」

連続テレビ小説 ちむどんどん(2022)

大城房子役

連続テレビ小説 ちむどんどん

インタビュー

 ヒロインの暢子(のぶこ/黒島結菜)が働いているイタリア料理店「アッラ・フォンターナ」のオーナー、大城房子を演じています。横浜で生まれた沖縄二世で戦後の闇市から苦労して自らの道を切り開き、イタリア留学を経て銀座にレストランを開いた女性です。

東京・銀座にある西洋料理店のオーナー

 房子は働く女性が少なかった時代に結婚もせず、自分自身の力で生き抜いてきた女性ですから、いろいろな壁にぶつかってきたのだろうと想像します。相当な覚悟を持った潔くてカッコいい女性ですよね。それだけに厳しさもあり、暢子にも多くの試練を与えますが、すべて暢子への期待と愛情があればこそなんですよ。私も先輩から「役者なんて辞めてしまえ」と叱咤(しった)された若いころを思い出しました。

暢子(黒島結菜)の初日に10連勤を言いわたす

 この年になると優しいお母さんやおばあちゃんの役が増え、演じる役の選択肢が狭まってきたと感じます。そんななかで房子役はその設定や背景が独特で面白く、楽しんで演じさせていただいています。ちなみに衣装の着物には、留学して海外から日本を見たときに、自分は日本の文化を何も知らなかったことに気づいて着るようになったという裏設定があるんです。また着物の上に羽織っている長羽織は男性がフォーマルで着るジャケットの替わり。お客様に接する際の制服のような役割です。

毎回違った色とりどりの着物や長羽織でお客さんをもてなす

 また「アッラ・フォンターナ」のセットもとてもステキで、あんなレストランが本当にあったらぜひ食事をしてみたいと思うほど。海外で暮らした経験のある房子さんならではのセンスでお店が飾られているんです。テーブルに置いてある小さな花瓶にはフォンターナの頭文字であり、房子のイニシャルでもある「F」の文字があしらわれているんですよ。そうした細かなこだわりまで、じっくりと見ていただけるとうれしいです。

テーブルの花瓶には房子のイニシャル「F」の文字があしらわれている
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敬称略

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