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古田新太 古田新太

古田新太俳優ふるたあらた

1965年生まれ、兵庫県出身。「劇団☆新感線」の看板俳優。舞台、映画、テレビドラマなど幅広く活躍。98年に第5回、2013年に第20回読売演劇大賞最優秀賞(男優賞)を受賞。主な出演作はドラマ『木更津キャッツアイ』『夢をかなえるゾウ』『逃げるは恥だが役に立つ』映画『土竜の唄 香港狂騒曲』『パディントン』(声の出演)など。NHKでは連続テレビ小説『あまちゃん』『とと姉ちゃん』、大河ドラマ『元禄繚乱』『新選組!』などに出演。

土曜ドラマスペシャル とんび(2012)

照雲役

土曜ドラマスペシャル とんび

インタビュー

 我が子の幸せを第一に考え、不器用ながらも愛情を注いで育てる父と息子の成長物語『とんび』。この作品でおいらが演じたのは、堤真一さん演じる市川安男(ヤス)の幼なじみで寺の僧侶という役どころでした。ヤスは肉体労働者で身なりも質素だったのに対し、照雲はアロハシャツを着たファンキーなおじさんといった感じ。監督と話してヤスとは正反対のキャラクターを作っていましたね。

葛原(塚地武雅)と照雲、ヤス(堤真一)は飲み仲間

 ドラマでは、最愛の妻を亡くして男手一つで息子を育てるヤスに周囲の仲間たちが様々な形で手をさしのべます。息子のアキラ(池松壮亮)についても気にかけ、愛情をかけているんです。でも実は、このドラマを撮影していた頃、実際に子どもが居たのはおいらだけだったんですよ。だからアキラへの愛情は一番強かったんじゃないかな(笑)。

小料理屋の女将たえ子(小泉今日子)もヤスの息子・アキラを可愛がる
父に似ず勉強熱心なアキラ(池松壮亮)は東京の大学への進学を望むが…
猛反対するヤスを照雲は叱る
“本音言うたら、うちの養子にしたいくらいじゃ…”

 共演者に昔なじみが多く、気心が知れていて楽しい現場でした。堤(堤真一)にキョン吉(小泉今日子)、塚っちゃん(塚地武雅)、尚美(西田尚美)ら、昔から知ってるやつらばっかり。だから現場はすごく和やかでした。岡山に昔の町並みが残っているすごくロケーションのよいところがあって、そこでずっとロケをしていたんです。ロケ先なので撮影が終わったら他にもう仕事がないでしょう。というわけで共演者とほとんど毎日飲みに行ってました(笑)。

アキラの結婚式

連続テレビ小説 あまちゃん(2013)

荒巻太一役

連続テレビ小説 あまちゃん

インタビュー

 おいらが演じた荒巻は女性アイドルグループを作っているプロデューサー。監督は秋元康さんをイメージされていたと思いますが、おいらとしてはヒャダイン(前山田健一)さんや他の方のイメージも混ぜていたつもりなんです。

 腕を組んだ決めポーズも監督からの提案。秋元さんが腕を組んでいるイメージだったので、それに『トレインスポッティング』のイメージを重ねて、おなじみのポーズができました(笑)。

おなじみの腕組みポーズ
荒巻はアイドルの人気投票を企画、41位以下は解雇すると宣言
地方出身者ばかりのグループ“GMT47”は危機に…

 荒巻には元ダンサーという設定があって、動画のシーンは完全に脚本の宮藤(官九郎)が遊んでいましたね。「せっかく古田さんが出るんだったら、踊ってもらおう」みたいな。荒巻がプロデュースするGMT47のメンバーたちはほとんど踊れなかったので、一緒にダンス指導も受けましたよ。

 実はこのころ地獄のように忙しかったんです(苦笑)。出番が早めに終わると聞いていたんですが、なんだかんだで最終回まで出ることに。薬師丸ひろ子さん演じる鈴鹿ひろ美とはまさかの展開もあり、びっくりでした。

人気アイドル有馬めぐ(足立梨花)にダンスの振付
大女優・鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子)と驚きの発表

連続テレビ小説 とと姉ちゃん(2016)

赤羽根憲宗役

連続テレビ小説 とと姉ちゃん

インタビュー

 同じ朝ドラでも『あまちゃん』の太巻さんとは違って、ハードな悪人でした。演じたのは家電メーカー・アカバネ電器製造の社長。自社の製品に粗悪品が多く、雑誌「あなたの暮らし」の商品試験の記事で批判され、ヒロインの常子(高畑充希)や編集長の花山伊佐治次(唐沢寿明)へ敵意を向けるという役どころ。花山役の唐沢さんは昔なじみなのでとても演じやすかったのを覚えています。この動画のシーンも「もっとやってくれよ」と言ってきて、悪さを増していった感じです。

「あなたの暮し」の公開商品試験会場に乗り込んできた赤羽根
商品試験はただのアラ探しだ、と怒鳴る
常子(高畑充希)は「一番大切なのは安全な製品を作ることでは」と反論

 高畑さんとは、『とと姉ちゃん』の直前まで舞台で親子の役をやっていたので、初めて現場に行ったときには唐沢さんと2人でとても喜んでくれました。それだけで「良かった。出演したかいがあったな」と思ったものです(笑)。

 ただ、この赤羽根という役、ステーキだったり蟹だったり、豪華なものを食べるシーンの多い役だったんですよ。うらやましく感じるかもしれませんが、おいら自身は朝昼食わないので、実は気持ち悪くて…(笑)。そういう意味で食事シーンに苦労した作品でした(苦笑)。

LIFE!〜人生に捧げるコント〜(2016)

LIFE!〜人生に捧げるコント〜

インタビュー

 関西の劇団出身者にはよくあることなんですが、若いころコント番組に出ていたんです。だから、出ることに違和感はなかったですね。しかも、内村(光良)さんはほかの番組でも共演していたので、やりやすかったです。コント番組って自由度が高くて、ドラマとは撮り方が違うけれど、おいらはどちらも好きなんです。しかも、ムロ(ツヨシ)とか、星野源ちゃんとか、仲のいい後輩たちがいっぱい出てる。俳優も芸人さんも入り交じっているところが面白いですよね。

コント「考えるのをやめた人たちの会」2016年9月8日放送
川栄李奈

 この時おいらが出たコントは「奇跡の再会」と「考えるのをやめた人たちの会」の2本。「奇跡の再会」は大学教授(内村光良)がアマゾンでスコールに遭って雨宿りをしていると、おいらが演じた写真家が駆け込んでくるんです。それが偶然にもかつての級友だったというコント。そんな場所で再会するなんてまさに奇跡なんだけど、意外と会話が続かずという(笑)。もう一本は怪しいセミナーが舞台のコント。おいらは講師の役だったのだけど、生徒役の川栄李奈さんにビンタされて、役得でした(笑)。江口のりこちゃんとかサブカル系の人も出ていて、そういう意味ではいろんなカラーの出演者がいて面白いコントだったなぁ。

 ウッチャンナンチャンも出川哲朗さんも元はと言えば劇団出身。ジャンルを問わず色んな人が一緒に作っていくコント、そういうごちゃごちゃっとしているところが良いんじゃないかなと思います。

コント「奇跡の再会」2016年9月8日放送
アマゾンのジャングルで雨宿りをしていると…
かつてのクラスメイトと奇跡の再会!

BS時代劇 小吉の女房(2019)

勝小吉役

BS時代劇 小吉の女房

インタビュー

 おいらが演じるのは、のちの勝海舟の父・勝小吉。無鉄砲だけど正義感が強く、情に厚い男です。その性格が災いして、なかなかお役目に付けずにいるのですが…。今回、山本むつみさんが描かれた作品は、小吉の女房であるお信(沢口靖子)が主人公。ホームドラマとして描かれているので時代劇でもすごく見やすいと思いますよ。同じ勝父子を描いた作品でも厳しいイメージを受ける「親子鷹」(作・子母澤寛)とはまた違った魅力です。

 お信はすごく天真爛漫で呑気なところがある奥さん。小吉とは気性が全く違うのに、仲良しなんですよね。真っ直ぐで直情型の小吉と、おおらかでのんびりしているお信。かわいい夫婦です。後半には結構泣けるエピソードがあるのでお楽しみに。本当にいいホームドラマだって思います。

小吉の妻、のちの勝海舟の母・お信(沢口靖子)
短気で無鉄砲な小吉とは対照的に、お信は無邪気でおっとり

 お信を演じるやっちゃん(沢口靖子)とは古い知り合いで、同い年。昔から「姫」と呼んでいるのですが、共演はずいぶん久しぶりでした。空き時間も稽古している彼女に対しておいらは直前まで台本を読まない。それが信じられないらしく「いつ覚えていらっしゃるんですか?」って、相変わらず真面目だなって思いましたね。そういう意味では演じるおいらたちも正反対です(笑)。

 また、ドラマの見どころのひとつでもあるのが、先日亡くなった江波杏子さん演じるおばば様こと登勢と小吉が言い合うシーン。役柄上は対立していましたが、江波さんと仲が良かったのでケラケラ笑いながら撮影していました。とても楽しくご一緒させていただけたのがいい思い出です。

同居するお信の祖母・登勢(江波杏子)は小吉に厳しい
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