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斎藤工 斎藤工

斎藤工俳優さいとうたくみ

土曜ドラマ ダークスーツ

土曜ドラマ ダークスーツ

『ハゲタカ』をはじめ、骨太の社会派ドラマを生み出してきた土曜ドラマ。『ダークスーツ』もまた、組織の暗部をえぐる社会派サスペンスに仕上がっている。同ドラマへの主演に際し、斎藤さんは「土曜ドラマという枠には、ドラマ自体が持っている匂いや雰囲気に誘われるような作品の強さがあると思います。今回主演させていただきますが、作品の持っている匂いと、たくましい共演者の方々にある意味頼ろう、ひとりで背負い込み過ぎる必要はないなと開き直って撮影をしています」。

そんな斎藤さんが演じるのは長い歴史を誇る総合電機メーカー・ハジバエレクトロニクスの子会社で営業をしている一之瀬諒。本社への逆出向を命じられた一之瀬は、会社を立て直すための極秘のプロジェクトを進めていくが、社内で密かに行われている裏金作りが、そのプロジェクトを阻んでいることを知る。

「一之瀬はありふれた人間だと思います。そんな人物が妻の病気や親友の死をきっかけに今までの自分を変えざるをえなくなるんです。結果、潜在能力が引き出されるというか、覚醒するというか。目の前の物事に対処しなくてはならないマスト事項になってしまった。そうして正式なファイターとしてエントリーするまでが1話だと思っています」。アメリカからやってきた新社長の松木(石丸幹二)に見いだされ、ライセンスビジネスに乗り出すことになる一之瀬。「彼なりの先見の明があり、特徴的ですが、決してそれを組織が評価しているわけではないんです。組織のコマとして優秀なわけではなく、総合的なグラフとして偏っている人物像に魅力を感じました」。

ドラマは松木社長と会社の落ちこぼれ軍団 VS 8人の役員という構図で進んでいく。いずれもベテラン俳優陣が演じる8人の役員とたっぷり時間をかけて対峙していく一之瀬。演技においても「諸先輩にぶつかっていくという姿勢は一之瀬と同じ」と斎藤さんは表情を引き締める。「1+1が2以上になるというか、役員が揃ったときの存在感は半端ないですね。そこに向かっていかなければいけない立場にあるという意味では、ある種ドキュメント感覚。台本に書かれている以上のものが皆さんにはあるので、その奥深さにリアルに僕がひるんでいる魂が映ると思うんです。ありがたい環境ですね。諸先輩方が持ち合わせている経験値と存在感に助けられています」。

会社に縛られない役者業を選んだ斎藤さんだが、今回のドラマを通して「スーツを着る瞬間になにかがオンになる」感覚を味わったのだそう。「企業戦士の鎧であるスーツを着て撮影していると、この人たちが日本の社会を支えている主人公たちだと分かってくるんです。僕らみたいな職業はすごく特殊でマイノリティー。マジョリティーである企業戦士の方々が日々戦ってくださるから世の中が成立しているんだと、今回身にしみて痛感しています。すべての企業にお勤めになっているスーツファイターに、敬意を捧げたいですね」。

一之瀬が行く手を阻む役員たちにどう立ち向かってゆくのか。そして会社の未来は…? 日本のものづくりの未来を見つめるドラマを最後まで見守りたい。

土曜時代劇『オトコマエ』

土曜時代劇『オトコマエ』

正義感に燃える2人の若者が正義感に燃える痛快時代劇『オトコマエ!』で斎藤さんが演じたのは、主人公・藤堂逸馬(福士誠治)の親友・武田信三郎。「学生時代、不良だけど勉強もできる存在に憧れていたんです。信三郎はまさにそんな人物でした。仕事も遊びもこなして、まだ余裕がある。そういうキャラクターはとてもかっこいいですが、カッコつけてしまうと嫌な奴になるので、気をつけました」共演した福士さんとは「気心の知れた仲」と斎藤さん。「実は『オトコマエ!』というタイトルにプレッシャーを感じていたんです。そこは「オトコマエを目指す2人」と解釈して演じたことを覚えています」と打ち明けてくれた。

大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』

大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』

『江』で斎藤さんが演じたのは、後に江の姉・初と結婚する京極高次。演じた斎藤さんはその人物像を「女性から見て“こうあってほしい”と思う理想の男性像」と感じていた。主君を何度も変え、秀吉の側室となった姉や妻のおかげで出世した人物とされているが「生き残るための臨機応変さに、むしろ魅力を感じる」とも。「僕も高次も自分に賭けてくれる人に恵まれた」と共通点をあげていた。

ドラマ10『ガラスの家』

ドラマ10『ガラスの家』

一人の女性をめぐってぶつかりあう父子の愛憎劇が描かれたドラマ10『ガラスの家』。斎藤さんが演じたのは、父の再婚相手である黎(井川遥)と禁断の恋に落ちる澁澤仁志。「身内のなかでいざこざを起こすことはありえませんが、ドラマの内容をとても興味深く感じました。どこか自分のなかにタブーへの興味があるのだと思います」。黎と仁志の禁断の愛が話題を呼んだ同作。美しい2人のスリリングな恋愛物語というだけでなく、深い人間ドラマという側面も見どころのひとつだった。

大河ドラマ『八重の桜』

大河ドラマ『八重の桜』

『八重の桜』では会津藩主・松平容保の傍らで国事に奔走した藩士・神保修理を演じた。「神保修理はそれほど知られた人物ではありませんし、僕自身も役をいただくまでは知りませんでした。それだけに『八重の桜』で描かれる修理像が良くも悪くも見ている方の印象に残る可能性が高いと思ったんです。プレッシャーもありましたが、それ以上に演じがいがありましたね」と話す。切腹という形で終わった短い人生については「悲劇的な最期を遂げますが、脚本の山本むつみさんがそこに希望を感じさせるよう描いてくださり、僕自身、彼の存在が亡くなった後も遺された人たちの中で生き続けると感じることができました」と振り返った。

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