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前田亜季 前田亜季

前田亜季女優まえだあき

1985年生まれ、東京都出身。小学生のときよりCM、テレビドラマなどで活躍。2000年、映画『バトル・ロワイヤル』で第24回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作に、映画『学校の怪談3』『リンダ リンダ リンダ』『帰郷』、舞台「プラトーノフ」ほか。NHKでは、96、97年度に『天才てれびくん』のてれび戦士を務め、大河ドラマ『風林火山』、北海道発地域ドラマ『農業女子“はらぺ娘”』などに出演。プレミアムドラマ『70才、初めて産みましたセブンティウイザン。』では70才で初産を経験する夕子の姪・恵役を演じる。

天才てれびくん(1996-97)

てれび戦士

天才てれびくん

インタビュー

 なつかしいー!てれび戦士を小学5年生から2年間務めさせていただきました。当時共演していたみんなのことを思い出すとうれしくなります。ウエンツ瑛士さんや、生田斗真さんたちと番組の中でバンドを組んでいて、夏休みには合宿したりしましたね。司会のキャイ〜ンのおふたりもすごく優しかったですし、仕事というよりも放課後に遊びに行く感覚でした。ただ、NHKのスタッフさんの中で一人だけとっても怖い人がいて(笑)、その方にいかに怒られないようにするかを考えていました。

 小さい頃から芸能活動をしていたのでカメラの前でセリフを話すということには慣れていたのですが、ときどき生放送があって、それがどうしても苦手でした。瞬時に自分の言葉で話すのがうまくできなくて、「生放送は呼ばれませんように」と思っていても、数週間に一回は呼ばれちゃうので「あぁ、生放送の番がきちゃった」と緊張しながらNHKに通っていました。

2歳年上の姉・前田愛と自宅からのリポートも!

 てれび戦士になる前に、番組の中に出てくるミニドラマ『T.T.K.DRAMA SPECIAL 悪夢の王』に出演させていただきました。私は、悪夢の王をよみがえらせようとする敵に立ち向かうユキコ役。彼女の周りにはいつもCGのキャラクターがいるという設定でした。CG部分はあとで合成されるので、私はスタッフさんに言われた方向に向かってお芝居をするという、すごくアナログなことをやっていました。当時、まだ小学校3、4年生ぐらいで、撮影現場に母親がついてきてくれていた記憶があります。「天才てれびくん」では本当にいろんな経験をさせていただきました。

1995年に番組内で放送された『T.T.K.DRAMA SPECIAL 悪夢の王』
ユキコは夢の中で不思議な生き物「ロム」と出会う
「悪夢の王」の復活を阻止する闘いの始まりだった…

大河ドラマ 風林火山(2007)

リツ役

大河ドラマ 風林火山

インタビュー

 よい緊張感が常にあり、ピリっと空気が張り詰めていたのを思い出します。ドラマの後半からの参加だったので、雰囲気が出来上がっているところに入っていかなければならず、撮影に入る前は不安の方が大きかったんです。

 この作品は武田信玄(市川亀治郎)に仕えた軍師・山本勘助(内野聖陽)の生涯を描いた物語で、私は宍戸開さん演じる原虎胤(はら とらたね)の末娘・リツを演じました。

リツは〝甲斐の鬼美濃〟と恐れられた武将・原虎胤の娘

 父親から勘助の話を聞かされ、彼に好意を持つ役どころ。彼女は、勘助に対してズバズバものを言う明るい女性で、緊張しながら現場に入る自分とは正反対でした。コミカルなシーンも多く、「とにかくテンションを上げていこう」と思いながら演じていましたね。本番前にしっかりとしたリハーサルがあって、共演者のみなさんがとても温かく私のお芝居に付き合ってくださり、不安を取り除くことができました。

勘助(内野聖陽)はリツを養女とし、父として接するが…
リツは勘助を「旦那様」と呼び、慕い続ける

 最終回で、勘助が戦死したことを、離れた場所にいるリツが誰かに告げられるわけでもなくさとるシーンがあって、それが私にとってすごく難しかったんです。台本をいただいた時に「これは…、どうやって演じればいいのだろう」と、撮影の日がくるまでとにかく悩んでいました。当日のリハーサルも思うようにできなくて、「私はなんて難しい仕事を選んだんだろう」と思いましたね(笑)。壁にぶつかり、悩むことも多く初めて演技の奥深さを知った作品でした。

連続テレビ小説 ごちそうさん(2013)

堀之端/室井桜子役

連続テレビ小説 ごちそうさん

インタビュー

 『ごちそうさん』は思い出がいっぱいあるんです。大阪制作の朝ドラで、ホテル暮らしをしながらの撮影だったので、共演者やスタッフさんと同じ時間を過ごすことが多く、みんながギュッと一つになる事ができた作品でした。

 主人公・卯野め以子役の杏ちゃんのお芝居は本当にすばらしかったです。一人の人物を数十年分演じるので大変だったと思いますが、若い頃はちょっと声を高くしたり工夫をしていました。リハーサルでも、忙しいはずなのに、方言などをチェックする自作のノートを作ってきていて。それがとても印象に残っています。私もいろいろ試行錯誤しながらお芝居をさせていただきました。

 1年近く作品に関わったので、杏ちゃんや野川民子役の宮嶋麻衣ちゃんとの仲も深まり、その距離感がドラマの中でもリアルに出ていたと思います。桜子の旦那さん、室井幸斎役の山中崇さんとは、この作品をきっかけに今でも仲良くしていただいています。役者としてもいろんな経験をさせていただいた朝ドラにまた参加したいですね。

高等女学校5年生、結婚も考え始めた桜子と民子(宮嶋麻衣)
一方、め以子(杏)は何よりも食べることが好きで…

 森下佳子さんの脚本が本当にすばらしく、台本が届く度に「今回はどんなお話なんだろう」とワクワクしていました。一読者として物語を楽しんでしまうほど、すてきな作品に巡りあうことができて本当に光栄でした。

 ドラマで登場するお料理はフードスタイリストの飯島奈美さんが手がけていて、とってもおいしかったんですよ。調理をする消えもの室がスタジオのすぐ近くにあって、撮影が終わると控室に戻らずに、みんなそこに行って、お料理をつまむ日々でした。だから撮影が終わってもなかなか帰らなかったですね(笑)。

桜子は売れない作家・室井(山中崇)と駆け落ちし、大阪へ
め以子も大阪で大変な結婚生活を送っていた!

北海道発地域ドラマ 農業女子“はらぺ娘”(2015)

広瀬菜摘役

北海道発地域ドラマ 農業女子“はらぺ娘”

インタビュー

 北海道に実在する女性の農業後継者たちによる団体・はらぺ娘(こ)をモデルに、跡取りを目指す奮闘を描いた作品です。私はグループのリーダー・広瀬菜摘役。北海道の広大な景色や豊かな自然の中で撮影ができたので、振り返ってみると「ぜい沢な経験をさせていただいたな」って思います。

菜摘は北海道・上富良野町の農家の一人娘

 実際のはらぺ娘の子たちと会ってみると同年代が多いこともあり、今でも連絡を取り合って、仲良くしていただいています。こうしてつながっていられることは本当にありがたいです。彼女たちと話して、婚活問題など、苦悩がたくさんあることを知りました。ドラマの中では面白おかしくやっていますが、現実では切実な悩みですからね。この作品を見て、1人でも多くの方に彼女たちの存在を知ってもらえたらうれしいです。

「はらぺ娘」は北海道の女性農業後継者のネットワーク

 撮影の思い出は、大勢の人たちの前でトラクターを運転したことです。最初は「まさかこんなに大きい乗り物を自分で運転しないだろう」と思っていましたけど、現場に入ったら「やってもらうから」と言われてしまって(笑)。普段でも車の運転には慣れていないのに、さらに大きいトラクターを上手く運転できるか不安でしかなかったです。競技をする設定だったので、“みんなの前で失敗できない”ってプレッシャーと戦いながら挑んだ、本番の緊張感は今でも忘れられません。

十勝・更別村で開催された「トラクターバンバレース」
農業用トラクターで北の大地を駆ける!

プレミアムドラマ
70才、初めて産みましたセブンティウイザン。(2020)

大野恵役

プレミアムドラマ 70才、初めて産みましたセブンティウイザン。

インタビュー

 タイトルを聞いたとき「えっ!?どういうこと?」と驚きました。定年を迎えた江月朝一(小日向文世)の妻、夕子(竹下景子)が70才間近で妊娠するという奇抜な設定の物語です。最初、「コメディーかな?」と思ったのですが、産む決断をするまでの葛藤や二人の育児の悪戦苦闘がとてもリアルで切実でした。高齢出産にまつわる問題を、現実的な年齢で描くと深刻に感じてしまうことも、70代ということでドラマチックに楽しみながら見られるんですよね。

70才間近の夕子(竹下景子)が妊娠!だが姪の恵は不妊に悩んでいて…

 また、娘のみらいちゃんとの限られた時間を意識した言葉が心に染みますし、最初の印象からどんどん変わっていきました。赤ちゃんと一緒の現場はとても大変で、「さっき寝たので今撮りましょう!」と臨機応変な対応が求められました。小日向さんと竹下さんは特に大変だったと思いますが、赤ちゃんが中心の現場をとても楽しまれていて、その様子にみんな救われました。それに、小日向さんが赤ちゃんを抱いている姿がとっても和むんですよ。

初産を控え、朝一(小日向文世)もママパパ教室に参加

 あるシーンでカットがかかった後、「安心してるから、俺このまま抱っこしてる!」なんてこともありました。すっかりパパの顔をしていて、「赤ちゃんもかわいいけど、抱っこしている小日向さんがかわいい!」と現場のみんながいやされていました。

娘のみらいが生まれ、タイトルも『70才、初めて産みましたセブンティウイザン。』に!

 私が演じた大野恵は、夕子の姪で不妊に悩んでいる女性。夕子のさりげない言葉に勇気をもらい、妊娠をあきらめかけていたなかで「私ももう一回がんばってみよう」と前向きに心境が変化していきます。恵だけでなく、朝一さんと夕子さんの決断に最初は反対していた人たちも二人に影響を受けて変わっていく様子がていねいに描かれているすてきなドラマです。さまざまな立場の人たちの気持ちに寄り添いながら見てもらえたらうれしいなと思います。

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