一覧に戻る

50音から探す

あ行
か行
さ行
た行
な行
は行
ま行
や行
ら行
わ行
濱田マリ 濱田マリ

濱田マリ歌手・女優はまだまり

連続テレビ小説 『マッサン』

連続テレビ小説 『マッサン』

〈北海道編〉で、『リンゴの唄』の替え歌を歌いながら久々に登場したキャサリンは見ものだった。とほうもなく明るい歌声にユーモラスな身振り手振りでエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)の前に現れたのだ。
「まだ、エリーの心は閉ざされていたけれど、戦争が終わって明るい光が見えてきた時期ですし、なんといってもキャサリンにとってエリーとの再会は嬉しすぎること。『ここは一丁行きますか』という気分で演じさせていただこうと、替え歌にのせて独自の振り付けを考えたんです」。
もちろん再会の喜びだけでなく、いまだ外に出て行くことに臆病になっているエリーの心をほぐしたい。あの戦争でエリーが受けた深い悲しみやストレスをデトックスしてもらいたい。そんな思いをすべて「リンゴの唄」の登場シーンにのせてみたという。

物語のうえでは、キャサリンという友人を得たことはエリーにとって実に大きなことだった。こんな友人がいたら「最強かもしれません」と濱田さん自身も感じたそうだ。ただ最初は、エリーのことを大切にして、マッサン(玉山鉄二)にハッパをかける役どころととらえ、「明るくて顔が広い近所のリーダー的存在。頼りになる人だな」という印象に留まっていた。しかし回が進み、ある時、キャサリンの辛い過去が明らかにされた。
「この人の明るさ、大きさというのはそういった過去の体験でベースが出来たんだなと思うと、ただ明るいだけではなく固い下地がある人だなとわかり、そこからさらにキャサリンが好きになりました」と話す。そして「人間は辛い体験をしないとそういうふうにはなれないのかな。それなら辛い体験、試練を与えられたら、それは“是非もの”で受けていったほうがいいのかななんて。少し人生の教訓めいたものをキャサリンからもらいました」と話してくれた。

どこか濱田さんにも共通するような気がするが、ご本人いわく「私はキャサリンほど辛い経験したことはないのですが、辛かった現場、辛かった状況において学んだことは大きいので、ああ、キャサリンもそうかと思ったりして、そこが共通点ですかね。あとは派手な衣装が好きというところですね(笑)」
たしかにキャサリンの着物や洋服は、大胆なまでに独自の柄や色合いで、それが濱田さんによく似合った。「お衣装さんが、これはキャサリン用ですって選んでくれたんです」。髪型も「洋装も和装もいけるようにとヘアメイクさんが考えてくださった」というようにスタッフのこだわりも発揮されていた。

『マッサン』の放送は終了したが、スピンオフドラマが2本放送される。キャサリンも前編「すみれの家出~かわいい子には旅をさせよ~」(4/25放送)に出演する。
マッサンの妹・すみれ(早見あかり)目線の物語の内容は「ネタバレになるので、あまり詳しいことは言えませんが、すみれさんもお年頃ですし、あこがれの存在がいまして…。すみれさんと同じくらいの年齢の人には、このドラマで恋愛の勉強をしてほしいですね」とのこと。
何よりイチオシはドラマの舞台がほとんど「こひのぼり」だということだ。「うるさいおっさん、おばさんが集まるところ(笑)。『マッサン』の楽しい部分だけを抽出してお送りできるスピンオフだと思うので楽しみながら、恋の勉強をしていただきたいと思います」と語ってくれた。

連続テレビ小説 『カーネーション』

連続テレビ小説 『カーネーション』

ファッションデザイナーとして世界で活躍するコシノ三姉妹の母親・小篠綾子をモデルに描いた『カーネーション』。濱田マリさんが演じた安岡玉枝は、髪結い店を営みながら女手ひとつでふたりの息子を育てた女性だ。ヒロイン・糸子(尾野真千子)にとっては“明るい近所のおばちゃん”だったが、戦争が玉枝を変えてしまう。
「このドラマでは、ことごとく尾野真千子さんに引っ張ってもらったなと思っています」。戦争は玉枝から笑顔を奪い、糸子とは絶縁状態になり、やがて精神まで病んでしまう。「戦争に翻弄されていく玉枝おばちゃんですが、時にはこのシーンをどう演じたらいいんだろうと心配で心細くなることもありました」。そんなとき「いつでも尾野さんが引っ張ってくれて乗り切ることができたんです。本当に感謝感謝です」と振り返る。

濱田さんにとって初めての朝ドラ出演となった『カーネーション』。今も心に残る「一番好きだった」というシーンは、「ずっと床に伏せっていた玉枝おばちゃんが、ある日、訪ねて来た奈津ちゃん(栗山千明)に助けてもらって、ひょいと起き上がりお茶を飲むところ」。そのお茶を置いて、ぽつりと口にしたのが店の名前を変えるということだった。
「安岡髪結い店」を「安岡美容室」とするだけでなく、店の改装をしようとまで言い出す。それまでの辛い過去を忘れ、前に進んでいこうという奈津への励ましであり、玉枝の再生でもあった。「私の気のせいかもしれないんですけど、撮影中に飲んだお茶がえらいおいしくて」。玉枝にとって明るい光が見えてきたことが一杯のお茶からも実感できたそうだ。
 玉枝は80歳過ぎまで生きた。「あそこまで高齢の役を演じるのは初めてでした。嬉しかったのは、お布団の中でこの世からあの世へいく瞬間まで描いていただいたこと。最期まで演じられたことが心に残っています」。そして、「女性が強く、男性がチャーミングに描かれた素敵な作品だった」と振り返ってくれた。

よる☆ドラ 『書店員ミチルの身の上話』

よる☆ドラ 『書店員ミチルの身の上話』

偶然手にした宝くじが2億円の当たりくじだった! 1枚の宝くじが、平凡な人生を送るヒロイン・ミチル(戸田恵梨香)の運命を大きく狂わせ、予測不能の事件に翻弄される姿を描いた『書店員ミチルの身の上話』。濱田マリさんは、ミチルが働く書店の先輩でタテブーこと立石武子を演じた。
「最初はかわいい恋の物語かと思いきや、これお金にまつわる話でしょう。大丈夫かなと思うような展開が次々と起きて、最後には少しホラーテイストも入ってきたりしていました(笑)」とか。ことにミチルの妄想を描くシーンは秀逸だったそうだ。
「ミチルの妄想のなかのお芝居をするなんてあり得ないでしょう。その非現実的なところがすごく面白かったんですよ」。ややシュールで幻想的なお芝居にはまったそうだ。
「白日夢的に、ミチルがタテブーに『あんたがお金を持ち逃げしたんでしょう』と迫ったり、私が雑木林で絶命していたり(笑)。私がミチルに詰め寄るシーンでは、戸田恵梨香ちゃんが本当に脅えていましたね(笑)」。スリリングな展開、じわりと恐いサスペンスを楽しみながら演じることができたようだ。

その他の出演番組を見る ※類似の氏名が検索される場合があります。
一覧から探す