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髙嶋政宏 髙嶋政宏

髙嶋政宏俳優たかしままさひろ

1965年生まれ。東京都出身。映画『トットチャンネル』でデビュー。主な出演作に、ドラマ『山岳救助隊・紫門一鬼』シリーズ、『ストロベリーナイト』、『刑事7人シリーズ』、映画『ZIPANG』『スマグラー』『舞妓はレディ』『本能寺ホテル』、舞台『王様と私』『エリザベート』『黒蜥蜴』など。NHKでは連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』、大河ドラマ『利家とまつ』『八重の桜』などに出演。2017年、大河ドラマ『おんな城主 直虎』に本多忠勝役で出演。

金曜時代劇 近松青春日記(1991)

近松門左衛門役

金曜時代劇 近松青春日記

インタビュー

 近松門左衛門の青春時代を描いた作品だったからか、当時僕が出演していた『デパート!夏物語』というドラマをご覧になったプロデューサーから、「そのままの勢いをこのドラマに持ってきてくれればいいから」と言っていただいたんです。だから、時代劇なのにちょっと現代劇のような気分でやらせていただいていました。そしたら今度は映画『新・極道の妻たち』の中島貞夫監督が、このドラマを見て「画面からはみ出ている感じがよかった!」と言ってくださったんです。そういう意味でもとても印象深い作品ですね。

 共演の別所哲也さんとは最近も舞台などでご一緒することが多いのですが、お会いするたびにこの当時のことを思い出します。出演者も若かったので、みんなで飲み会に行ったり、楽しかったな。少し大阪の街を満喫し過ぎたという反省点もありますが(笑)。

近松の親友・岡本利信(別所哲也)

 余談ですが、このドラマの前にやはりNHK大阪で制作した連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』に日系アメリカ人役で出演させていただいたとき、米軍人役で出演していた方が、今はナイフや包丁、キッチン用品などで有名なツヴィリングの社長アンドリュー・ハンキンソンさんなんです。別のお仕事で再会して驚いたことがありました。

若き近松が数々の事件に遭遇し…
やがて人形浄瑠璃の傑作を生み出すことに

大河ドラマ 利家とまつ(2002)

徳川家康役

大河ドラマ 利家とまつ

インタビュー

 徳川家康の役をいただいたときは、やはり「お!」と感じるものがありました。そこから司馬遼太郎さんの「覇王の家」をはじめ、家康関連の本をずいぶん読みました。非常に面白い人だと思いながらも、人質時代が長く子どものころから苦労が多かったことから、あまり覇気のないイメージで初登場シーンに臨んだんです。そしたら、前田利家の父・利昌役で出演されていた菅原文太さんが、わざわざスタジオの中に入ってこられて「ふつう大河の初登場シーンといったら、すごく張り切ってはつらつとして演じるのに、いやぁ、君、いいねえ」と言ってくださったんです。それが本当にうれしくて盛り上がっていたら、今度はプロデューサーがいらっしゃって「なぜ、もっとはつらつとやらないの?撮り直そうかと思ったわよ」と怒られてしまいました(笑)。喜んで、そのあとに落ち込むという大河でした。

 その後は、史実に基づいた台本に沿いながら演じさせていただいたのですが、後半の家康をご覧くださった大原麗子さんから「老け役になってから良くなったわね」と言っていただいて、やはりとてもうれしかったですね。また、別の楽屋にいらした井上順さんからも「大河見てますけど、徳川家康!徳川家康ですよね!いや、良いですね。」って。いや、うそでしょって言ってしまったほど(笑)。褒められ、怒られ、老けてから良いとか……、非常に感情が揺れ動いた役でした。徳川家康というのは、それだけ注目度の高い人物だということを実感しました。

秀吉亡きあと、家臣は家康派と利家(唐沢寿明)派に分かれ対立
利家を見舞いに訪れた家康にまつ(松嶋菜々子)は…

洋楽倶楽部80s 2012ウインター ロンドンスペシャル(2012)

MC

洋楽倶楽部80s 2012ウインター ロンドンスペシャル

インタビュー

 僕、バンダナしているでしょう。実はこのころかつらメーカーのCMに出演していたので髪の一部を剃っていたんです。それでターバンのようにバンダナを頭に巻いて隠していた。苦肉の策でおしゃれからしたことではなかったんです(笑)。

 この番組が始まったときの打ち合わせで、「僕は本当にマニアックな音楽が好きだから、それを紹介してもふつうの音楽ファンは誰も見ないんじゃないですか」と言ったんです。そしたらプロデューサーも「マニアックにやろうと思えばいくらでもできるけれど、あまりよく知らない人たちにも見てもらい、みんなにロックを伝えていくみたいな気持ちでやっていきましょう」とおっしゃって。ところどころでアドリブ的にマニアックな情報を入れたりもしたのですが、「それちょっと難し過ぎるんでやめましょう」ということが多かったですね。だから、誰もが知っているようなバンドの話が多くなっていきました。

80年代の洋楽を聴かせるバーという設定

 そんな中、ローリングストーンズの登場回数が本当に多かったので、「なぜ、また?」と聞いたことがあったんです。そしたら「実はね、ローリングストーンズの放送権利は高いので、一回買ったら何度も何度も使わないと元を取れないんですよ」。だからビッグアーティストは何度も何度も放送するんだと納得しました(笑)。

 80’sの音楽を紹介することが多く、いろいろなアーティストを毎回深く掘り下げていくと彼らが60年代の音楽に影響を受けていたことがわかったり。僕がけっこう聞き込んでいた時代でもあり、また今さら人には聞けないような知識も得られて楽しかったですね。いまだに、いろんな方たちから「あれ見てました」と言っていただける番組です。

2012年サマースペシャル ゲストはクリス松村

大河ドラマ 八重の桜(2013)

槇村正直役

大河ドラマ 八重の桜

インタビュー

 大河ドラマとはいえ、時代は明治に移ったばかり、初代京都府知事の役でしたから洋装だし、周囲には自分の慣れ親しんだものばかり。部屋の中の椅子やテーブル、オブジェなど、次々とアイデアが出てきて楽しかったですね。葉巻もそうだし、ピスタチオを用意してもらったり。着物と洋装の違いもあるけれど、自由度が高い。戦国時代だとそうはいきませんから(笑)。

槇村は山本覚馬(西島秀俊)を顧問に京都の復興を進める

 また槇村さんという人物が面白い方でしたね。祇園の芸妓や舞妓の舞を披露する「都をどり」を初めた方であり、京都の新京極通りも作っている。フランスで初めてディスコパーティーのようなものを開いて、一般の人を宮殿内にどんどん入れてしまったというオルレアン公みたいな方だなって。新しいものを積極的に取り入れる方で面白いエピソードがたくさん残っています。あまり知られていないので、それらを随所にちりばめていただきました。

 印象に残っているのは、新島八重(綾瀬はるか)が訪ねてきたシーン。僕は自分の意見を一方的に言いながら、コートを脱ぎ、マフラーを外し、それらを八重にどんどんかけていったんです。帽子を取って頭に被せたりね(笑)。まるで八重がハンガーラックかのように扱うという面白いシーンでした。

八重(綾瀬はるか)は槇村に女子教育への予算増を訴える

大河ドラマ おんな城主 直虎(2017)

本多忠勝役

大河ドラマ おんな城主 直虎

インタビュー

 徳川四天王がまだ“四天王”と呼ばれる前の若い時代から演じさせていただいているので、とても面白く描かれていると思います。とくにそれぞれのキャラが立っていて、僕の本多忠勝も勇猛な武将であり、忠義の人であるところが強調されている。だから、かつて家康を裏切った本多正信が目の前に現れたときは、一族の恥さらしという思いからカッとして殴りかかってしまった。あの場に榊原康政がいなかったら正信を斬っていたでしょうね。でも、そうした忠勝の行動、康政の制止する姿などからも、それぞれの関係性や戦国人の気性が出せたと思います。単なるサラリーマン的な存在ではないということがね。

 戦国時代というのは、同じ時代劇でも一段テンションが違います。そこかしこに死が漂っているし、ちょっと気を許すとどんどん攻められる。銀行の通帳と同じように、そこに入れているだけでは一銭も増えない。攻めていかないと何も得られない “戦国バブル”といった感じです。だけどこのころの徳川家を番組制作にたとえたら、下請けの下請けぐらい。低予算で一本作らなくてはいけなくてヒーヒー言っている感じです(笑)。だからこそ、家臣たちもみな強い気持ちで一致団結しているんです。

 忠勝の見せ場としては、武田軍との戦いで山県政景を槍で討ち取る大立ち回りなどもあり、これぞ大河というシーンもあって楽しませていただきました。

家康(阿部サダヲ)
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