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高島礼子 高島礼子

高島礼子女優たかしまれいこ

1964年生まれ、神奈川県出身。アマチュアレーサーとして活躍し、その後芸能事務所に所属。88年にCMに出演したのを契機に、テレビ時代劇『暴れん坊将軍Ⅲ』で本格的に女優デビューする。93年、初主演映画『さまよえる脳髄』で注目を集め、その後99年から『極道の妻たち』シリーズの4代目「極妻」に抜擢され代表作となる。NHKでは、放送90年大河ファンタジー『精霊の守り人』のトロガイ役を2016~2018年まで務めるなど、出演作多数。

正月時代劇
四千万歩の男~伊能忠敬(2001)

栄役

正月時代劇 四千万歩の男~伊能忠敬

BSデジタル放送開局記念特別番組。日本地図の原形を作り上げた伊能忠敬。彼は49歳で隠居した後、いわば定年後の17年を費やして日本全土を測量して歩いた。情熱を新たに燃やして第2の人生を生き抜いた忠敬の姿を通して、新世紀を生きる日本人へのエールとした。(119分)。原作:井上ひさし。脚本:尾西兼一。音楽:川崎真弘。出演:橋爪功、高島礼子、新山千春、宍戸開、風間杜夫、片岡仁左衛門ほか。

原作:井上ひさし 脚本:尾西兼一 音楽:川崎真弘

金曜時代劇
御宿かわせみ シリーズ(2003〜05)

司るい役

金曜時代劇 御宿かわせみ シリーズ

インタビュー

 昔から平岩弓枝先生の作品が大好きで、「水鳥の関」を原作にしたドラマ『お美也』では主役を演じさせていただきました。それがとても好評で、翌年お声がけいただいたのが『御宿かわせみ』。平岩先生の代表作で原作も読んでいた作品だったので、うれしさの反面、「やらせていただいてもいいのかな」と緊張感もありました。原作を読んだときのイメージもあるので、いちファンとしては不安もありつつ撮影に挑んだのを覚えています。

同心だった父亡き後、家を継がずに旅籠「かわせみ」を開き、女将となったるい

 演じた庄司るいは、どちらかというとかわいらしい女性だったと思います。『お美也』では波瀾の人生をたくましく生き抜いていく女性像を演じましたし、その他の作品でも強いイメージの役が多かったので、挑戦ではありましたね。女性らしいたおやかさと優しくおきゃんな面がある一方、旅籠(はたご)かわせみの女主人としての落ち着いたかっこ良さがある。そんな二面性を上手く出せるか不安で、特にかわいらしさの部分は声の出し方まで意識して演じていました。

るいは番頭の嘉助(小野武彦)と女中頭のお吉(鷲尾真知子)に支えられ「かわせみ」を切り盛りする

 るいは幼なじみの東吾さん(中村橋之助/現・中村芝翫/しかん)に一途な思いを抱きながら、身分の差から人目を忍ぶ恋を続けています。シリーズを通して東吾さんを演じた芝翫さんは、まるで東吾さんそのもののような方でした。ですからよく、お芝居しているときとふだんが全然変わらないよね、と話をしていたのを覚えています。

幼なじみで恋人の東吾(中村橋之助/現・中村芝翫/しかん)とは身分違いでありながら、互いに強く想い合っている

 当時のレギュラーメンバーは本当に仲が良くて、そんなふうに気の置けない感じで接していました。特に芝翫さんは歌舞伎の方ですから、チームをまとめるのがお上手でよく皆で食事や飲み会に行っていたようです。私はなかなか参加できませんでしたが、ゲストも含めてすばらしい方々と共演させていただけたことがありがたく、この経験は財産だと思っています。

シーズン3の最終回、るいと東吾は長年の想いを実らせ、ついに祝言を挙げる

古代史ドラマスペシャル 大化改新(2005)

宝皇女(たからのひめみこ)役

古代史ドラマスペシャル 大化改新

インタビュー

 舒明(じょめい)帝(螢雪次朗)の皇后であり、のちに即位して皇極(こうぎょく)天皇に。さらに一度退位してから再び即位して斉明(さいめい)天皇になった女性。

宝皇女は倭国の代表として、唐の言葉を用いて唐の使者を丁重にもてなす

 役についてうかがったときは、性(さが)を背負った女性を演じる難しさを感じましたが、長年ご一緒させていただいている片岡敬司監督の演出作品ということで、迷いなくお引き受けしました。

大君の后として身にまとう装飾品は、どれもきらびやか

 番組タイトルでもある『大化改新』については、もちろん教科書で知っていましたが、まだまだ謎の多い時代のお話。ですから、ウソっぽく見えないよう緊張感を持って演じたいなと思っていました。この時代はあまり描かれることが少ないので、衣裳もすべてオリジナル。特に私は位の高い人物を演じたのできらびやかな出で立ちでしたね。

 なじみのない当時の所作には苦労しました。映像でご紹介しているシーンにある、口をはふっとする表情は相手に好意を伝える仕草だったそうなのですが、これがどんなに教えていただいても難しかったのを覚えています。何度もやらせていただいたのですが、そうした当時の動きのひとつひとつが新鮮でやりがいがありました。

前年に夫・舒明帝が崩御し、急遽大君の座を継いだ宝皇女は、支配者としての力を示すために何としても雨を降らせなければならなかった

 そんななかで印象的だったのは雨乞いの祈りを捧げるシーン。呪文を唱えるのですが、覚えるのがまた難しくて…。きちんと意味もあると思うのですが、怖くなりそうなのであえて聞かずに演じたんですよ(笑)。

蘇我入鹿(そがのいるか/渡部篤郎)が自分の息子・中大兄皇子(なかのおおえのみこ/小栗旬)に切り付けられるという、突然の出来事に動揺する宝皇女

 また何と言っても渡部篤郎さん演じる蘇我入鹿(そがのいるか)の最期のシーンは忘れられません。壮絶な場面だったので、撮影の日は渡部くんをはじめ、みんな緊張して集中力を高めていました。本番も真に迫った演技で、私も思わず手を差し伸べたくなるほど。渡部さんは役に入り込む人なので、私も自然とお芝居に引き込まれていったように思います。でも宝皇女は役柄的には入鹿のさらに上を行く人なので、頑張らなきゃと意識していました。

大河ドラマ 天地人(2009)

桃/仙桃院(せんとういん)役

大河ドラマ 天地人

インタビュー

 戦国時代に主君・上杉景勝(北村一輝)を支えた家老、直江兼続(妻夫木聡)を主人公にした大河ドラマでした。私が演じたのは兼続が師と仰いだ上杉謙信(阿部寛)の姉で、景勝の母、仙桃院。とても長生きされた方で、結果的にはドラマの最初から最後まで出演することになりました。

「道を開けなさい」 夫・長尾政景(まさかげ/村田一道)が溺死した直後に、長尾家の当主代理として気丈にふるまい、弟で越後国主の上杉輝虎(後の謙信/阿部寛)を館に招き入れる

 大河ドラマは長丁場の作品なので、途中で亡くなったりして現場を去ることが多いので、時代をずっと影で見ていた役だと改めて感じます。男性中心の物語が多い時代劇で、これほど入り込めるいい役をいただけてありがたかったですね。でも景勝、景虎、兼継と、とにかく役名がややこしくて頭がごちゃごちゃになってしまって、セリフを覚えるのに苦労したのも思い出深いです(笑)。

「わしはこんなとこ、来とうはなかった!!」 素直な気持ちを臆せず訴える姿を見て、与六(後の直江兼続/加藤清史郎)と息子・喜平次(後の上杉景勝)が、星々の縁によって結ばれているとの確信を得る

 兼続の幼少期を演じた加藤清史郎くんとの共演はとても楽しいものでした。
 清史郎くんとは『天地人』の前に『ファイブ』というドラマで親子を演じていたんです。当時4歳で幼かった清史郎くんが、こんなに立派に演技するようになったんだとうれしかったですね。撮影の合間も本当の親子のように仲良くさせてもらい、周囲からうらやましがられたほどです。最近ではイギリス留学を経て成長した姿を拝見しますが、またどこかでお会いできたらうれしいです。

「好きな殿御でもいたか?」 めでたい筈の婚姻話に顔を曇らせる、家臣の娘・お船(せん/常盤貴子)を気に掛ける

 当時の共演者は皆仲が良く、お船(せん)役の常盤貴子ちゃんと当時のメイクさんとで今も女子会をしているほどです。そんな貴子ちゃんも訪れているという長岡の花火大会に、別々ではありましたがうかがったとき、『天地人』のテーマ音楽に乗せて花火を上げていて感動しました。放送から10年以上経った今も作品を大切にしてくださっていることがうれしいですね。

「流されるでない。どこであっても、そなたの幸せはそなたの手でつかみ取るがよい」

ドラマ10 10年先も君に恋して(2010)

青山比沙子役

ドラマ10 10年先も君に恋して

もし、あなたの前に10年後の未来から出会ってもいない夫が現れ、「自分とは絶対結婚しないでくれ」と頼まれたら・・・? 女性編集者・小野沢里花(上戸彩)26歳と未来の夫・博(内野聖陽)40歳と結婚前の恋人・博(内野聖陽・二役)30歳のちょっと不思議な三角関係を軸に、里花の十年後と現在を並列させながら、恋愛の“ときめき”と“苦み”と“感動”を描く、大人のためのロマンチック・ラブストーリー。

脚本:大森美香 音楽:河野伸

ドラマ10
ラストマネー~愛の値段~(2011)

佐々倉亜希子役

ドラマ10 ラストマネー~愛の値段~

実際に起きた連続保険金殺人をモチーフに、スリリングな謎解きが加わったわったオリジナルのストーリー。愛情を利用して、保険金をだまし取ろうとする人たちと、生命保険会社の査定人が戦い、保険金を支払うべきか、否かの判断を下(くだ)すまでを描く。

脚本:武田有起 音楽:林ゆうき

正月時代劇 桜ほうさら(2014)

梨枝役

正月時代劇 桜ほうさら

賄賂を受け取ったという、身に覚えの無い罪を着せられ切腹した父の汚名をそそぐため、江戸深川で長屋暮らしを始めた若侍・古橋笙之介。田舎者のお人よしで、からきし剣の弱い笙之介が、個性は強いが情に厚い江戸の人々に助けられながら犯人捜しに奔走する。(88分)。原作:宮部みゆき。脚本:大森美香。音楽:佐藤直紀。語り:檀ふみ。出演:玉木宏、貫地谷しほり、橋本さとし、萬田久子、六角精児、市毛良枝ほか。

原作:宮部みゆき 脚本:大森美香 音楽:佐藤直紀 語り:檀ふみ

TOKYOディープ!(2015)

リポーターとして

TOKYOディープ!

毎回、東京の一つの街に注目。地元の人しか知らない、また地元の人も知らないディープな情報を徹底的に掘り起こし、街の歴史と個性を伝えた。「都会と田舎のいいとこ取り」として町田市を、「太宰治が愛した文化薫る街」として三鷹を、「心のゆとりを演出する街」として駒沢などを紹介。特集として『SAPPOROディープ!』や『FUKUOKAディープ!』なども放送した。BSプレミアム(月)午後7時からの29分番組。

語り:モト冬樹

大河ファンタジー
精霊の守り人 シリーズ(2016〜18)

トロガイ役

大河ファンタジー 精霊の守り人 シリーズ

インタビュー

 『大化改新』『天地人』でもお世話になった片岡敬司監督が放送90年を記念した大河ファンタジーを撮るらしいと『天地人』のレギュラー出演者から聞いて、どんな役でもいいから出たいと思いました。「女性の役はあまりないらしい」と聞いてはいましたが、マネージャーにしつこく通ってもらい、ある意味、二人三脚で手に入れた役です。

「私に何か用かい?」 水の張った桶まで魂を飛ばし、遠くの人と会話ができる呪術師・トロガイ

 トロガイという年齢不詳の役にキャスティングしていただき、これはもうどこまでできるか自分との戦いだと意気込みました。自分の声と動きでトロガイに近づくため、スタッフみんなで相談して役を作っていきました。特にどんな声を出すかは難しく、あまりおばあさんの声に近づけすぎると聞こえ辛く、かといって私自身の声のままでは違和感が出る。どのレベルの声がいいのか、皆で模索した結果、たどり着いたのがあの声だったというわけです。

濡れて重くなった衣服を身にまとったまま、険しい山道を腰をかがめて歩いたかと思えば、食器を持ったまま新ヨゴ国の刺客から走って逃げたりと、斬新な演出の連続

 動きについても、どの程度アクティブな感じにするか迷いました。およそ200歳という年齢設定ではありますが、アクションシーンもありましたから。でも、水辺のシーンが多く、麻で作った衣装が濡れると本当に重くて動きが取れなくなり、ある意味、リアルな動きがトロガイらしさにつながったと思っています。演じている間は、とにかくどうやったらトロガイという役を光らせることができるかと毎日考えていました。それほどやりがいのある役でしたね。

「ここから逃げるんだ!!」刺客とは次元の異なる脅威が、足元まで迫っていることをバルサ(綾瀬はるか)たちに報せる

 放送時に話題になったメイクは顔と手を合わせて5、6時間。それでは時間がかかりすぎるのと、手は杖を持ったりして特殊メイクが剥がれてきてしまうので断念し、顔だけの特殊メイクで4時間ほどかかりました。だんだんと慣れてきて、最終的には3時間ほどで仕上がるようになりました。皆が寝ている時間に支度を始め、メイクの仕上がりとともにだんだんと気持ちを作っていく過程は、とても貴重な時間でしたし、二度とないかもしれない楽しい経験をさせていただいたと思っています。

「私の魂も、まだまだ若いわ」

BS時代劇 善人長屋(2022)

お俊(しゅん)役

BS時代劇 善人長屋

インタビュー

 裏稼業を持つ小悪党たちが住む長屋を舞台に、市井の人々の悲喜こもごもが描かれる『善人長屋』。住人となった善人の加助(溝端淳平)の頼みで、悪党たちが人助けをするという展開が面白い作品です。私が演じるのは悪党たちをまとめる差配、儀右衛門(ぎえもん/吉田鋼太郎)の妻、お俊。ヒロイン、お縫(おぬい/中田青渚)の母でもあります。登場人物それぞれが濃いキャラクターばかりなので、お俊はさらっと空気のように存在していればいいかなと思って演じています。

お俊は娘のお縫(おぬい/中田青渚)と共に、長屋の差配(管理人)で表向きは質屋を営む夫・儀右衛門(ぎえもん)を支える

 実はこの作品に関わる前から、原作者の西條奈加さんと対談をきっかけに仲良くさせていただいていて、直木賞をとった「心淋し川」という作品を読ませていただいていました。「善人長屋」はその時はまだ読んでいませんでしたが、お俊を演じることになって読んでみると、その視点のすごさに驚きました。長屋に悪党ばかりが住んでいるという設定が面白いですし、彼らが加助の存在により人助けをすることになる流れもまた、善と悪の境ってどこにあるんだろうと考えさせられました。悪党だからこそできる善を描くなんて、深いと思いませんか。

悪党同士が集まって、なぜか人助けの話し合い

 今作では原作、脚本、演出、役者が集まってひとつの作品ができあがっているんだと改めて感じさせられました。本を読んでいる時にはなかったイメージが、脚本になって膨らみ、さらにそれがお芝居になって立ち上がってきて、仕上がりに驚くことも。その変化がとても興味深く、きっと見る方の度肝を抜く作品になっていると思います。分かりきった作品になっていない点は魅力のひとつではないでしょうか。

悪に立ち向かうには情報が命綱。標的の詳しい話を情報屋の半造(柳沢慎吾)から聞き出す

 これまでさまざまな作品でお世話になった片岡敬司監督もそうですが、『善人長屋』の一色隆司監督もまた、役者まかせにせず、しっかりと演出してくださる方。その点も作品に生きていると感じています。特に溝端くんが演じる加助のキャラクターは、本読みの段階で監督としっかり意見交換をされている姿を拝見しました。そうして作り上げた役は、私が想像していたものとは全く違い、とても新鮮で面白く感じました。

困った人を見つけては長屋に連れ帰るトラブルメーカーになるとは知らず、加助(溝端淳平)を快く店子として受け入れる

 夫である儀右衛門役の吉田さんも娘に甘い役だけれど、若い子にデレデレする今どきのオヤジには見えないようにしたいとおっしゃっていましたが、そんなふうに全ての出演者がそれぞれの役と向き合って作り上げた作品です。今後もシリーズ化していけばいいなと感じるほど魅力的なのはもちろん、真摯な共演者に恵まれたという点でもいい作品に出会ったと思っています。

儀右衛門(吉田鋼太郎)の肝の据わった覚悟に、「いい男だねぇ、惚れ直したよ」
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敬称略

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