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沢村一樹 沢村一樹

沢村一樹俳優さわむらいっき

1967年生まれ、鹿児島県出身。ファッションモデルとして活躍し、1996年俳優デビュー。以来、TBS系の「浅見光彦シリーズ」など幅広い役柄を演じ、ドラマ、映画、CMと多方面で活躍する。NHKでは、2002年の『お見合い放浪記』をはじめ、大河ドラマ『利家とまつ~加賀百万石物語』『篤姫』など出演作多数。また、バラエティー番組では『サラリーマンNEO』や『東京カワイイ★TV』のMCなどを通じ、若者たちから圧倒的な支持を集めた。2017年の連続テレビ小説『ひよっこ』にも出演。

大河ドラマ 利家とまつ~加賀百万石物語

大河ドラマ 利家とまつ~加賀百万石物語

インタビュー

 大河ドラマに初出演させていただいたのがこの作品。高山右近の銅像のある石川県に、前田家家臣・前田長種役の辰巳琢郎さんと大河ドラマ関連のイベントのため出かけたりして、楽しかったですね。それから、歴史上の実在の人物を演じるために自分なりにいろいろと調べ、役作りに生かしたこともよい思い出です。

 高山右近は、キリスト教弾圧が高まる中、最終的にマニラへと追放されてしまうという悲劇的な生涯を送ります。ところが追放先のマニラでは、国賓級の大歓迎を受け、とても手厚くもてなされたそうなんですね。歴史の教科書などで、“キリシタン大名”のひとり、ということぐらいしか知らなかったので、その事実を知ったときは驚きました。彼は、命をかけて宗教を守り抜いた人。そして、そういう生き方を戦国乱世の中でも貫いた人。

そんな右近を演じるにあたり、諸大名の中でも別格の高潔さを大切にしようと思いました。前田家に保護された身ではありましたが、右近の理知的な面や洗練された雰囲気を、少しでも醸し出せたらいいなと。でもきっと、右近は生まれる時代を間違えたのかも。戦国大名としては優しすぎた人だったのかもしれませんね。

連続ドラマ ニコニコ日記

連続ドラマ ニコニコ日記

インタビュー

 連続テレビ小説『ひよっこ』でも共演する木村佳乃さんとご一緒した、思い出深い作品です。実は木村さんとはこの作品の数年前に『理想の上司』(TBS系)というドラマでも共演していたんです。僕がちょっと嫌な上司役で、彼女は部下のOLのひとりだったかな。そのころ木村さんは20代になりたてだったと思うのですが、とてもしっかりしていて、年齢よりも落ち着いた印象でした。『ニコニコ日記』の撮影でも、いつも笑顔を絶やさず、それでいてさりげなく主演として人に気配りをされていたのが印象的でしたね。

 この作品で僕の演じる高橋晃太郎という役は、木村さん演じるケイの恋人役でしたけど、今思えばちょっと女性に理解の足りない人かなぁ、とも思います(笑)。まあつまりは、ごく普通の男性ということかな。ケイを見守り続けてはいるのですがね。

今回の『ひよっこ』では、木村さんと夫婦役を演じます。お互いに結婚し子どももできて、それぞれに“親”という目線で話ができるのがまた新鮮です。僕のほうが年齢は上ですが、お互いに仕事をしながら子育てを頑張っているので、今まで以上に近いものを感じています。いい夫婦を演じられるような気がして、とても楽しみです。

サラリーマンNEO

サラリーマンNEO

インタビュー

 このキャラクターの以前から、僕は「連続サラリーマン小説・がんばれ川上くん」というコーナーに出ていました。ところがある時、撮影スケジュールの僕のところに「セクスィー」という欄があり「○」がついている。意味がわからないまま、いつも通り川上くんを撮り終えて「おつかれさまでした!」って帰ろうとしたら、「沢村さん、セクスィー部長が残ってます」ってスタッフが慌てて止めに来て。「え? セクシー部長!?」と、耳を疑いました。そこから慌てて台本を読んで、何がなんだかわからないまま、カツラ合わせをしたという思い出があります。それがものすごい反響をいただきまして。でも、僕自身はその人気の理由がよくわかっていない部分もあったんです(笑)。そのおかげで、飽きずに演じ続けられたのかもしれませんね。

 そういえばセクスィー部長が、一度だけ黒いズボンを履いて登場したことがあるんですよ。2回目の撮影のときでした。1回目を撮り終えて、プロデューサーと監督が「こりゃ、さすがにやりすぎたかも知れない……」って(笑)。そしたら視聴者からの意見があって元の白いズボンに戻したんです。ある意味“幻の回”になりました。

セクスィー部長をやるときには、僕は3日前からニンニクを絶っていました。相手のすぐ近くでセリフを言うようにしていましたし、名だたる女優さんがこのコーナーには出演されるので。また、この作品は生瀬勝久さんほか舞台出身の俳優さんも多数出演されていたので、俳優として表現の勉強にもなりました。セクスィー部長は目をぐっと見開くのが特徴なんですが、実はあれ、生瀬さんの表情の真似なんです。本人にはずっと内緒にしていましたけど(笑)。

大河ドラマ 篤姫

大河ドラマ 篤姫

インタビュー

 鹿児島県出身なので、郷土ゆかりの物語で大河ドラマに出演できとても光栄でした。小松清猷(きよみち)のことは全く知らなかったんですけどね。しかも、最初のころに出て来て琉球行きとなり消えてしまうので、「『篤姫』に出てたんだよ」って言っても「ほんとに?」って信じてもらえないことも(笑)。

でも、こんなすばらしい人が、江戸の末期に地元で活躍していたんだなと思い感慨深かったです。清猷は、篤姫(宮﨑あおい)や小松帯刀(瑛太)が幼いころ、私塾を通して学問を教えますが、当時はまだ女子が学問なんてとんでもないという時代。でも、清猷は身分や性別で人を分け隔てせず、古い考えにとらわれない柔軟な人。だから、大久保利通や西郷隆盛らからも、実際によく慕われたんでしょうね。残念ながら史実としては、篤姫とはそんなに接点はなかったようですけれど。

沢村さん演じる清猷を師と慕う小松帯刀(瑛太)

 撮影現場では、あおいちゃんと瑛太くんがよく“しりとり”をしていたのを覚えています。それも普通のではなく、相手が言った言葉を数珠つなぎにつなげていく難しいやつ。例えば、「ゴリラ」「ラッパ」ときたら、次の人は「ゴリラ、ラッパ、パイナップル、ル……」と全部言うの。すごい大変! それを本番前にずーっと二人でやっていて(笑)、「沢村さんもやります?」って聞かれて。出来ないよ!自分のセリフでいっぱいいっぱいなのに、と思いましたが、あおいちゃんこそ主演で長いセリフもたくさんあるのに「すごい女優さんだなぁ」って思わされました。

連続テレビ小説 ひよっこ

連続テレビ小説 ひよっこ

インタビュー

 有村架純ちゃん演じる主人公・谷田部みね子の父親役です。谷田部家は茨城の小さな農家ですが、僕は借金の返済のため一年の大半は東京で暮らしているという役どころ。でも、この物語は、離れていても常に家族がお互いのことを深く思い合っているな、というのを脚本から強く感じます。

 脚本の岡田惠和さんとはこれまでも何度もお仕事をご一緒させていただいていますが、今回も人々の心の温かさをとても丁寧に描いている物語だなと感じつつ、楽しんで役に取り組むことができています。ただ、僕は最初の1週間で家族の前から姿を消してしまうので、その短期間の中で家族との絆をしっかり見せなければと、いろいろ試行錯誤しているところです。

 でも、何より頭を悩ませたのは茨城弁ですね。ちょっとイントネーションや濁点のつけ方を間違うと、東北弁になってしまうんです。方言指導の方にもアドバイスいただきましたが、あとはインターネット動画で茨城出身のお笑いタレントの方のしゃべり方とかを何度も聞くようにしていました。その成果が出ているかは、ぜひドラマを見て、お確かめください(笑)。

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