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成海璃子 成海璃子

成海璃子女優なるみりこ

1992年生まれ、神奈川県出身。2000年デビュー。07年、映画『神童』『明日の私の作り方』で山路ふみ子映画賞新人女優賞を受賞。以降、テレビ、映画など主演作多数。主な出演作に、ドラマ『瑠璃の島』『ハチミツとクローバー』『黒い十人の女』、映画『無伴奏』など。NHKでは、大河ドラマ『平清盛』、土曜時代劇『咲くやこの花』、土曜時代ドラマ『みをつくし料理帖』など。若者の間で落語ブームを巻き起こした、大人気コミックが原作のドラマ10『昭和元禄 落語心中』では、小夏役を演じる。

土曜時代劇 咲くやこの花(2010)

こい役

土曜時代劇 咲くやこの花

インタビュー

 8年前の作品ですが、よく覚えています。懐かしいですね。私が演じたのは、目立たずに生きることが目標の少女・こいでした。師匠である佐生はな(松坂慶子)の言葉や、浪人・深堂由良(平岡祐太)との出会いにより、「百人一首かるた腕競べ」に出場することを決意。夢も志もなかった少女が少しずつ変化していく物語です。

 この作品では、百人一首を覚えたり、初めての時代劇ということもあり所作など難しいこともありました。

漬物屋の一人娘・こいは目立つことが嫌いな性格
裏長屋に住む浪人・由良(平岡祐太)の言葉に動かされ、“かるた腕比べ”に出ることに…

 楽しかった思い出もたくさんあります。隣に住む幼馴染の父・信助役の佐野史郎さんには撮影後、食事に連れて行っていただき、とてもよくしていただきました。母・ソメ役の余貴美子さんなど、キャストのみなさんが本当の家族のように感じられ、アットホーム雰囲気でした。この作品のスタッフの方と、その後も他のお仕事でお会いするたびに、いまだに「楽しかったね」と話しています。とても良い現場でした。

 脚本の藤本有紀さんの作品には、この後も『平清盛』や『みをつくし料理帖』と出演させていただきました。藤本さんの本はどれも大好きで、せりふが特に好きですね。そこにも注目して見ていただきたいです。

恩師・はな(松坂慶子)と勝負の時!

大河ドラマ 平清盛(2012)

滋子/建春門院役

大河ドラマ 平清盛

インタビュー

 大河ドラマ初出演の作品です。大河の現場は、入れ替わり立ち替わり豪華な出演者の方々が登場するので、お祭りのようでした。また、勝手がわからず、常に緊張もしていました。

 私が演じました滋子は、平清盛(松山ケンイチ)の妻・時子(深田恭子)の妹という間柄でした。天然パーマという設定のためクルクルとカールしたカツラでしたし、初登場シーンでは兄・平時忠(森田剛)にアッカンベーをしたりとユニークな役をいただきました。風変わりな後白河上皇(松田翔太)に気に入られ、彼の元に嫁ぐことになるのですが、松田さんとはこの作品の前に何度か共演経験もありました。仲良くさせていただいていたので夫婦役ができて良かったです。

見事な巻き髪を持つ滋子は清盛(松山ケンイチ)の義理の妹
清盛の意に背き、後白河上皇(松田翔太)の后(きさき)となる

 基本的にはセットの中での撮影がほとんどでしたが、一度、清盛と縁が深い宮島・厳島神社に行ったことを覚えています。松山さん、平盛国役の上川隆也さんとロケに行きとても楽しかったですね。

 大河ドラマの主演は想像できないほど大変だと思いますが、大河の座長を務められた松山さんを尊敬していますし、清盛役は本当にぴったりでした。大河ドラマは長いつきあいになるので、みんなで食事に行ったことも良い思い出です。

後白河上皇を支え、平家と皇族の架け橋となった

特集ドラマ 海底の君へ(2016)

手塚真帆役

特集ドラマ 海底の君へ

インタビュー

 このドラマは、「いじめを考えるキャンペーン」の一環として企画された作品です。藤原竜也さん演じる前原茂雄は、中学生の時に受けたいじめが原因で大人になっても、後遺症に悩まされ、就職もできずアルバイトで生活を送っています。私は、そんな彼と偶然に知り合い、支え合っていく手塚真帆を演じました。彼女の弟もまた、同級生に盗みの責任を押し付けられたり、体に落書きをされたりとひどいいじめを受けていました。弟をいじめから守りたいと悩む彼女を演じるのはとても辛かったですね。いじめについて本当に考えさせられる脚本でした。

真帆が出会った茂雄(藤原竜也)は中学時代に受けたいじめで心に深い傷を負っていた
真帆の弟・瞬(市瀬悠也)もまた学校でひどいいじめを受けており…

 物語の中盤、茂雄が中学時代にいじめで投げ込まれた海に飛び込み、二人で助け合う印象的なシーンがありました。藤原さんが先に飛び込んだのを追う形ではなく、私から飛び込まなければならずとても覚悟が必要でした。本番一度きり、失敗ができない場面でしたので、緊張しましたね。高さも結構あったのですが、恐怖心よりもやるしかないという思いで飛び込みました。

 いじめという重いテーマではありましたが、藤原さんが明るい方なので、現場も自然と明るくなりました。監督をはじめ、とても良いチームで作り上げた作品でした。単発のドラマではありましたが、今でもたくさんの方々に見てもらいたい作品です。

京都発地域ドラマ ワンダーウォール(2018)

三船香役

京都発地域ドラマ ワンダーウォール

インタビュー

 この作品は、京都のとある大学の学生寮「近衛寮」をめぐる物語です。建物の老朽化から寮の建て替えを主張する大学側と、築105年、代々受け継いできた寮を補修しながら存続させることを希望する寮生たちの対立が描かれています。

 私は撮影の中盤から参加しました。撮影初日が、学生課で寮生たちと対峙する重要なシーンだったので妙な緊張感がありました。

 初めてこのドラマのお話を聞いたときは、まだ台本がない状態でしたが、脚本を担当された渡辺あやさんとお仕事をご一緒できるなら絶対にやりたいと思い参加しました。放送後は、いろんな方から反響をいただき話題になったと聞いています。たくさんの方に見ていただけたことが何よりうれしかったです。

京都 築105年の学生寮“近衞寮”
老朽化を理由に建て替えを計画する大学側と、反対する学生が壁越しに対立
寮生を率いる三船(中崎敏)、対するは学生課の職員・香

 一番こだわったのは、物語の後半に、寮で私が言うせりふです。脚本を読んだ時点で、すごいことを言うなぁと注目していた部分なので、どう話せばいいか話し合いをして、何回もリハーサルを重ねましたし、自分自身すごく試行錯誤しました。この物語のとても重要な役をやらせていただいたと思っています。この作品に関わることができて本当に光栄です。

近衞寮を訪れる香
香は寮生の三船に伝言を頼む

ドラマ10 昭和元禄落語心中(2018)

小夏役

ドラマ10 昭和元禄落語心中

インタビュー

 落語を題材にした雲田はるこさんの漫画を実写化した作品です。落語家・八代目有楽亭八雲(岡田将生)の養女であり、天才落語家・有楽亭助六(山崎育三郎)の娘・小夏を演じています。

 作中で落語を披露する場面があり、初めて落語に挑戦しています。出演が決まってから寄席に足を運び、勉強を重ねました。自分自身でもちゃんと楽しめるようになりたいなと思っているのですがなかなか難しいですね。考えても仕方がないので恥をいっぱいかこうという気持ちで稽古をしています。

小夏は名人・八代目有楽亭八雲(岡田将生)の養女だが2人の仲は悪く…
八雲の弟子・与太郎(竜星涼)にせがまれて小夏が落語を披露する

 原作が本当に素晴らしくて、この作品に絶対に参加したいと思いましたが、ファンの多い原作を演じることに難しさも感じています。漫画とはまた違った、私なりの小夏を演じられればと思っていますが、あの素晴らしい原作が時折チラチラと頭をよぎるんですよね。反省することも多いけれど、本当に大好きな役です。思い入れが強い分、小夏の心情は特に丁寧に表現したいと思っています。

 落語のシーンともう一つ、初めて挑戦させていただいていることが後半で明らかとなりますので、そちらも是非注目して見ていただきたいです。また、八雲との関係や、小夏にも大きな変化が起こります。見所しかない作品ですので、ぜひ最後まで見守っていただきたいです。

小夏の父・助六が十八番(おはこ)にしていた“野ざらし”を披露する八雲
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