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朝倉あき 朝倉あき

朝倉あき女優あさくらあき

1991年生まれ、神奈川県出身。2006年に東宝シンデレラオーディションに応募したことを契機に、芸能界へ。07年、主な出演作に『下町ロケット』シリーズ、『沈まぬ太陽』『グランメゾン東京』『24 JAPAN』、映画『かぐや姫の物語』(声の出演)『四月の永い夢』『七つの会議』など 。NHKではほかに、初主演作となったドラマ8『とめはねっ!鈴里高校書道部』や、連続テレビ小説『てっぱん』『純と愛』、大河ドラマ『江〜姫たちの戦国』『おんな城主 直虎』などに出演している。

NHK大阪放送局開局80年ドラマ 帽子(2008)

竹本世津役

NHK大阪放送局開局80年ドラマ 帽子

インタビュー

 老いた帽子職人・春平(緒形拳)が初恋相手の世津(田中裕子)に会うため、旅に出る物語でした。デビューしたてで右も左も分からない時期で、自分がいただいた役の重みを分かっていなかったと思います。世津の19歳のころを演じましたが、田中裕子さんと同じ人物を演じることを不思議な気持ちで受け止めていました。

帽子職人・春平(緒形拳)の幼なじみだった世津

 また、ご一緒するシーンはありませんでしたが、主演の緒形拳さんの存在感がすごかったですね。本読みなどで顔を合わせる機会があり、想像以上に泰然自若とされていて穏やかな方でした。当時は緒形さんと共演させていただくのが、そんなにすごいことだと気づかずに楽しくお話させていただいた記憶があります。でもその後、さまざまな経験を重ねるうちに、次第に自分のなかで記憶に残る作品になりました。

春平は、世津が東京で暮らしていることを知り、会いに行く決意をする

 世津は母親のお腹にいたころに胎内被爆していて、差別や病気の恐怖と闘っている女の子でした。私の勝手な印象ですが、そういった困難を抱えている人ほど穏やかな雰囲気を持っているように感じたので、役を演じるにあたって、バックグラウンドをあまり感じさせないように意識しました。また、黒崎(博)監督が優しく丁寧に演技をつけてくださったので、考えすぎず素直に演技ができたと思います。

病弱な世津の世話をしていた若き日の春平(笠原秀幸)

 若いころの世津にとって、春平さんは兄のような存在でした。気心の知れた仲で、お互いに好意を持っていたものの、行き違いから離ればなれになってしまいます。何十年かが経ち、世津が死を目の前にしていることを知った春平が再会のために旅に出るのですが、当時、台本を読んで物語の繊細さに胸を打たれたことを覚えています。

とめはねっ!鈴里高校書道部(2010)

主演・望月結希役

とめはねっ!鈴里高校書道部

インタビュー

 初めての主演作品でした。柔道少女が書道に目覚めるお話で、演じた結希はとにかく元気なキャラクター。当時の私はまだ10代、共演の池松壮亮さんも大学に入ったばかりだったと思います。高校生の役でしたが実年齢に近い設定で、みんな仲の良い現場でした。

ひょんなことから書道部に入ることになった結希

 恥ずかしい話ですが、俳優のお仕事を始めるまでは友だちが少なく、本ばかり読んでいるような子だったんです。ですから『とめはねっ!』で同年代の人たちとワイワイやっているのが本当に楽しくて。監督からは「あさくら〜!違うだろう!!」と怒られてばかりでしたが、まるで本当に学校に通うようにイキイキと毎日を過ごしていたのが印象に残っています。

鈴里高校書道部は廃部寸前の弱小チーム

 書道家の石飛博光先生にしごかれたのもいい思い出です(笑)。すごく優しい方で今も尊敬しているのですが、当時は先生と接して「道を究めるとこんなふうになれるんだ」と憧れていました。そんな方に指導していただき「(私も)すごいものになれそうな気がする」と思いながら撮影していました。

字が下手な結希は「一」の書き方から学び始める

 また、インターハイで優勝するほどの柔道部員でもあったので、道場に通い、柔道着を買ってお稽古(けいこ)もしました。アクション指導の方から「俳優は体も鍛えておかなければいかん」と言われ、あざを作りながらも個別練習も頑張りましたね。あの道場ではさまざまなことを学べたと今も思っています。

柔道では全国大会出場の実力の持ち主

大河ドラマ 江〜姫たちの戦国(2011)

なつ役

大河ドラマ 江〜姫たちの戦国

インタビュー

 大河ドラマに初めて出演した作品です。お話をいただいたときは「うれしい」の一言でした。江戸時代がすごく好きで「ずっと憧れていた時代の世界観に入ることができるんだ」って、わくわくしながらクランクインを待っていました。

徳川秀忠(向井理)の奥女中・なつ

 実際に現場に入ってみると、ほかの作品よりも大勢のスタッフさんがいらして、みなさん黙々と働いていらっしゃり、時間をかけて丁寧に制作されているといった印象を受けました。江戸時代を舞台にした作品だったので、ざわざわがやがやと賑やかな雰囲気かと思っていたので意外でしたが、その分、静けさから大河ドラマの歴史が伝わってくるようでした。

秀忠の子を身ごもってしまう

 また主役の江を演じる上野樹里さんとの共演も印象的でした。あまり年が変わらないのに主演として現場にいらっしゃるたたずまいを拝見し、勉強させていただきました。私が演じたなつは秀忠(向井理)の子どもを懐妊した奥女中で、江にとってはライバルとなる役柄。そんなふたりが膝を交えて話すシーンがあり、当初の楽しみにしていた気持ちは緊張で一気に吹き飛びました。思い出深いです。

秀忠の正室・江(上野樹里)と対面する

 撮影では当時の扮装が出来ることも楽しみだったのですが、下げ髪に打ち掛けの衣装だったので、初大河で初時代劇に挑戦することになった私には所作がとても難しかったです。懐妊しているという設定もあって激しい動きはなかったものの、気持ちで動くと所作がついてこず、時代劇でのお芝居の難しさを学びました。この経験で気構えが作られ、その後出演した『おんな城主 直虎』や『青天を衝け』には生かされていると思います。

BS時代劇 小吉の女房(2019)

花里役

BS時代劇 小吉の女房

インタビュー

 勝海舟(鈴木福)を育てた型破りな夫婦、父の小吉(古田新太)とお信(沢口靖子)を描いた幕末のホームドラマ『小吉の女房』では、お信(沢口靖子)と歌を通じて心を寄せ合うことになる花魁(おいらん)の花里役を演じました。

勝海舟(鈴木福)の両親、小吉(古田新太)とお信(沢口靖子)夫婦の物語

 大河ドラマ『江』で初めて時代劇に挑戦して以来、ずっと時代物には憧れの気持ちを持ち続けてきたのですが、『小吉の女房』で花魁を演じるなかで、その憧れの気持ちと現実とのギャップを感じるようになったのが印象に残っています。というのも、華々しい衣装を身につけたときにふと「自分のお芝居の仕方を変えなくちゃいけないな」と感じ、そこから少しずつ時代劇の見方や考え方が変わっていったように思うんです。

大火に見舞われた吉原からやってきた花魁・花里

 それまでは等身大で役を演じることができていたのですが、いざ花魁の衣装を身につけたときに、共演者や現場の環境、衣装やメイクなど様々なものに助けられてきたんだと気づいたんです。これからは自分自身も思い描いている以上のものを抱えてお芝居に臨まないと、時代劇の世界に追いついていけない、憧れだけでは役を全うできないと感じた作品になりました。

花里の思い人・磯貝半次郎(河合龍之介)

 また主演の沢口靖子さんは一度は共演してみたい方だったので、ご一緒できてとてもうれしかったですね。私が言うのもおこがましいですが、テレビで拝見していたときのイメージとは少し違い、幼い少女のようにピュアな方。それがまぶしく感じるほどでした。とことん役に向き合ってお芝居をされる姿も拝見し、その姿勢にもとても感動しました。いろいろなお話をするなかで、沢口さんのご自身に厳しい一面と底抜けに明るい一面を感じて「だからあんなステキなお芝居になるんだな」と、魅力を目の当たりにしました。

半次郎と結ばれるための願掛けの歌を、お信に教わる

プレミアムドラマ やっぱりおしい刑事(2021)

尾藤涼子役

プレミアムドラマ やっぱりおしい刑事

並外れた推理力で犯人を追い詰めるものの、いくつも最後に事態が急転、手柄を同僚に横取りされる“惜しい刑事”こと押井刑事の残念な活躍を描く!
朝倉あきは第1話に登場。4人の容疑者のうちの1人。

原作:藤崎翔 脚本:宇田学 音楽:田渕夏海

大河ドラマ 青天を衝け(2021)

大隈綾子役

大河ドラマ 青天を衝け

インタビュー

 大隈重信(大倉孝二)の妻・綾子は一般的に賢妻のイメージがあると思います。人間臭さが目立つ大隈より、もう少し腰が据わっていて、どんと構えているような女性かなと思いますね。とにかく仲が良くて、お互いに支え合い、補い合うバランスのとれた夫婦になればいいなと思っていました。大隈を演じる大倉さんのたたずまいがしっかりされているので、その人物像を感じながら演じることを心がけたつもりです。

大隈重信(大倉孝二)の妻・綾子

 主人公の渋沢栄一(吉沢亮)をはじめ、伊藤博文(山崎育三郎)、井上馨(福士誠治)らが事あるごとに訪れ、激論を交わす大隈邸でのシーンは、男性陣のなかにいても主として動じずに居ようと心がけています。最初は気負いもありましたし心配でしたが、不思議と居心地が良くて自然体でいられたのは良かったです。それに、ああいった場所にいられることが楽しく、撮影を前にいつもワクワクした気持ちになっていました。

“築地梁山泊”こと大隈邸に集まってくる栄一(吉沢亮)たちをもてなす

 また印象深かったのは、アメリカ前大統領のグラントをもてなした時のこと。なんと綾子はおすべらかしに打掛と袴姿で「ごきげんよう」と登場し、周囲をアッと言わせるんです。武子さん(愛希れいか)はドレス姿でしたし、奥様方はみんな豪華で華やかな衣装を身につけていて、改めて衣装の力を感じさせられました。実際にはもっと活躍された女性がいらしたと思いますが、『青天を衝け』で描かれるのは私たち数人だけだったので、日本の発展に力を尽くしているという気持ちを忘れないように演じました。

アメリカ、グラント夫妻の歓迎会
綾子は打掛姿で登場

 ドラマ上では大隈さんが政府を追われ、築地梁山泊も一気に寂しくなりました。でも、綾子さんと奥様方との関係は続きますし、男性たちもたとえ政敵ではあっても、そこには変わらぬ信頼関係があり、生涯にわたって助け合って国を強くしていこうと励みます。そんな姿を一番良く理解しているのは奥様たち。築地梁山泊で熱く語り合っていた頃の良き関係は彼女たちの支えや交流とともに、最後まで続いていくのではないかと思っています。

歓迎会の準備のため大隈邸で開かれた“明治の女子会”
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